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BOX OFFICE全米映画興行収入ランキング1/19-21編
おまっとさんでした!
毎週月曜恒例のBOX OFFICE全米映画興行収入ランキング!
1月19日~21日のトップ10はこちら!
1)Jumanji: Welcome to the Jungle
$20.0M($317.0M)5週目
2)12 Strong
$16.5M($16.5M)1週目
3)Den of Thieves
$15.3M($15.3M)1週目
4)The Post
$12.2M($45.2M)5週目
5)The Greatest Showman
$11.0M($113.5M)5週目
6)Paddington 2
$8.2M($25.0M)2週目
7)The Commuter
$6.7M($25.7M)2週目
8)Star Wars: Episode VIII - The Last Jedi
$6.6M($604.3M)6週目
9)Insidious: The Last Key
$5.9M($58.7M)3週目
10)Forever My Girl
$4.7M($4.7M)1週目
すごい!
また『ジュマンジ2』が1位だ!
国内4億ドルも見えて来たな…
まさかここまでメガヒットするとは…
アメリカ国内だけじゃないよ。
日本をのぞく世界中で大ヒットしてて、トータルでも7億7千万ドルの売上だ。
ひょっとしたら10億ドルの大台にも届くんじゃないかな?
だけど、なんでいつも日本だけ置いてけぼりなんだろう。
しゃあないわ。
「日本人の洋画離れ」が深刻やさかい…
今の若い人にとっては、映画は「コミュニケーション・ツール」のひとつなんだよ。
誰かと「繋がって共感する」ためのアイテムのひとつなんだ。
だからSNSで共通の話題にならないものには関心が向かない。
「誰も知らない映画を観て、何の役に立つの?」って感じなんだね。
確かにインスタやツイッターのプロフィールを見ると、「映画好きの人と繋がりたい」とか書いてあるよな。
「音楽」や「本」もそうや。音楽聴いたり読書するのも、誰かと「繋がる」ための手段のひとつなんや。
作品の理解を掘り下げようとか、作家が創作に至った過程や背景を学ぼうとか、そうゆうことが欠けとるんや、今時の若いもんにはな…
ワイが若い頃は…
そうゆうこと言い出したら終わりだよね。
2位にはクリス・ヘムズワース主演の『12 Strong』が初登場!
9.11とタリバン掃討作戦?
なんで今さら?
なんでだろうね?
そのせいもあって、アメリカメディアの反応は賛否両論らしい。でも、そんな単純な愛国心高揚映画ではないと思うんだ。
まあ、せやろな。
そして、この映画は「ある人物」の長編映画デビュー作としても注目を集めていた…
だれ?
Nicolai Fuglsigだよ。
だれ…?
名前は初耳だろうけど、彼の短編作品は誰でも知ってる。
これが代表作だ。
スーパーボールのCMの人か!
SONYのテレビBRAVIAのCMや。
ホセ・ゴンザレスの歌をバックに、大量のスーパーボールがサンフランシスコの住宅街を跳ね落ちて行くこのCMは、その映像美で世界をアッと言わせた。
これで一躍有名になったNicolai Fuglsigは、トヨタ・ナイキ・ハイネケン・ギネスなど世界のトップブランドのCMを次々と手掛けることになる。
特に2014年のTOYOTAカムリのCMには、全米のお父さんが泣いた。
映像美だけでなくドラマも撮れる監督として、Nicolai FuglsigはCM業界のトップクリエイターとしてその地位を不動のものとしたんだ。
アカン…
泣けて来たわ…
娘おらんけど、気持ちはようわかる…
ん?
最後に映る娘さん…
兵隊さんなの…?
ホンマや。
あのオトンは、娘を戦地に送り出す父親やったんか…
なるほど。そういうことか。
このCMのヒットがあって、Nicolai Fuglsigは『12 Strong』に抜擢されたわけだ。映像美もドラマも撮れる監督として。
オイラが気付いたお陰だぞ!
では3位にいってみよう。
こちらも初登場の『DEN OF THIEVES』だ!
ジェラード・バトラーと50セントがギャングと戦うド派手な映画だな。
州の保安官っていうけど、ほとんど軍隊並み(笑)
日本の警察も昔はこれくらい武装して、街の中でもド派手に発砲してたんやで。
それ、西部警察だけでしょ。
4位以下は、前回までに紹介済みだね。
10位の『Forever My Girl』が初登場だね。
今アメリカの若い女性たちの間で大人気の英国人俳優アレックス・ロウの、ラブロマンス映画だ。
アレックス・ローと表記されてる場合もある。ちなみにジュード・ロウは「LAW」だけど、アレックス・ロウは「ROE」なんだね。
株主資本利益率のROEか。
アール・オー・イーのアレックスやな。
日本語表記ってややこしいよね。
僕もよく原稿で赤を入れられるんだけど、ホントめんどくさいよね。
「ベネチア」「ベネツィア」「ヴェネチア」「ヴェネツィア」とか、日本語表記を統一して決めて欲しい。頼むよ、文部科学省。
ローマ字問題と一緒やな。
無理やろ。
さて、そろそろお別れの時間だ。
ではまた来週のこの時間に。
さよなら。さよなら。さよなら。
早くコレの続きが書きたいんだね。
あとちょっとやしな。
どんな結末が待ち受けとるのかホンマに楽しみや。
期待しててくれ!
『12 Strong(邦題:ホース・ソルジャー)』
監督:Nicolai Fuglsig
脚本:ピーター・クレイグ、テッド・タリー
製作:ジェリー・ブラッカイマー、サッド・ラッキンビル、トレント・ラッキンビル、エレン・H・シュワルツ
出演:クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、ナヴィド・ネガーバンほか