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人と違うことを恐れる人と好む人の違いとはなにか
自分の今までの人生を振り返った時、自分は人と同じ事はしたくない、人とは違う事を好むタイプだという事に気付きました。
そして世の中には、2種類の価値観があると思います。それは、「人と違うことを恐れる人」と、「人と違うことを好む人」です。
では、その違いを見ていきましょう。
■人と違うことを恐れる人
人と違うことを恐れる人は、人が集まるところの頂点を求めます。それが優れていることだと感じます。偏差値70の高校やオンラインサロンなどのコミュニティがあげられるでしょう。
■人と違うことを好む人
人と違うことを好む人は、人がいないところを求めます。それが優れていることだと感じます。珍しい進路や受験で扱わないような専門的な学問や、人が少ない秘境の地などがあげられるでしょう。
私の場合は、人と違うことを好む人です。
今までの人生を振り返った時、何かの決断を迫られた時は、必ずと言っていい程、人とは違う決断をしてきたからです。
個人的な感覚としては、世の中には人と違うことを恐れる人が多数を占め、人と違うことを好む人が少数派だと感じています。正確な数字はわかりませんが、人と違うことを恐れる人が多いのは間違いないでしょう。
また、世の中を動かすのが「人と違うことを恐れる人」で、世の中を変えるのが「人と違うことを好む人」だと思っています。人と違うことを好む人は、周囲から距離をおいて辺境の地にいたりすることもあるでしょう。社会の真ん中から離れていくこともあるでしょう。そうすることで自分を保てるのと、世の中を俯瞰してみれるからだと感じています。周囲からは理解されにくいですが、自分の感覚に正直に生きてきたので仕方ありません。
自分はもしかして周囲に合わせられない社会不適合者なのかなと思う時もありましたが、不確実性の高まった現代においては、人と違うことを恐れる人では未来を切り開けないでしょう。実際問題として新型コロナウイルスなどの地球的規模の生物災害(バイオハザード)が発生し、今までのルールや人と同じ事を良しとする価値観では通用しなくなって来ました。そういう理由から、私は先日まで、会員数4万人を超える「西野エンタメ研究所」のメンバーでしたが、辞める決断をしました。
このような「VUCA時代」においては、今までにない考えや人とは違うことを発想し行動する人が求められています。そういう意味では、人とは違うことを恐れずに、「人とは違うことを好んで生きてきた人」の価値がますます高まっていくと言えるでしょう。
■まとめ
・人は本質的に「人と違うことを恐れる人」と「人と違うことを好む人」の2種類の価値観に分けられる。
・会員数4万人を超える「西野エンタメ研究所」を退会し、人とは違う道を選んだ。
・VUCA時代においては、「人と違うことを好む人」の価値が高まっていく。
・両者は価値観が異なりますが、適度な距離を持って分かり合えるといいなと思います。