【🇯🇵 石川#2】格子戸の町家が並ぶひがし茶屋街は日本の魅力が詰まっていた!
近江町市場で海鮮ではなくチャンピオンカレー(苦笑)を堪能したら、ひがし茶屋街を目指して歩きます。のんびり歩いても20分かからないくらいでしたでしょうか。浅野川大橋を渡って交番の先のひがし茶屋街交差点を右折すると一気にノスタルジックな世界に引き込まれます。海外からの観光客も多いですね。着物で散策されている方もいらっしゃいます。
ひがし茶屋街には格式のある割烹やお洒落なカフェ、伝統工芸品のショップなどが並び、古き日本の風景の中でグルメやショッピングを楽しめます。ガイドブックや観光サイトなどを見ていると人気のお店がたくさん紹介されているのですが、我々のお目当ては富山の旅行で出会ってその美味しさにすっかり魅了された中田屋さんのきんつばが食べられるカフェでした(笑
近江町市場でチャンピオンカレーを食べて(苦笑、食後の散歩を兼ねてひがし茶屋街まで歩きます。浅野川大橋を渡るとすぐ右手にひがし茶屋街が広がります。
1922年に架けられた橋は大正ロマンを感じさせる美しいアーチを描いています。2000年には国の登録有形文化財にも登録されたんだそうです。金沢にはもう一つ登録有形文化財となった橋(犀川大橋)もあります。
交番というともう少し小さな詰所のようなものを想像していましたが、結構大きな交番なんですね。ただお巡りさんがいる気配がありませんでした(汗
みなさんこの交番の路地から茶屋街に入って行きますね。
交番を曲がるといきなりフォトジェニックな景色が広がります。どこか京都の祇園を彷彿とさせますね。大学生かな、若者が多かったのはちょっと意外でした。
人力車も待ち構えていますね。歩いて十分廻れる広さなのですが、写真映えでしょうかね。それとも金沢城跡あたりまで走ってくれるのかな?聞いてみれば良かったなぁ。
ありました、お目当ての中田屋さん。富山を訪れた時にきんつばがとても美味しかったので取り寄せたくらいです。
ひがし茶屋街にもあると知って、絶対に買って帰ろうと考えていましたが、なんとカフェもあるんですね。これは寄らないわけにはいかないな(笑
きんつば中田屋さんは金沢に会社があるんですね。富山で出会ったのは県外にある直営店だったようです。渋谷のヒカリエにもお店があるそうなので、近場で入手できるのはありがたい!
2階のカフェでコーヒーと一緒にタルトをいただきました。冬に訪れていたら間違いなくぜんざいをいただいていただろうなぁ…というくらい小豆が大好きです。
着物をレンタルして楽しむ若者たちも多かったですね。京都でも良く見かけますし、着物の美しさに若い人たちが興味を持ってくれるだけで嬉しいです。写真映えを楽しんでいるのかな?
両脇にお茶屋さんや工芸品点がならんでいます。金にまつわるものも多かったかなぁ。この通りが一番賑やかでカメラを構える人が多かったです。茶屋街だけなら1時間もあると十分楽しめる印象ですが、せっかくなので和服で散策したかったですね。
金沢といえば金箔?一年を通じて降水量が多い地域ということで湿度が高いことから静電気がおきにくく、品質の高い金箔を作るのに欠かせない水に恵まれていることに 加えて、加賀友禅や輪島塗などの伝統工芸から金箔の需要が大きいことも関係しているそうです。
箔一さんは女性創業者で、「箔屋で、女で、一番に」ということで金沢箔工芸品を作ったことから名付けられたそうです。その箔一さんでみなさんが食べていたのがこちらの金箔ソフト。もちろん無味無臭です(笑
ひがし茶屋街中ほどにある茶屋建築の箔座ひかり藏。純金と純プラチナを合金したオリジナルの金箔をあしらった器やアクセサリ、バッグなどを製造、販売しています。こちらに寄ったら是非この黄金の蔵も観てください!
ひがし茶屋街を散策して、バスで香林坊に戻ってきました。まずはホテルにチェックインしてから荷物を部屋に置いて、ここから歩いていける距離の兼六園へ向かいます。
一泊ですが今回お世話になったのは香林坊にあるこちら「金沢東急ホテル」さんです。さまざまな観光スポットが歩いて行ける距離にあって、価格もお値ごろでなかなか良いチョイスでした(嬉
香林坊から百万石通り(凄い名前!)を歩きます。正面に見えるレンガ色の建物は石川四高記念文化交流館です。国の重要文化財にも指定されていて、旧第四高等中学校の本館なんだそうです。明治24年に完成し第四高等中学校として開学。同27年に第四高等学校に改称され昭和25年に学制改革により閉校となったようです。学都金沢のシンボルになっています。
浅野川大橋
ひがし茶屋街
きんつば中田屋 東山茶屋街店
箔一 東山店
金沢東急ホテル