人も所詮は動物だよねって感覚
ヒトとしての本能を失いたくない。と、最近よく思う。
スマホやPC、タブレット端末を肌身離さず持ち歩き、仕事でもプライベートでも、いつでもインターネットにアクセスして想像もつかない量の情報の海に埋もれている我々。
その情報はあくまでも他の誰かが発信したもので、自分で考えたものではない場合が多い。決められた仕事を機械のごとく行う、SNSの人気投稿に飛びついて行列に並ぶ、世間の先入観に疑問を抱かないまま行動をする。
本当にそれで良いのかな。最近本当によく思う。
ヒトも所詮は地球上の生物の1種。人間が作り出した人工物の中だけで生きていくのはヒトという生物として理にかなっていないのではないか。海に潜って魚を取ったり、山や川で泥だらけになったり、そういう時間が人間には必要な気がしてならない。
家と職場の往復が大半の生活になりがちな人の多くが定期的に自然を求めたくなるのはそういうったヒトとしての本能ではないかと感じる。
自分もそのうちの1人で、定期的に人って無力だなと感じるほどの大自然を求めたくなる。そして自然を売りにするスポットは逆に人が多かったりする。すると尚更人が少ないようなニッチなところに行こうとする。その背景にある感覚はこういったヒトとしての本能であって、生物としての危険信号だったりするのかもしれない。