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ベランダでULコーヒーブレイク
フューチャー・デザイン・コンソーシアム代表の岡本です。これまでnoteではずっとコンソーシアム絡み、ウェブデザイン絡みで書いてきましたが、他のネタも投下しながら、しばらくは続けようかなと思っています。ということで、研究室の「気まぐれ雑記」や友達限定のfacebookなどで細々と書いてきたアウトドア絡みのことも気まぐれに書いていこうかなと思っています。いろいろな仕事をしていると、楽しくない仕事や書きたくない文章ともたくさん向き合わないといけないのですが、ここは書きたいことしか書きません!!
今回はこの1年くらいハマってきているウルトラライト(UL)絡みの話。ソロキャンプ歴5年にして徐々にUL熱が高まっていき、ベースウェイトを減らすことを常に考えたり、自作のタープでビビィ泊をして夜空を眺めながら寝ることに至福の喜びを感じたり、特に最近では、念願のFanny Pack v1.5をアメリカのHigh Tail Designsから取り寄せてULなEDC(EveryDay Carry)のセットを日々アップデートしたりしていました(ソレはまた別の機会にお披露目します)。
キャンプに行きたいのに行けないときはそもそもあまり時間がないから、じっくりMYOG(Make Your Own Gear)に取り組むこともできず、いきおい市販のULギアに手を伸ばしがちなのです。実は、既にコンパクトな山用クッカーセットは作っていて、去年の5月にそれで坊ガツルにも行っていました(本格的なテント泊登山は初!!)。ベルモントのロッキーカップを軸にしたULのクッカー・カップセット、チタンアルスト、自作のテーブルとフードコジーで、特に不満はありませんでした。ソロキャンプの焚き火飯に比べると、お湯を沸かして作るだけの食事は確かに味気ないのですが、山で食べると格別で、私は結構これも気に入ったのでした。
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そして、10月末に熊本に行って以降、なかなかキャンプに行けない日々が続き、前々から気になっていたギアをコツコツ買い集め、憧れのBLUENOTEstove set+Ti 400FD Cupを中心にエバニューで固めたULクッカーセットを作ってしまったのでした。400FDをカップとして使うことももちろんできるのですが、飲み物用にはやはり別にカップがあったほうが便利なので、SEA TO SUMMITのX-カップ(多分もう廃盤なのを、たまたま購入できました)を合わせることに。これがもう、400FDにはこれ以上ないほどのシンデレラフィットで。新しいフロンティアULカップの方が出来はいいのですが、サイズが大きいので400FDの中には入らないのです。
週末の寒空の下、ベランダでソロコーヒー会(2回目)を開いたのが次の写真です。家族の「寒いよ」という文字通り冷ややかな反応には目もくれず、ベランダにセットしてブルーノートストーブのプレヒートプレートに火を付けました。エバニューのチタン風防(Ti 9G Windshield)は一部自分で加工しないといけなかったり、1回目のソロコーヒー会で400FDのハンドルの下側のシリコンチューブが見事に燃えたので下側のシリコンチューブを切り離したりしないといけなかったりして、結局は手を入れないといけなかったのですが、それもまた楽し。
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実は、プレヒートプレート上のアルコールに着火するのが何気に難しいのです。最近気に入っているBICミニライターだと、下から上にあがる炎を使って、下に置いたプレート上のアルコールに火を付けないといけないので、とてもやりにくいのです。ターボライターだと下向きにも火を向けられて簡単なのですが、愛用しているSOTO マイクロトーチ Activeでも400FDのセットに入れるにはサイズ的にちょっと厳しいのです。
今回は新たに導入したペンギンゴーイングのフリント式ファイヤースタータ(フリント式ライターの着火部分だけを取り出したようなもの)を使いました。火花はバシッと出るものの、ちょっと手が痛いのと、着火させるにはやはりコツが必要で、何度もチャレンジしました。これが一発でできるようになるとカッコイイですね。ちなみに、私はアルストへの着火にはフェロセリウム棒のファイヤースタータをよく使うのですが、結構な火花を出しても一発で着火できることは少ないのです(火口への着火の方が得意です)。
次はEDCの紹介をするかそれとも・・・