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これが現実:5kmTT:2024.06.23

トラック競技の難しさ、なのかな、、

【ランニング:レース】シューズ:MAGIC SPEED3
META:Time Trials JAPAN SERIES 2024 in KANTO  5000m
公式記録 21分26秒

Garminの手元計測
5.16km  21:24  4:09/km  162bpm


 いよいよやってきました、5kmタイムトライアルの日です。アシックス主催でAGFフィールドのトラックで行われましたが、陸上競技場で走れる貴重な機会なので楽しみにしていました✨🏃‍♂️

レース前までの調整

 3月の板橋マラソン5kmから、今日(と来週のハーフ)に向けて着々と走ってきました。当初は強化ジョグメインで、5月くらいは割と調子良くて、Garminの予測でも20分ちょいの予測タイムが出てくることもありました。
 6月に入ってから働き方改革とは?!的な多忙のせいか、練習してるつもりでもパフォーマンスが落ちたり体調を崩したりで、GarminやStravaのパフォーマンスデータetc.が軒並み下降傾向でしたが、今は耐え時と目を背けていましたw

 あとは1ヶ月くらい前から今更ながらダニエルズやリディアードの本を読み漁って付け焼き刃のメニューを組んだりしましたが、結局先週末の謎の熱発からの不調の波で全部持って行かれたような直前期、、仕事の忙しさとトレーニングの両立をしながら体調管理することの難しさを改めて痛感したここ1ヶ月でした。

迎えた当日〜レース前〜

 自分は予選3組と割と序盤だった(全部で16組ありましたw)ので開会式的なのに間に合うくらいに現着。初めての会場だと勝手が分からずちょっと迷いましたが余裕を持っていったので問題なく受付終了✌️
 会場ではMCやスタッフの方々が、みんなが自己ベストを目指して実力を出し切れるよう始まる前から盛り上げてくれていました。ギスギスしてない良い雰囲気に包まれていて個人的にはこれだけでまた来たいと思いましたね。

最初の組みのレース中。幸い雨も上がりました。

 今回も家族が一緒に行ってくれた上に、娘(2歳)が自分も走りたいとか嬉しいこと言ってくれたので、アップがてらトラックの周りを一緒に1周回ったら(ほぼ歩きw)納得してくれました😂いつか親子ランあるイベントにエントリーしようと思います😏

 そのあと一人で2周くらい走りましたが、なんとなくやっぱり膝の調子が悪いのであまり温めきれなかったものの、無理せず一旦戻って水分補給などしてたら集合時間になりました。もう1周くらい走っておけば良かったかなと反省。

 前のレースが終わると、各組の選手が一旦集められた100mスタート地点付近から、一人ずつ会場アナウンスで名前が呼ばれ、実際のスタート地点まで順に走って向かっていきます。この辺りはアシックスのイベントへの熱意を感じます。テンションがイヤでも上げられます。
 ちなみに40人近くいるのでインスタートとアウトスタートでスタート地点が2箇所に分かれていました。5000m競技ってこういうものなんですかね?
 並びでインよりの方に配属されたのですが、一番大外に並んでしまったのは失敗でした。後ろに回っても良かったから内からスタートすれば良かったです(実際そういう選手が何人もいた)。

 スタート直前にペースメーカーが目標タイム毎に何人かつくことが知らされました。そういえば前のレースでもいたな、と思いつつ欲を出して目標の20分のペースメーカーについていくことにしました(この判断が凶と出るとはこの時はテンション上がってて思わなかったです)。

タイムトライアル開始

 号砲と共に駆け出します。とりあえず外にいたのでインに入ろうとしましたが、タイミングが難しく、アウトのスタート地点ギリギリで入ることになりやや危なかったです。中途半端に2レーン付近で走っていたらアウトの集団と合流、どんどん前に被せられてきて、それを嫌って外に膨らんで走ってしまいました。
 途中のアナウンスに気付くまでわかってなかったのですが、2レーンで走るだけでも1周で10mくらい損するんですね。その末路は後述します、、

 とりあえず、しばらくは20分ちょうどのペースメーカーの集団の後方についていくことにしました。が、体感としてちょっと速いな、と感じました。
 手元でみると3:55/km、やっぱちょっと速くね?でもこれくらいじゃないと後半を考慮すると20分切れないってこと?と混乱しつつも、素人はペースメーカーを信じるしかないので頑張ってくらいつきます(今思えば外走ってたから距離長くなった分ペース速く表示されたのかな?)

 集団後方なこともあり1kmを4分5秒くらいで通過。序盤のごたつきを考慮したらこのペースでもこんなもんか?と、手元測定や感覚とズレてる気がしたけど、もう後戻りできないと思い込んでしまいそのままのペースで突っ込んでいきます。

 その後、集団から若干遅れてしまいおじさまと2人でなんとか追走する1.5km頃。例によってロスにまだ気付かずおじさまと被って干渉しないように若干外めを走っておりました。
 結局おじさまのペースが落ちたのでパスして前を追走するも、集団から遅れたのを取り戻そうとしても後の祭り。さらに2km地点で自分もズルズルペースダウンし4:10/kmくらいまで減速します。たぶんこの頃にコースのロスについてのアナウンスに気付いた気がします(既に記憶が曖昧w)

 家族の応援に応える余裕も無くなった3km頃(多分)、おもえばこの頃からコース上の距離と手元の1kmラップのタイミングがかなりズレてるなとは思ってましたが、もうそんなこと考える余裕もなく心拍も170弱ではぁはぁ状態でした。

 20分30秒のペースメーカー、21分のペースメーカーにもそれぞれ抜かれてしまい、それについていこうとするも100mくらいで離されてしまう体たらく。遅い時は4:40/kmくらいまで落ちてしまいました。

 そんなこんなで心完全に折れた状態のラスト2周で先頭を走る数名にラップされました。てか申告目標タイム20分の集団じゃないのかよ、19分くらいでゴールしてるやん、ってちょっと思いましたがきっと努力の結果めちゃ速くなったのでしょう。

 最後の1周はなんとか少しペースを上げ、周りの声援にも励まされながらなんとかフィニッシュ。結果21分26秒と5kmレースではワースト記録になってしまいました。。

レース後

 ゴール直後に手元のGarminで見ても21分24秒とほぼ同じでしたが、よく見たら距離が5.16kmになってました。めっちゃロスしてるやん。。
 なんなら純粋な5kmのタイムではGarmin上やと20分47秒で2秒だけやけど自己ベストを更新してました。
 多分ラストスパートする前に5kmになったから、もしちゃんとロスなく走れていたら自己ベストは余裕で更新できていたのか、悔しい😂

 仮にロスなく走ってても20分を切るのは無理でしたが、それでもタイムとしては少しは成長していたんだな、というのを認識できたのが不幸中の幸いでした。

 あと、アシックスのRACE REPORTというサービスに申し込みをして、イベント限定でモーションセンサーを借りて走ったのですが、思ったより詳細に色々教えてくれて面白いですね。センサーを普通に買おうか迷うレベルです。
 そのレポートで見ると、平均ペースは4:05/kmで、手元のGarminや板橋の時の4:09/kmよりも速いですね。
 しかもレポート後半には、イーブンペースで走ってれば、4:02/kmで走れたでしょうって書かれてました。20分を切るにはまだ力不足のようですが、体調不良とかありながらも、ここまでトレーニングしてきたことが無駄じゃなかったと気付かせてくれてそれだけでもレポートに課金して良かったです。

レポートのサマリー画面

さいごに

 もし来年もまたこのイベントがあれば参加したいと思います。その時は今度こそ20分を切りたいですね。

 あと、参加者の半分くらいが、フラッグシップモデルのMETASPEEDシューズをレンタルしていたようで、やたら速い先頭集団勢も大半が履いていました。やっぱ同じカーボンでもそんなに違うの?と思ってしまいます🧐
 個人的には自己記録との戦いは同じ装備で比較したいと思ってしまってレンタルしなかったのですが、悔しい思いをした以上背に腹変えられないってのと、試してみたいって気持ちもあるので、次回参加する時はカッコつけずに借りようと思いますw

 なんだか不完全燃焼ながらも色々と成長もしたいい大会でした。
 これを励みに来週は何年かぶりのハーフマラソンに挑戦します。できれば自己ベスト、あわよくば100分切りたい、、なんて欲を出しながら何より怪我せずまずは完走することを目指して頑張ります。

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