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100万円使って、英語学習にフルコミットする物語~第0章 戦いの前に~

初めまして。okbと申します。

自分は2020年8月2日から2021年1月31日までの半年間、PROGRITさんにお世話になり、英語を本格的に勉強することにしました。そして学習費用として100万円払いました

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今後の英語学習の記録とPROGRITで学べる学習メソッドを自分の備忘録も込めてnoteを書こうと思っています。(ガチドキュメンタリーです、アフィリエイト記事ではありません)

第0章では、自分のスペックや英語学習を始めようと思ったきっかけ~初回面談(8/2予定)までを公開していこうと思います。

(8/2後書き)

なんと元々知り合いでない方から応援のメッセージをいただきました。

ありがとうございます!頑張ります!

自分のスペック

ここはあえて結構赤裸々に書こうと思います。

・英語を使った経験 : ほぼなし(大学生の時に1人でサンフランシスコに2ヶ月程度旅行に行ってた程度)
・大学時代の英語の偏差値 : MAX61~62くらい
・TOEIC : 未受験(これはBefore/Afterを見たいので早めに受けたいと思ってます)

そもそもなぜ英語学習をしようと思ったのか

理由はシンプルで、英語を喋れないことが今後のキャリアで弱みになるのではないかと思ったからです。

もう少し説明すると、直近ショッキングな出来事があり、それが英語学習について本格的に取り組むことを決意したきっかけでした。

新卒から日系IT企業を2社経験したのですが、その時はそこまで英語の重要度は2020年7月から外資系IT企業に転職したことがきっかけです。自分で英語力が足りないのはわかっていたのですが、面接では「もし入社出来たら死ぬ気で英語勉強するので入れさせて下さい」と会話したのを覚えております。

現在は転職してから、COVID-19の影響もあり、出社せずにオンラインで入社後研修を行っている真っ只中なのですが、外資系企業らしく入社後研修は近隣の10ヵ国合同のオンボーディングプログラムを受けています。(通常であればシンガポールに出張し、そこで受けるシステム)

これが本当に大変で、ほぼ毎日5時間程度英語のみでコミュニケーションをしないといけない時間が続きます。何より内容がほぼ理解できていないのが非常に悔しい...

そして、この悔しさが英語学習を始めようと思ったきっかけでした。

また同時に自分がこれから仕事を進めていく上で「英語を喋れないことによって心理的に遠慮してしまうのではないか」という懸念があり、本格的に力をつけられる環境に身を置こうと思ったきっかけです。

何故PROGRITにしたのか

・自分の意思の弱い部分をケツたたきしてもらえること
・様々な人に効果が出ている
という2つの理由からPROGRITを選びました。

毎日数時間をコツコツ続けることは本当に大変だと思っています。
そんな中でPROGRITでは、毎日フィードバックが返ってくる(あめとムチを使い分けながら)のは、自分には向いているなと思いました。

早速無料カウンセリングを受けてみた

公式サイトに入ると、まずは無料カウンセリングを案内されます。

カウンセリングの時間は1時間。
コロナの影響もあり、オンラインで受けました。

1時間も何を話すのかという疑問を抱きつつ、事前にお願いされるカウンセリングシートを記入して、当日を迎えます。(いつ寝るの?いつ起きるの?なども聞かれて、勉強時間を確保出来るのかも確認されます)

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そしてカウンセリングでは、何故英語学習を始めたいのか過去にやった英語学習などを聞かれ流ところから始まります。

そして何問かの質問をラリーした後、「これからあなたの英語力を測ります」抜き打ちテストが始まりました。

自分が経験した質問内容は下記の通り(もしかしたらレベルによって、質問が変わるかもしれません)
・1分間のスピーチを聞いて内容理解
→ 重要な単語などは聞き取れるが、文章の意味を理解するには至ってない
・ディクテーションテスト
→ハッキリという単語はわかるが、細かい前置詞や繋がって読まれている単語が聞こえていない
・単語力
→11/15くらいわかった
・瞬間英作文(日本語を言ってもらい、すぐに英語に直す)
→中学生レベルのものだったので問題なかった

これらを行った上で、下記の図を見せられました。

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この図は第二言語習得論と呼ばれる理論を表現しています。
そしてこれを正しく理解することがこれから英語を学習する人に重要との事でした。

ここからは自分の理解をより深めるために初めてみた人が分かるようにアウトプットします。

第二言語習得論とは

第二言語習得理論とは、母国語以外の言葉を身につける仕組みを脳科学・心理学・言語学などの面から明らかにする学問のことです。

英語を身につけるには、中・高の英語の授業で学んだ「読む」「書く」力だけでなく、「聞く」「話す」力を伸ばす必要があります。

「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」力を伸ばすためには、それぞれのプロセスを知り意識的に鍛えなければなりません。

①リスニングについて

リスニングには、大きく分けて2つのプロセスがあります。

①音声知覚
②意味理解

それぞれのプロセスについて説明します。

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例えば、「What are you doing?」という簡単な例文であれば、文字を見て意味を理解できる人がほとんどだと思います。しかし、リスニングとなると話は別です。

英語は前後の音がくっついたり、脱落してなくなってしまったり、まったく違う音に変化してしまったりと、学校で習ったような発音で話されることは少ないのが一般的です。

つまり「ワットアーユードゥイング?」ではなく「ワラユードゥイン?」と変化した音を聞いて「What are you doing?」と言っているのだなと分かるのがリスニングの第1プロセスと言えます。

さらに第2プロセスで意味を理解するには、「what・・・何」「you・・・あなた」などの単語、「what+be動詞+主語?」「be動詞+~ing」などの構文の知識が必須です。単語に意味があり、熟語に意味があるように、構文も独自の意味を持つひとまとまりの言葉のセットです。

ここでは「what+be動詞+主語+?ing?」で「(主語)は何を?しているの?」という、まとまった意味を持ちます。単語ひとつひとつを組み合わせて考えるより、構文というセットを1つの単語のようなまとまりで捉える方が情報処理が早くなります。

これらの知識を使って初めて「What are you doing?」が「何してるの?」という意味なのだなとすばやく理解できます。

担当していただいたコンサルタントの方に「okbさんの現在の状況は音声知覚 : 意味理解  = 9 : 1くらいになっています」と言われました。

そして、理想としては、音声知覚 : 意味理解  = 1 : 9 との事。

この状態まで持っていく訓練することがリスニングのトレーニングです。

②スピーキングについて

次にスピーキングについてです。
リスニングプロセスと同様、スピーキングにも大きく分けて3つのプロセスがあります。

①概念化
②文章化
③音声化

まず第1プロセスでは、どのような内容の話をするのかを頭の中に思い描きます。

そして話す内容が決まったら、頭の中で文章を作っていく第2プロセスに移ります。このプロセスで必要なのが、単語や構文などのデータベースです。

英文を作るときには「単語を思い浮かべてから、それをどう繋げよう」と考えてはうまくいきません。まずは文の心臓部となる動詞が持つ構文(動詞が持つ、文の定型:例:giveなら「give+人+物」で「人に物をあげる」など)を頭に思い浮かべ、その構文のスロット(「give+人+物」なら「人」や「物」の部分)の中にどのような単語を差し込んで行けばよいのか、という順番で考えましょう。「構文→単語」の順番です。

頭の中で文章が出来上がったら、実際に口から出す(調音=口の中で英語の音声を作る)という第3プロセスに移ります。

このようなイメージです。

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単語を一つ一つ繋ぎ合わせるのではなく、はじめからいくつかの単語がセットになった、「できるだけ大きな意味のかたまり」(=構文や熟語)で英語を扱った方が楽に文を作れるようになります

そして、そのかたまりがすぐに口から出てくるように、普段からできるだけ声に出して反復練習、もしくは話し相手がいるなら、使って習得していく、ということが必要です。

それぞれのプロセスにおいて土台となるのが、単語/文法/発音です。(組み合わせた図を再掲します)

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これらのプロセスを正しく理解することが第二言語習得の最初のステップということ改めて宣言します。

第二言語習得論を踏まえた上で組まれた学習法

最近Atsueigoさんという英語学習のYoutuberを最近見始めましたが、自分の憧れです。彼も仰っているのですが、自然と言語を習得することが難しい年齢だということをまずは理解しないといけません。

僕みたいな30手前のおじさんが英語を勉強するためには、ロジカルに、それぞれのプロセスを学習するための最適な勉強法を行うしかありません。

そしてPROGRITではそれぞれのプロセスにあった勉強法を教えてくれました。

英単語・英文法
前述のように、リスニング・スピーキングには、単語・熟語・構文などの基礎力が必須です。

いくら英語をたくさん聞いて英会話フレーズを覚えて言えるようになっても、基礎力がなければすぐに頭打ちとなります。

そのため、単語や文法に不安がある場合は、まず基礎力をしっかりつけることから始めた方が効率的です。

単語を効率的に覚える時のコツは以下の2点です。

例文と一緒に覚える
正しい音を聞いて覚える

このようなコツを押さえて学ぶために自分は単語帳として
「キクタン600」をおすすめされました。

シャドーイング
シャドーイングとは、お手本となる英語の音声を聞いて、音声に続けて同じように発音する学習法です。

シャドーイングを行うことで、自分が聞き取れてない英語が分かります。さらに、自分の聞き取れなかった部分を確認することで以下のことが分かります。

・そもそも単語を知らない
・知っている単語だが実際の発音に慣れていない
・英語独特の音の変化に慣れていない

知らない単語であれば覚える必要がありますし、発音に慣れていないのであればシャドーイングで正しく発音を真似して慣れる必要があります。音を聞き、それをほぼ同時に口に出す作業をすると、「頭の中で日本語に翻訳する余裕」がなくなります。

実はこれが、「英語を英語のまま理解していく」第一歩としてとても有効なのです。このため、リスニングスキルが大幅にアップします。

また、シャドーイングでは、聞こえたとおりに発音しイントネーションもそっくりそのまま真似します。そのため、我流になりがちな発音やアクセント、イントネーションを自然に身に着けスピーキングに活かすことができます。

こちらに関しては、特別教材を頂きませんでした。おそらく彼らが用意しているのかもしれません。

瞬間英作文
瞬間英作文とは、名前の通り日本語を瞬時に英文に訳して話す学習法です。

ポイントは「瞬時に」という点です。日本語の例文を見て、一瞬で英文にして口に出せるようになるまで何度も繰り返しトレーニングをすることで、スムーズにスピーキングができるようになります。

日本語「彼女が描いた絵は美しい。」
英語「The picture which she painted is beautiful.」

こちらについては下記の参考書をお勧めしていただきました。

上記の3つの学習に加えて、多読もおすすめをされました。(こちらも教材はなし)

これらを組み合わせて、毎日最低2時間の英語の勉強をこれから行っていきます。

今後の意気込み

半年間でどこまで自分の英語力が上がるのか、不安もあり、ワクワクもありますが、これから頑張って英語学習に励みたいと思います。

最後にこれは来たる初回面談に向けて最初に渡された宿題です。

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2に記載のある「人に宣言する」ことをこのnoteを通じて、近い人だけでなく、不特定多数の人に宣言し、努力を続ける糧にしたいと思っています。

今後は不定期更新ですが、少なくとも月1回は更新していきたいと思っているので、応援をよろしくお願いします!!

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