可愛げのなさ


今回は、僕という人間の
「致命的な可愛げのなさを含めた欠陥」について書いてみる。

僕が初めて人前に出たのは、幼稚園の年長クラスの時だ。ステージ上の宇宙を題材にした、先生方手作りの背景の中、勇ましい曲に合わせて踊る、不思議な出し物だった。

この部分だけ読むと、なんとも怪しげな幼稚園に通っていたのではないかと思う人もいるかもしれないが、至って普通の幼稚園である。

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