褒められない部下への対処法
褒めるときは「基準」が必要です。
その基準を満たしたときのみ褒めましょう。褒めるときの基準は、会社、上司として望む『行動』と『結果』です。そのことを、事前に部下に伝えておき、それをクリアしたときに褒めれば良いのです。
しかしながら、褒めることができない部下も中にはいますよね。
そのときは褒めるよりも手軽に行える「承認」すればよいのです。承認とは、相手の存在自体を認めることで、褒めるよりも頻度多く行えます。
例えば、後輩スタッフのサポートをしっかり行っていることに対して“頑張っているね!”と伝える=「労い」。任せた仕事にしっかり取り組んでいることに対して“ありがとう”と伝える=「感謝」。もっと簡単なことであれば、朝一番のメールに対して、即時にレスポンスメールを返して“おはよう!”と伝える=「挨拶」なども承認です。
自宅で一人テレワークをしている部下は孤独感を抱きがちです。
そうなると、モチベーションも下がってしまいます。上司から承認されることで自己肯定感が高まります。
自己肯定感が高まれば、自信を持つことができ、仕事をすることへのモチベーションも高まります。頻度多く承認メッセージを投げかけて承認していきましょう。
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