飲食店キッチンが、菓子製造許業許可も持つ夢を叶えるまでのお話③♡
毎度のことですが、突然本題。
飲食店キッチンが、菓子製造業許可を取るには、いくつかの課題がありました。
課題①である、設備そのものの問題は、なんと法律のほうが変更になって、低予算で改装できることに!
残りは、課題➁、③、④となりました。
課題その➁と③:厨房内で調理器具を分ける
飲食店営業許可の厨房施設内で、菓子製造業を行うのですから、調理器具をそれぞれの業種でしっかり使い分けなければいけません。
つまり、飲食店営業で使用するものと、菓子製造業で使うものとに分けなければいけないのです。当然、器具そのものを共有して使用してもいけないし、保管場所も分けなくてはいけません。
ありがたいことに、店舗は自店舗。つまり、賃貸ではないので、改築工事や収納棚の設置は、大家さんの許可を取る必要はなく、棚を増やしたり、今現在の棚を整理して、菓子製造業専用棚とすることに。
この2点は、すんなりクリアできました。
課題その④:
菓子製造業と飲食店営業の両方の許可を一つの厨房で取得するには、菓子製造業を行う時間や日にちを、飲食店営業の営業日と同じではいけない。
この点については、解決策は一つです。
飲食店の定休日や、飲食店営業時間以外で、菓子製造業を行うことです。
つまり、私の労働時間が、格段に増えるわけです。
御年、〇〇歳。もう何回か年を越したら、還暦になる年です。
そんな私が、果たして睡眠時間を減らして、労働時間を増やすことができるのか・・・・
不安は不安を呼ぶもの。ですので、不安はまずは忘れて、やってみるっきゃない!
そう思うことにしました。
やってみて、倒れてしまったらそれまで!
そう思ってこちらの課題は、とりあえず、今の自分の体力と気力を信じて「クリア」とすることにしました。
さあ、これで課題はすべてクリアです。
工事着工前に厨房施設の平面図を提出しなければいけませんので、
厨房改装工事の担当者と、綿密に工事の内容について練りに練って、
そして、書類を作って、最終決戦のため、区役所の生活衛生課へ。
「これなら大丈夫、絶対いける!」
ちょっとだけ、自信をもって何度も何度も通い続けたあの窓口へ向かったのでした。
菓子製造許業許可のキッチンを持つ夢をかなえるまでのお話④♡へ続く
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