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Scentlyさんでイメージ香水頼んだよ①

前回Celesセレクトでイメージ香水をオーダーした彼を、Scentlyさんにもお願いしてみたよ。どんな違いが出るかな?

こちらのサービスです。

オーダー内容

Scentlyさんは、自社でお持ちのフレグランスの中からオーダーにふさわしいものを選んで送ってくれる「パーソナライズフレグランス」というサービスを行っているようです。

オーダーシートはこんな感じ。

◆日常使いしやすさ重視or人物イメージ重視
◆性別
◆年齢
◆イメージカラー
◆誕生月
◆大人っぽさ
◆似合う飲み物
このあたりは一問一答形式なのですが、備考欄がある設問も多く「追加で説明したい」「本当の情報はわからないけど、個人的にそういうことにしておきたい」という場合にひとこと添えることができます。

◆前提条件(世界観や人物背景)
作品のストーリーや時代背景・文化レベル、登場人物の職業・生い立ち・外見……といったハード面の説明はこちらに。

◆内面(第一印象と秘めた性格)
人柄やモノの考え方、振る舞いといったソフト面の説明はこちらに。
香りの選定にもっとも影響しそうな項目かな?
Celesさんのとき同様、作中で語られている人柄や読み取れる内面を中心に記載しました。

◆香りの希望
◆自分が普段使っている香水
◆苦手な香り
◆その他希望欄
このあたりは必要に応じて。
これ以降は住所氏名などの手続き情報を入力して、注文完了!

届いた!香水レビュー

注文からだいたい2週間で到着!
届いたのはこちら。

ライン中央が白抜きになっているのは、イメージカラーを「(青と黒と)金色で!」とお願いしたのを反映してくださったのかな?

第一印象は、爽やか!
柑橘や弾けるビタミンみたいな爽やかさではありません。
非常にスッとした男性的な雰囲気で、全体的にハーブや土埃のような「戸外で働くひとの香り」がします。どこか喉にひりつくようなアーシーな感じ。
晩秋の森をカラカラの落ち葉を踏んで行軍しているような、そんな温度感。

ミドルノート以降も印象はガラッと変わらないのですが、非常にドライだった第一印象とは異なり、ほのかなぬくもりが立ち現れます。
彼という人間の根底を支える善性というか優しさというか。

Celesさんに選んでいただいたものに例えるなら、コムデギャルソンのブラックペッパーに近いかもしれません。戦う男~!

お手紙!

香調とともに、オーダーシートのこんなところに注目してこんな香りを選びましたよ~というお手紙が同梱されています。
Scentlyさんの人気ポイントはこのレターのようですね!
ほかの方のレポートを見ると、オーダーシートに記入した内容がところどころ引用されるケースが多いようでしたが……

誰のことかわかる人にはわかりそうだな
※近い構成の香りを受けとる方もあろうかと思うので、香調・香料名は伏せておきます

……まさかの引用なし!笑

ダーッと書いてしまったので、そのまま引用しづらい文章だったのかもしれませんね。自分でオーダー文を読み返してちょっと引きましたし……。
そんなテキストを過不足なく要約してくださっているな~と思いますし、きれいな要約って難易度高めなので「すごいな!有難いぞ」という気持ち。
予想していたよりもギチッとたくさん書いてくださっていて嬉しい。

また、全体として対象のことをステキな言葉で褒めてくれつつも、こちらの深読み次第でなんとでも解釈できる底知れなさがあります。
例えば、お手紙中段にある「理想に燃えて夢を追いかける純粋さ」というフレーズのきらきらしさ。ここだけ見ると、トップアイドルをめざすピュアな少年少女みたい!輝かしい!!30代の軍人に言及しているとは思えない。

~以下ちょっと推しの話~
確かに彼はある種、純粋な人として描写されていると思います。
見ようによっては反感を買い危険視されるほど(実際された)、高く理想を掲げています。
その情熱が周囲を動かし歴史を作る一方で、自他を傷つけることもあるんですよね。そして、わが身のふがいなさに人知れず唇を噛んだりしている。

私はそんな「純粋さと表裏一体の危なっかしさ」「立派な大人が垣間見せる、ひたむき故の愚かさ」を一等好んでいるのですが、それを「純粋」というひとことに集約させる手並み。祝福とも皮肉とも取れる。

また、花言葉もよかったですね。彼の過去を思い遣り未来を寿ぐような言葉が並ぶなか、ひとつだけ異彩を放っていた花言葉がありました。
それはね……


幼い夢。


うっわ~~~~~……お。
……皮肉?
お手紙では「理想に燃える純粋さ」と光100%のように描写しつつ、こちらが調べなければわからない部分でスンと突き放す。鮮やかな手並みです。
他の方が書かれているScently体験談のなかに「お手紙に書かれていることがすべてではない!調べ、考え、味わい尽くせ!(要旨)」といったレポートがチラホラ見受けられ、なんだろうな?と思っていたのですが……こういうことか。

言い回しは違えど、概ねこんなニュアンスのことを言われているシーンが作中にもあるんですよね(推しは某ゲームの登場人物)。
「お前が言っていることは赤子の道理」
「お前は何も見抜けていない」

言ってしまえば人2名が話しているだけの地味なシーンだったんですが、信条と信条がぶつかり合う、重要で印象深い場面だったなと思います。
~推しの話おわり~

イメージ香水ハマるね!

これで、同じ人物に対して計6本の香水を得てしまいました。
非常に満足です。
なんなら先日、彼に香水をプレゼントする夢さえ見ました。
プレゼントっていうか、「これあなたに似合いそうな香りでしたよ。よかったら試されますか?サンプルあるので差し上げます、どうぞ」みたいなテンションで渡していました。薬局でサンプルくれる店員さんみたい。

すっかりハマってしまい、別の人物のイメージでも注文してしまったのでそちらも別途書きます。

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