日常会話は七並べ
・例えば『実写映画』の話題になった時に。
・実写って当たりはずれ大きいよねー。あの作品は原作ファンからの評価ひどかったよ、設定も違ってたし無理があったかも。そもそも連載長編を映画1本の枠に落とし込むの難しいし。藤原竜也って原作とはビジュ離れてるのに演技力で満足感あるから凄い。DEATH NOTE の結末は原作と違うオリジナルだけどそれが完璧だった。るろ剣もよかった。佐藤健はかっこよすぎ。
・みたいな会話。今までもどこかで見聞きしたような会話の下書きを、上からなぞっていくような感覚に陥る。し、周りの人も多分同じ手札を持っている事を薄々感じながら喋っている。
・じゃあこの時の会話って何~~~~??七並べかい。分かり切った続きの手札を誰かしらが出してくだけかい。
・悪く思ってるわけではないんですけどね。なんなら少し面白くなっちゃって。暗黙のうちに協力プレイで七並べを完成させて、親密度+1イベントを図っている感じが。
・ってことを言ってもいいんだよね?「今の会話、七並べみたいですね」つって。1から13までひっくり返してもいい。全然UNOのカードとか出して話題もルールも変えていい。自由。俺たちゃ会話のならず者。
・好き寄りの空になって来たな。
・うろこ雲だかイワシ雲だか羊雲だか知らねーけど、こういう粒々した集合体恐怖症みたいな雲が好きです私は。言い方最悪だな。
・秋の雲って、良いですよね……そう思える私も、その、自分で言うのもなんなんですが『風流』っすよね。。『雅』とか『優雅』だとか、そんな言葉が似合いますよね……素敵な人間ですいません。
・七並べあるあるその2、「最近涼しくなってきましたよねー」「過ごしやすくなって」「空模様もだいぶ様変わりして」じゃあやっぱ良いかも。こういう会話も。
・たまに常識や対応力というものが欠如しているせいで、七並べの『6』の段階で私がせき止めてしまうことがある事を除けば、ですが……
・戦略っす。自分、勝ちに行ってるっす。
・この前久々に生協の学食を食べる機会があったんですけど、レシートに赤・緑・黄色で栄養素ポイントが書かれてるヤツあったじゃないですか、あの緑ポイントが一向に満たされないことで有名な。
・あれ、未だに「大学いも」が現環境でもTier S らしいです。なんでそんな事を思い出したかと言うと、それこそ会話の七並べに詰まった時に何の意味もなくレシートを眺め回していたな、と思って。
・へへっ。
・あとレジで現金払いにもたついてしまって、学生時代にちらほら見かけたちょっと邪魔な大人側に自分がなってしまった事実に悲しくなりました。それともかざせば良かったか??俺の未返納仕舞いの学生証を??
・私の個人的な学食Tier S は『モロヘイヤのお浸し』です。
・今日はもう、終わりだよっ!!
・あの日見た山本さんのタレを何にかければよかったのかを、僕たちはまだ知らない。