思考サイクルマップ-デザイン思考とアート思考からの禅思考
おはようございます。思考サイクルマップ考案者のアルキメデス岡本です。
最近よく聞く言葉にアート思考というものがあります。
アート思考に関する本もいろいろ発売されています。アート思考ってなんぞやって思う方は購入して読んでみるといいかもしれません。
また、デザイン思考という言葉も以前から流行しています。最近やたらと○○思考というのが流行っていて結局なんやねんと思ってる方多いんじゃないでしょうか?
というわけで今回は、独断と偏見でシンプルに整理します。
○○思考は、探せば探すだけごまんとありますので、基本的にオススメな思考だけピックアップしています。だいたい以下の5つあれば充分でしょう。
■アート思考とは
アーティストのように問いをたて主体的な感情と直観を重視した思考。他人よりも自分起点で思考していき、他と同質化をしない違いを生み出す考え方。
■デザイン思考とは
ユーザーベースの視点でサービスやプロダクトデザインを効率よく進める為の思考体系。デザインシンキングとも言う。
■本質思考とは
データやデザインという有形の物をベースにした表層ではとらえられない、無意識の領域まで深掘りする思考。合理性や効率性を優先して見落とされるリスクに対して、長期的、大局的に捉える考え方。
■論理思考とは
いわゆるロジカルシンキング。物事を論理的に一貫していて筋が通っている考え方。主張、客観的データ、論拠をセットにすることで、議論の方法としてプレゼンなどで広く使われている。
■禅思考とは
思考を極限まで深めた結果、余分な物をそぎおとす引き算の思考。物事をシンプルに考え、自分自身の存在の真実を探すこと。みずからを律し、万物に感謝し、ムダを省き、生き方を見つめ直すこと。そんな根本的なことが禅思考につながります。
これらの思考には、それぞれ特徴がありどれかひとつだけが優れている訳ではありません。一見、この思考がベストだと思い込みやすいですが、人生やビジネスの状況によってそれぞれ使い分けていくのが本来の使い方のような気がします。アート、デザイン、ビジネスの関係性を大まかに分けると下図のようになります。
さらにそれぞれの思考がどの辺にあるのかを示すとこうなります。
完全に分かれている訳ではなく、相互に関連しながら廻っているイメージです。これらをうまく使い分けながら、高さ、広さ、深さを3Dイメージで広げていくと物事の本質が見えたり問題が解決したり、気持ちが落ち着いていったりと何かしらプラスになるかもしれません。
で、最終的に言いたい事は、、、