結婚式ってなぜするの?
結婚式をする意味について考えたい。
世のカップルは結婚をしたら結婚式をするのが世間一般での常識であると思う。
でもなぜ結婚式をするのだろう。結婚式は何のために、どういう目的を持って行うものなのだろう。
ちなみに私は結婚式をする意味が分かっていない人間です(だからわざわざこんな事を考えているのだと思う)。
結婚式の歴史
そもそも結婚式の始まりは何なのだろう。調べるといくつか出てきて面白いので書いておく。
1、昔武士たちが政治の権力を握っていた頃、戦略的な結婚をする事から、関係者全員知っとけよ的な儀式を挙げる行事ごとは存在した。
それは結婚式という認識ではなかったが、現在の結婚式と似たもの。
2、一般市民に結婚式が取り入れられたのは明治時代の天皇が行ったのがきっかけだそう。それも当時は海外の風習を取り入れようとして行ったようです。でも、キリスト教は唯一神を信仰しており、日本のように多神教ではない。そのため、キリスト教徒は「自分が信じる唯一の神に自分のパートナーと今後の人生を共にすることを誓う」ということをしていたよう。それを形式的なところだけ日本に持ち込んだから、海外諸国と外交上の立場を合わせることが目的だったように伺える。何とも日本らしい、、、
こんな感じらしい。
歴史的な部分だけを見ると、現在における日本の結婚式をする意味は特に大きな意味はないよう。
現在の結婚式を行う理由
じゃあ現在の世の皆はどんな理由を持って結婚式を行なっているのでしょう。
一般的によく言う理由をあげてみる。
1、周囲に結婚する事を知らせる。
2、家族やお世話になった人たちに感謝する
3、これからの生活へのけじめをつける
納得できない理由
上記の現在の結婚式を行う理由について、あんまり、、というか全く納得していない、、、
1、周囲に結婚のお知らせをする → お知らせをするのが目的なのなら個人的に知らせればいいと思うのは私だけでしょうか、、、。知っておいてほしい友人や家族にはゆっくりと時間をとって知らせたいものです。儀式的な感じにする必要を感じません、、、
2、感謝を伝える
→ これこそ人前でするものじゃないと思うのは私だけでしょうか。感謝を伝えるというのは自分のその想いを伝える行為であって、そのための手段が結婚式という儀式的な形が良い方法なのかは疑問です。
でもどちらかの親が喜ぶのであれば何かしらするのはいい目的かなとおもいます。
3、けじめ
→ 赤の他人同士が今後の人生を共に過ごすって半端な気持ちじゃ無理ですよね。そう考えているからこそ、結婚をするという時点で、自分と相手それぞれの将来・家族・友人・仕事についてケジメは既に付いているものだと思うので結婚式でそれをつけるのが目的に来るのは疑問が残る。結婚式をして、結果的にけじめがより一層ついたというのは分かる。でもけじめを付けることが目的になるのはよく分からない。
だからこそ気をつけたい事
友人に上記の自分の考えを伝えたら割とちゃんと引かれた笑 でも、その一方で一部は共感してくれた。それは、個性が見えてこない結婚式はテンプレートな展開だなと感じてしまうということ。ゲストは決して安くないご祝儀を払い、貴重な休日の時間を割き、遠方の人は多額の交通費を出し、相応の服装を準備し、多数の意味不明なマナーを気にし、、、と、とてもとてもゲストの負担が大きい。その負担をチャラにするような個性のある結婚式でないと大切なゲストに対して失礼だよな、、と感じる。
極端に捻くれた受け取り方をすれば「私たち結婚しました。幸せなところを見せびらかしたいから3万円持って休日に集合な」と捉えられかねない、、、
個人的な結論
個人的結論としては「結婚式を行う大きな理由はなくて、大抵は新郎新婦が何かしら意味合いを付けて行っているもの。」
こんな感じでしょうか。
もし自分がするならば、ゲストを沢山呼ぶものではなくて、親孝行のために家族だけを呼んだ食事会のような形ならばしたい。そして知らせたい人には個人的にきちんと知らせたい。
そんなふうに思います。
でもこれはだいぶ捻くれた考え方なんだろうな。あまり軽々しく口にするものじゃなく、話すならば理解してくれるようにしなければ、、、
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