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朝まで生テレビ「激論!ド?する?!日本 新型コロナパンデミック」からみる日本のコロナ戦略
おはようございます。録画していた朝まで生テレビを今頃観てるアルキメデス岡本です。
この番組は、2020年3月28日(土)に放送されたものです。
現在の感染者数はこちらで確認できます。日本は1万人に迫って来ました。
国内の詳細データはここが見やすいです。
日本の新型コロナウイルスの感染者数は、統計上少なく発表されていますが、実際の感染者数はもっと多くいると思います。日本の危機管理体制の実情と検査方法など、この番組から最新情報を収集するといいと思います。
状況としては、これからの全国レベルでの外出自粛の効果次第で、感染爆発を封じ込めるかの重大局面に突入しました。とにかく、戦後最大の国家的危機である事に疑いの余地がありません。大胆でスピーディーな経済対策を行い経済活動の休業補償とセットで、感染爆発を防げるか政治的手腕が問われています。
とにかくこの番組を観ていて思うのは、この国は縦割り行政で決定するまでのスピードが遅すぎます。政府の政策方針も混乱して二転三転していていました。根本的に政府の政策決定プロセスは、科学的根拠となるデータが欠如していて論理的ではありません。
この番組で議論されているテーマは主に、ロックダウンさせて一時的に感染爆発を防ぐか、それとも集団免疫をつけさせながら経済活動を維持させるのかという点です。
イギリス、ドイツ、日本などが、後者の戦略を取っていたが、イギリス、ドイツは既にロックダウン戦略に変更した。一部では集団免疫戦略は現実的ではないという意見もあります。
実際にどちらの戦略が正しいのかは分かりませんが、これらの情報が国民にはきちんと届いていません。しかも、政府の政治判断は論理よりも、その場の感情や空気で決まっていく非合理的でお粗末なレベルです。日本の組織の不条理は戦後70年以上経った今も変化していないようです。
日本の歴史を観ていて思うのは、日本は短期決戦はそこそこ上手くいくけれども、長期的な戦いは不得意だなと。もう少し科学的データに基づいたファクトを重視した、論理的思考の戦略をもって臨んで欲しいですね。
政治家はそのデータに基づいて国民にもっと分かりやすく、新型コロナウイルスに対抗する生存戦略を説明する必要があると思います。
ちなみに、ドイツのメルケル首相のコロナ戦略を見事にまとめた記事を読むと、日本の安倍政権のコロナ戦略と国民へのコミュニケーションがいかにもの足りないか分かると思います。
さあ、どうする!?日本!
続きは、ジャーナリスト田原総一朗さんにお任せします!