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♯11 コロナ禍での妄想

皆さんこんにちは。こんばんは。今日は3年半ほど前のコロナ禍の出来事について話そうと思う。

コロナ禍

今でこそコロナもようやく落ち着いてきているが、ご存知の通りコロナ禍ではとにかく外出を控えると言うのが基本であった。

私の会社ではリモート用のパソコン支給され、週1回位のペースで自宅でリモートワークをしていた。

私の妻は医療関係の仕事をしていたことから、コロナ禍でも休むことができず、パートではあるが毎日働きに出ていた。当時小学6年生だった子供たちは学校はあったりなかったりといったところだ。
当時、仕事の休みの日は、ひたすら家にこもって本を読んだり、テレビを見たり、まぁほぼ外に出かけることもなく引きこもっていたように思う。

引きこもりからの

10月頃だったと思うが、その日は年休で会社が休みで、かといって出かけるわけでもなく、妻は仕事に、子供は学校。
家で1人何をするわけでもなく、普段の休み同様、家で引きこもっていた。
特に、中学受験を控えている子供たちに病気を移してはならないと、なおさら外出は控えていた。

昼になり、久しぶりに何か自分で作ってみるかと、普段、料理を作ることのない私だが野菜炒めでも作ろうと、ほんとに久しぶりに包丁を持った。
野菜を切りながらテレビでニュースを見ていると、どこどこで殺人事件があったとか、強盗事件があったとか、まぁ毎日のようにどこかであるような事件を放送していた。

妄想

その放送を聞きながら、私はふと、今、私がこんな事件を起こしたらどうなるだろう?と、頭をよぎった。
これ、引きこもりどころか、立てこもりせなあかんのではないかと想像を膨らました私は、世間一般で言う立てこもりについて、さらに妄想していた。

よくドラマや漫画である。ザ、立てこもりというと、女性や子供を人質にとり、、包丁片手に「この子の命が欲しかったら何億用意しろ」って言うやつだ。

私は、自分も、もしそういう状況に追い込まれたら、そんなセリフを言ったりするんだろうか?とか、長時間になるとお腹が空くし、トイレ行きたくなったらどうするんだろう⁇など色々と妄想していた。

そして現実へ

ふと我に帰ると、今、正に自分が包丁を持っているではないか!!
あかん、あかん、立てこもったら。やっぱり引きこもりまでにしとかないと。
普段、包丁持たない者が包丁持つとろくなこと考えないな、、
その日はそれ以上野菜を切ることなく、既に切った分だけの、予定より少なめの野菜を炒めて食べた。

これから

妄想。学生時代は恋愛の事とか、試験勉強している時は、その試験の合格のことであったりだとか、様々な妄想するが、我ながらなかなか馬鹿な妄想したものだなと今でも覚えている。

一般的に現実になればいいなと言う妄想が多いのであろうが、決して今回の妄想が現実にならないようにだけ気をつけていきたい。

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