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【レース回顧】1/12(日)中山9R・10R・11R/中京10R・11R


おかか昆布のレース回顧について

今年から事前に予想を出したものについては、レース回顧をやっていくことにしました。
レース回顧といっても、自身が次走以降に活用できるようにすることを目的に、レース全体がどうだったというよりも、「厳選!3頭推奨馬」を中心に自分なりに簡単なコメントを残しつつ、次走の狙い馬も残していければと思います。

回顧するレースの予想(再掲)

中山9R・10R、中京10R・11Rの予想はこちら。

フェアリーSの予想はこちら。

レース回顧

中山9R 初咲賞(4上2勝・芝2200m)

「厳選!3頭推奨馬」の人気と着順
①マイネルオーシャン(4枠6番・横山武史騎手):4人気・6着
②アバンデル(6枠9番・戸崎圭太騎手):3人気・2着
③キャントウェイト(7枠12番・丹内祐次騎手):2人気・4着

前半の1000mが62.3秒でスローペースだったにも関わらず、馬券内の3頭がすべて3角の通過順位が2桁という前総崩れの展開のレースでした。マイネルオーシャンとオウケンボルト位しか前を主張する馬がいなさそうだったので、スローの前残りになる予想でしたが、1000m通過直後にダイシンアポロンが捲って先頭に立ってから、急にペースが上がりました。前半は1F12秒台が4回だったのが、後半は11秒台が4回と全く異なる様相になり、本来ならそのままスローで逃げ残るところがそのままでは逃がしてくれなかったというか、ダイシンアポロンが捲ったことでレースのペースがおかしくなったともいえるかもしれません。
オウケンボルトについては、レース後コメントでもともと前を強く主張するつもりがなかったようですので、このあたりの見立ても若干ずれてしまいました。

【推奨馬について】
①マイネルオーシャン(4枠6番・横山武史騎手):4人気・6着
⇒オウケンボルトを意識してか、スタートから出していき、前半は先頭でレースを引っ張るも、ダイシンアポロンの捲りによりペースが速くなりすぎで後半はガス欠した様子。パドックをよく見せていただけにかわいそうな展開になってしまいました。それでも6着は粘ったほうかと思います。

②アバンデル(6枠9番・戸崎圭太騎手):3人気・2着
⇒近走好成績の差し馬ということと戸崎騎手ということで選定しました。4角手前で大きな躓きがあったのと、直線も内で若干つまりながらの2着は展開が向いたとはいえ一定の評価ができます。

③キャントウェイト(7枠12番・丹内祐次騎手):2人気・4着
⇒今回のレースの負けて強し馬だと思います。道中、外目3~5番手辺りの前目を追走し、3角あたりでは若干手綱を引くような行きっぷりもありながらの3着とタイム差なしの4着は素直に評価できます。

【次走以降もチェックしたい馬】
・アバンデル
⇒いわゆる善戦マンといえますが、今回のレースはスムーズならもっとやれていたと思います。(今後も安定して人気はしそう)
・キャントウェイト
⇒結果的に先行馬にはかなり厳しい展開になりましたが、レース運び含めて大いに評価できます。次走内枠や先行馬少数なら確実に狙いたいです。

中山10R ポルックスS(4上OP・ダ1800m)

「厳選!3頭推奨馬」の人気と着順
①リチュアル(1枠2番・団野大成騎手):4人気・6着
②プリンスミノル(3枠6番・田辺裕信騎手):8人気・11着
③アクションプラン(7枠14番・内田博幸騎手):3人気・1着

このレースは、先行馬少数ということで前残り想定で先行馬を中心に選び、結果的には展開は想定とおり馬券内3頭中2頭が先行馬でしたので、展開の見立ては良かったです。しかし、先行した中で骨折明けということで切ったミファヴォリートが3着ということで、的中とはなりませんでした。こちらは9Rとは異なり「スローの前残り」ということで納得の展開でした。メイクアリープは心房細動とのことでしたが、岩田騎手とともに無事のようでしたのでよかったです。レース的には、当該馬の後退でその後ろを走っていたリチュアルが不利を受けたように見えました。

【推奨馬について】
①リチュアル(1枠2番・団野大成騎手):4人気・6着
⇒内目の好位で競馬ができていましたが、上記のとおり3角以降メイクアリープの後退の影響を受けてスムーズさを欠きました。しかし直線では垂れることなくジリジリ伸びる様子も見せての6着、3着とは0.3秒差ということで、レースがスムーズだったらどうかとも思うが、その時は前にメイクアリープもいることになるので、いずれにしても厳しかったかもしれません。

②プリンスミノル(3枠6番・田辺裕信騎手):8人気・11着
⇒道中好位で競馬を進め、4角まで手ごたえもよく見えたので、一瞬馬券内も夢見ましたが、一気に後退していきました。単純に力不足でしょう。あるいは距離が長いか。

③アクションプラン(7枠14番・内田博幸騎手):3人気・1着
⇒この馬がハナを主張するという見立てをしていたので、ハナを切らずに外目を追走した時は「あ、終わった」と思っていましたが、前残りとはいえ外目2番手を走って上がり2位、2着と3馬身差の勝利はかなり強い競馬をしたと思います。

【次走以降もチェックしたい馬】
・アクションプラン
⇒素直に強い。先行馬が多いときにどういう競馬になるか興味があるが、先行しても上がりの脚が使えるというのはかなりの魅力。
・リチュアル
⇒パトロールビデオを見ると、メイクアリープの後退に伴ってかなりのブレーキをかけているため、このレースは度外視でいいと思います。

中山11R G3フェアリーS(3歳OP・芝1600m)

「厳選!3頭推奨馬」の人気と着順
①ミーントゥビー(3枠6番・松岡正海騎手):6人気・14着
②レイユール(4枠8番・嶋田純次騎手):1人気・9着
③ティラトーレ(7枠13番・木幡巧也騎手):4人気・2着

このレースは、戦歴の浅い若駒のみのため、前のペースが速くなって差し馬が台頭すると見立てていましたが、残念ながら前残りの展開となりました。
差し馬については、結果的に1人気となったレイユールを推奨しましたが、道中でハミを噛んでしまって伸びを欠いたとのことでその通り見せ場なく終わってしまいました。
勝ったエリカエクスプレスについては、特に前走が目立った感じもなく、相手関係見てもその後の勝利馬がいなかったため、力を軽視していました。
ふたを開けてみればエリカエクスプレスの圧勝でしたが、オッズが示す通り予想が難しいレースには違いなかったと思います。

【推奨馬について】
①ミーントゥビー(3枠6番・松岡正海騎手):6人気・14着
⇒とにかく騎乗が不可解で、馬に関しては今回はどうとも評価ができません。
②レイユール(4枠8番・嶋田純次騎手):1人気・9着
⇒上記のとおり、伸びきれずということで見せ場なしで終わりました。果たして嶋田騎手の継続騎乗で花咲くのか不安なところではあります。
③ティラトーレ(7枠13番・木幡巧也騎手):4人気・2着
⇒勝ち馬とは離されてしまったものの、外枠からの積極的な騎乗で粘り強く残ったという印象です。前日2勝クラスと翌日の1勝クラスの同条件のレースで、フェアリーSと同じく前残りの展開でほぼ同じタイムということで、牝馬限定レースとしてはレベルの高いものかと思います。

【次走以降もチェックしたい馬】
・マイスターヴェルク
⇒前残りの展開の中、中団追走で直線荒れた内を選択して上がり2番手の2・3着馬とタイム差なしは評価できる。3着のエストゥペンダと枠が逆なら着順も逆だったと思います。
・エリカエクスプレス
⇒次走以降人気することは間違いないが、このメンバーにおいては完全に1頭抜けていると思いました。テンションが高いということが課題のようですが、これがクリアになれば相当強くなると思います。

中京10R 新春S(4上3勝・芝1600m・ハンデ)

「厳選!3頭推奨馬」の人気と着順
①ミエスペランサ(2枠4番・西村淳也騎手):4人気・5着
②ワールズエンド(3枠5番・北村友一騎手):1人気・2着
③ムーンリットナイト(4枠8番・川田将雅騎手):3人気・3着

なんと、このレースでは推奨から2頭が来るとともに、10人気のヒルノローザンヌが勝ったことで、私の「三連単フォーメーションどこか1列だけ全頭流し」が炸裂して、三連単大馬券をゲットしました!
買い方としては、ワールズエンドは抜けていると思ったため、ワールズエンド1着固定、2着全頭流し、3着にミエスペランサとムーンリットナイトを固定した組み合わせと、万が一ワールズエンドが昇級戦で取りこぼすかもという保険の意味を込めて、1着全頭流し、2着ワールズエンド、3着残りの2頭という組み合わせも買ったところ、後者が的中しました。
これが、私が推奨する「素人は全頭流しをやったほうがいい」というもので、普通に予想したら10人気を「選んで買う」のはとても難しいと思います。
レースとしては平均ペースの前残りの展開で、勝ったヒルノローザンヌは騎手コメントのとおり52㎏のハンデが効いたのももちろんのこと、今の中京が荒れてはいるが内はそこまで悪くないという馬場状態と、それでもタフであるということで、中京稍重馬場での実績もあって、馬場がマッチしたのだと思います。

【推奨馬について】
①ミエスペランサ(2枠4番・西村淳也騎手):4人気・5着
⇒あまりパドックで判断をすることはないのですが、たまたまパドックが見れた感想として、‐12㎏が悪いほう(やせすぎ)に見えたので、その時点でないなと思ってしまいました。しかしレースは、上がり最速で勝ち馬から0.3秒差まで追い上げており、入線後の伸び脚もあったので、「展開が向かなかった」ということでしょう。荒馬場も苦にしていません。
②ワールズエンド(3枠5番・北村友一騎手):1人気・2着
⇒騎手コメントではハンデの差ということでしたが、個人的にはそれよりも1枠1番のコスモエスパーダが思いのほか引かなかったため、若干ハナを競り合う時間が長かったのが最終的な脚の残り具合に影響を及ぼしたと思います。強いは強いと思います。
③ムーンリットナイト(4枠8番・川田将雅騎手):3人気・3着
⇒一瞬勝ちまであるかと思わせましたが、最後のほんの一瞬が甘くなったというか入線後を見ると限界だったのかなという印象で、川田騎手の腕で3着に残したように思えます。もっときれいな馬場がいいのだと思います。

【次走以降もチェックしたい馬】
・ミエスペランサ
⇒西村騎手のコメントのとおり、距離延長もOKそうなので、距離延長で見てみたい。
・ワールズエンド
⇒次走も人気すると思われるが、強いと思うので引き続きチェック。

中京11R 淀短距離S(4上OP・芝1200m)

「厳選!3頭推奨馬」の人気と着順
①アネゴハダ(3枠5番・角田大和騎手):8人気・18着
②ドロップオブライト(8枠16番・幸英明騎手):4人気・7着
③グランテスト(8枠17番・坂井瑠星騎手):7人気・3着

このレースは、内枠の人気馬が内で揉まれて荒れた馬場に苦戦して、外枠勢が台頭するという見立てをしていましたが、ソンシ、バルサムノートともに好位先行で競馬してそのまま内前残りの決着でした。外枠から1頭は来るだろうなということで、グランテストは何とか馬券に絡みましたが、そもそもの見立て違いでした。
ソンシについては、1400mの実績馬ですが1200mは前走が初めてでその2着しか成績がないので疑って切っていましたが普通に強い馬でした。

【推奨馬について】
①アネゴハダ(3枠5番・角田大和騎手):8人気・18着
⇒スタートは良かったのですが、その後じりじりと位置を下げて直線も狭いところ伸びることなく最下位入線。調子が悪かったのか、馬にやる気がないのか不明。
②ドロップオブライト(8枠16番・幸英明騎手):4人気・7着
⇒スタートで外のグランテストにぶつけられて内のダディーズビビッドと挟まれてしまい後手を踏む。おそらく本来はグランテストの位置を取りたかったのではないかと思います。
③グランテスト(8枠17番・坂井瑠星騎手):7人気・3着
⇒中京の内はまだ伸びるというのを知っているかのような内前をとる気満々の騎乗が成功した様子。最内を選択すると思わなかったので、スタートはあまり気分がいいものではないが、きちんと3着残したのは好騎乗だったのだと思われる。

【次走以降もチェックしたい馬】
今回のレースでの該当なし

まとめ

5日に引き続き、12日も三連単しかも大馬券的中ということで、年始早々調子が良すぎます。
ただ、実感としてこれまでの4年間で得た経験がきちんと予想に生きていると感じており、展開、指数(馬の力)、馬場読み、馬の経験、大きくこの4つのファクターでの予想が自分には合っているのだと思います。
このように文章にしていくことも、自分が考えていることを言語化することで、確実に整理することができているため、できる限りこれは続けていきます。

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