「環境が大事」の、もう一つの考え方

よく、自分のありたい姿や成し遂げたいことのために「環境が大事」ということはよく言われる。

その理由は、自分の将来に近い環境に身を置くことで、身も心も自分が実現したい将来に近づけるためだと思う。

これに関して、また違って視点から大事だということを知った。

自分が今いる環境は、将来につながる場所だと感じている。心から信頼できる人と成し遂げたいことをやっている。

25年近く生きて、やっと自分らしくいられる環境を手に入れることができた。

しかし、まだ完全ではない。自分の足を引っ張る要素がある。

実家だ。

前々から薄々とは感じていたが、はっきり自覚したのは先日のビジコンの合宿のときだ。

やることは違うけど、同く志を高く持ち、お互い実現したいもののために切磋琢磨した環境だった。実に刺激的だった。

2日間缶詰で頭をフル回転させていて疲れがすごかったが、やることはたくさん。「これからや」と、パートナーと決意を新たにしたのも束の間。

実家に帰った翌日、なにもする気がなく、「ほげ〜」ってなっていた。それも3日間もだ。

いやほんまありえん。なんのための合宿だったんだ。。

自分自身も意外で、なんでこうなってしまったのか考えると、実家だということに気づいた。

なぜなら、おなじようなことが合宿の1週間前にもあったからだ。

それは親父の学生時代の同級生らで行うキャンプ。毎年お盆にやっていて、僕もほぼ毎年行っている。

僕よりも40年長く生きた先輩方からいろんな話を聞けることから、自分も毎年楽しみにしている。特に今年は大学を卒業しながらも、就職しない選択をしたことから、より一層話すことがあった。

結果、まだまだこれからだけど、今の選択は間違っていないと改めて思えることができた。応援もしてくれた。

しかしだ。実家に帰った途端、3日間何もする気が起きなかったのだ。「ほげ〜」ってなってた。

疲れもあるが、それを加味してもできることはあった。それでもほぼ何もしなかった。

そんなことから、違う環境から「実家」という環境に戻ることは、僕にとって非常に危険だということを自覚した。

寝床でしかないと考えていたが、やっぱり実家だ。安心しすぎるんだ。何もしなくていいと感じてしまうんだ。

例え、実家以外で過ごす環境が、自分の将来につながる環境でも、無条件に安心できる場所に定期的に戻ると、どうしても緩んでしまうんだ。

したがって、ベースとなる環境選びも非常に大事だということに気づいた。

僕が、3日間「ほげ〜」ってなるのは、実家という環境と一定期間身を置いた環境が、あまりにもギャップが大きすぎることで起きたのではないかということだ。

自分の将来につながる環境と自分の寝床となる環境。これらのギャップをいかに狭めることが大事ではないだろうか。

ってことで、まじ実家出たい。今年中には出る。このままではよくないぜよ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?