【備忘録】無理なく制作を続けるために

昔から外を歩くのが好きだ。いい年して自転車に乗れないからなのではなく、元々歩くのが好きなのだ。

毎日机に向かって曲作りとアレンジをし続けるのもそれはそれで楽しいのだが、ずっと篭りきりでいると身体や心が内へ内へと入っていくので、そのようにして毎日どこかしらのタイミングで外を歩くようにしている。

歩き方には自分なりのゆるいルールがあって、それは「できるだけ一つのことに集中する」ということである。

つまり、人がいない道で歩いている最中にスマホをチラッとみて情報収集しない、ということになる。歩いている時は、天気をぼーっと眺めるか、音楽を聴きながらその音楽のミックスや歌唱について考える。わからないことや気になったことは軽くメモしておき、帰宅後に調べる。これが割と、制作を続ける上で重要な時間となっている。


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子供の頃から僕は、物事の近道を考えてばかりいて、そのくせ結果的に近道を通れた試しがなかった。例えば寝ないで曲作りをしたり、メンタルを激しく病んでも無理矢理制作を続ける、というように。だから最近は自分のそんなコントロールのヘタクソさに直面してもあまり驚かないし、それはそれである程度しかたないと諦めもついている(辛抱強く応援してくださる方々にはいつも心配させて申し訳ないと思っている)。

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