【🇦🇹 ウィーン#3】本家ザッハトルテを食べて楽友協会でクラシックを楽しむぞ！

ベルヴェデーレ宮殿でクリムトの接吻やシーレの家族といった作品を堪能し、ホテルに戻って汗を流して再び観光スタート。ホテルからもほど近い場所にあるシュテファン寺院を巡り、本家ザッハトルテでティータイム。夕方からは予約していたクラシックコンサートを観るため楽友協会へ。ウィーンで楽しみにしていたイベントです。

ウィーンが音楽の都と呼ばれるには諸説あるようですが、ウィーンに暮らした有名な音楽家たちはいずれもウィーン出身ではなくて、海外や他の都市から集まって来ている。シューベルトはウィーン出身だが、モーツァルトもベートーヴェンもハイドンも、いずれも外からやって来た。ウィーンが中央ヨーロッパハプスブルク帝国の首都であったため、宮廷の楽団から貴族の楽団を通じて地方へ広がり、様々な国の音楽が首都であるウィーンに集まって発展していったのではないかという説があります。
また18世紀中頃から発展してきた楽譜出版業により周辺各国の楽譜もウィーンに集まるようになったことも音楽家たちが自身に磨きをかけることに貢献してきたとも言われています。

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karlsplatz

ベルヴェデーレ宮殿からカールスプラッツへ戻ってきました。ここから歩いても行かれるのですが、地下鉄駅もあるので1駅ですが地下鉄で Stephansplatz 駅へ向かいます。

Domkirche St. Stephan

地下鉄の出口を出ると目の前にどーん！とシュテファン大聖堂が現れます。事前にネット上の写真は何度も見てきたのですが、実物は想像を超える黒さ（重厚感）を感じました。

Domkirche St. Stephan

ウィーンのシンボル的存在でもあり、ユネスコの世界遺産にもウィーン歴史地区として2001年に登録されています。ここに眠っている歴史上の要人も数多くいるようです。毎年イースター・コンサートやアドヴェント・コンサートも開催されています。

Domkirche St. Stephan

これ、普通に馬車（carriage）って呼ぶのかと思っていましたが、2頭立ての観光馬車はファイカー（fiaker）と呼ぶんですね。このファイカーもウィーンには欠かせないものなのだそうです。

ファイカーという言葉はフランス語に由来するものらしく、18世紀初頭までウィーンではヤンシュキー馬車と呼ばれていた辻馬車がファイカーに改称されたらしいです。辻馬車ブームは19世紀中頃から訪れ、1000台以上のファイカーが運行されていた時期もあったようです。

Domkirche St. Stephan

シュテファン大聖堂の周囲にはファイカーがたくさんいました。なるほど観光で利用できるのですね、勉強不足でした。乗ってみたいなぁと思いながら指をくわえて眺めていました（苦笑

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Mozart Wohnhaus

シュテファン大聖堂の近くにモーツァルト・ハウス（住んでいたアパート）があるというので Google Map を頼りにウロウロしていたら、ようやくこの看板を見つけました。

Mozart Wohnhaus

ありました、Mozart Wohnhaus。カメジナハウスの1階にあるアパートメントでは数冊の譜面などを観ることができます。ここでは父と妹と共に暮らしていたようです。モーツァルトの生家はザルツブルグにあります。

元フォローワーさんに教えていただきました。
妹はウィーンでは一緒ではなかったようです（汗

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Kärntner Str.

さて、夕方からのコンサート鑑賞前におやつタイムです。ケルントナー通りを国立歌劇場方面へ歩き、ホテルザッハーのカフェで本場のザッハトルテをいただきましょう！

Hotel Sacher Wien

ウィーンはザッハトルテの本場でもありますが、本家はこちらのホテル・ザッハーではなく、ほど近いところにある Cafe Sacher Wien がオリジナルになります。

Hotel Sacher Wien

こちらがそのザッハトルテ。たぶん製法や材料などは Cafe Sacher と同じものかと思いますが、上に乗っているコイン型？のチョコにHOTELとありますが、本家ではORIGINALと書かれています。

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Goethedenkmal

コンサートまではまだ時間があるので、明日の観光予定だった美術史美術館へ行って、ピーテル・ブリューゲルのバベルの塔とジュゼッペ・アルチンボルトの作品数点を観に行きます。カールスプラッツ周辺に宿をとると、多くの観光スポットが徒歩圏になるのでお勧めです。

こちらは美術史美術館へ向かう途中の王宮庭園（Burggarten）の入口にあった、偉大な詩人，劇作家，哲学者で、政治家，科学者でもあったゲーテの像です。カバー画像のモーツァルト記念像もこちらの王宮庭園にあります。

Kunsthistorisches Museum Wien

美術史美術館に到着です。マリアテレジア広場を挟んだ向かいには、そっくりな建物の自然史博物館があります。今回はブリューゲルとアルチンボルトを鑑賞します。

ブリューゲルのバベルの塔は、幼少期にテレビで見ていた横山光輝作のアニメ「バビル2世」で、超能力少年が住むバビルの塔そのものでした。こちらのバベルの塔は1563年の作品ですが、バベルの塔は1568年にもう一枚描かれています。こちらはオランダのボイマンス美術館所蔵で、キャンバスも小さく暗い色合いです。引用のところでご紹介しますね。

アルチンボルトはイタリア・ミラノ出身の画家で、野菜や果物，動植物などを寄せ集めた肖像画で有名ですよね。かれの作品は多くの美術館で見ることができ日本にもあります。連絡を所蔵しているのはパリのルーブル美術館とここウィーンの美術史美術館で、パリには「四季」が、ウィーンには「四代元素」が展示されています。

Maria Theresa Memorial

マリアテレジア広場はオーストリアの偉大な皇后マリア・テレジアの記念碑のために造られたもので、中央にあるメモリアル像の台座には幼少期のモーツァルトがいるのですが判りましたか？

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schnitzel

美術史美術館を堪能したのですがお腹が空いてきました。コンサートまでまだ時間があるのでサクッと食べられるオーストリアの代表的な料理シュニッツェルをビールと一緒にいただきます。最高ですね！

Wiener Staatsoper

国立歌劇場前まで戻ってホテルで汗を流して、ウィーンで楽しみにしていた楽友協会でのコンサートへ向かいましょう。ホテルからも歩いて行くことができます。

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Musikverein Wien

楽友協会に到着です。まだ空が明るいのは、この日の朝にベルヴェデーレ宮殿へ向かう際に楽友協会前を歩いていた時に撮影したものだからでして…
夕方は少々写真が暗くなり過ぎました（汗

Musikverein Wien

こちらは楽友協会前にあるサックスを抱えた金色のジャイアントパンダ。
チケットは事前にオンラインで予約しましたが、当日の開園1時間前に、チケットオフィスで予約時にメールで届いた予約番号を提示してチケットと交換する必要があります。チケットオフィスがなかなか見つけられず協会の周りをウロウロしてしまいましたが、建物の中にありました（汗
チケット購入サイトも引用の最後に載せておきますね。

Golden Hall

演奏者がモーツァルトのコスチュームで登場です。小編成の管弦楽ですが黄金のホールで聴く音楽は最高ですね。ウィーンフィルでもお馴染みのラデツキー行進曲では大きな手拍子を指揮者が煽るなど会場一体となって楽しむことができました。

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• Domkirche St. Stephan

St. Stephen’s Cathedral (stephanskirche.at)

stephanskirche.at

• Mozart Wohnhaus

Mozart Gedenktafel (viennatouristguide.at)

viennatouristguide.at

• Kärntner Str.

ケルントナー通り - ウィーンのおすすめ観光地・名所 | 現地を知り尽くしたガイドによる口コミ情報【トラベルコ】 (tour.ne.jp)

トラベルコ

• Hotel Sacher Wien

Sacher Luxus Hotel in Wien | Hotel Sacher

Hotel Sacher

• Kunsthistorisches Museum Wien

Kunsthistorisches Museum: Kunsthistorisches Museum Wien (khm.at)

khm.at

The Tower of Babel

実は２つあった「バベルの塔」 | アート名画館 公式ブログ (shop-pro.jp)

shop-pro.jp

• Maria Theresa Memorial

Maria-Theresien-Denkmal – Wien Geschichte Wiki

Stadt Wien

• Musikverein Wien

Experience unique concerts! - Musikverein Wien

Musikverein Wien

Golden Hall

Musikverein - Golden Hall Vienna Mozart Concerts

Vienna Mozart Concerts