ノマドの聖地ジョージアへ！トビリシ観光の定番「ナリカラ砦」に行ってみた

おかじのつぶやき

2025年3月2日 20:48

ノマドにとって「聖地」と言われるジョージア。

私自身、2024年に新卒から働いていた会社を退職し、
「好きな場所で好きな仕事をする」を人生のテーマに、
ノマドワーカーとしての生き方を始めました。

そしてメキシコで2ヶ月間、ノマドとしての修行を積んで
本格的にノマドワーカーとして走り出した2025年。

そんな2025年、最初の国に選んだのは、
ノマドワーカーの聖地、ジョージア!!

でも、なぜジョージアが「聖地」って言われるのか、
その理由を知りたくて、
いつものように片道切符を握りしめて、
ジョージアにやってきました。

今回は、そんなジョージアの定番スポットとなっている
ナリカラ砦について実際に行ってきた感想も含めてご紹介します。

それでは見ていきましょう。

はじめに：トビリシ観光とナリカラ要塞

ジョージアの最大の都市であり首都であるトビリシ。
まずは、そんなトビリシの街について見ていきましょう。

トビリシって昔と今がほどよく混ざり合った街

ジョージアの首都であり、ヨーロッパとアジアの交わりの場所でもあるトビリシ。

人口は125.9万人と
規模感としては、
広島市の人口よりも多い都市になります。

まぁ首都なんでね。

そして、トビリシの街は
ソ連時代の古い街並みが広がる中に
現代のおしゃれなお店が並ぶ
歴史と現代の融合した景色を醸し出しています。

観光名所も豊富で、
特にナリカラ砦は街を一望できるスポットとして
とても人気があります。

その中でもナリカラ砦は
トビリシに来たら定番の観光スポットの一つです。

初めて訪れる人にとって、トビリシの雰囲気を存分に味わえる場所となるでしょう。

ナリカラ砦は町を見渡すシンボル

ナリカラ砦は、トビリシの街を見渡すシンボル的存在です。
標高の高い場所にあるため、要塞からは街を見渡すことができます。

晴れた日には、最高の絶景が広がります!!
また夕暮れ時は、トビリシの街がオレンジ色に染まる景色も、
日中とは違うロマンチックな雰囲気があります。

夜もライトアップされて、
1日の中でも、色々な良い味を出す街のシンボルです。

そんなナリカラ砦の歴史は古く、たびたび改修されて今の姿になりました。
入場料は私のような貧乏観光客には嬉しい「無料」です!!

嬉しい無料観光地!!笑笑

営業時間は朝8時〜夜8時となります。

それでは、ナリカラ砦の歴史について見ていきましょう。

ナリカラ砦は4世紀の砦

はるか昔4世紀の要塞

ナリカラ砦が建てられたのは、4世紀まで遡ります。
4世紀って、日本ではあの前方後円墳で有名な古墳時代になります。

そんなはるか昔に要塞計画!!

すごい!!

なので、ジョージアでも最古の要塞の一つになっています。

ナリカラ砦は「砦」との名前がつくように、
元々は「要塞」として、トビリシの街を守るために作られました。

その後、歴史の中で幾度となく改修され、増築されてきました。

現在は一部が遺跡となっていますが、
その壮大な石造りの壁や建物のあとが
かつての要塞としての役割を物語っています。

度重なる破壊の数々

ナリカラ砦は、長い歴史の中で何度も戦争や災害に見舞われてきました。
そしてその都度改修や修復をされています。

要塞の壁には、過去の度重なる戦いの傷跡が残っており、
どれだけ激動の歴史を歩んできたのかが感じさせてくれます。

廃墟となった部分も多くありますが、
今でもこの要塞はトビリシのシンボルであり、
観光スポットとして多くの人を魅了しています。

ナリカラ砦の見どころとは？

ここまでナリカラ砦の歴史について見てきました。
ここからは観光には欠かせない見どころについて見ていきましょう。

見どころ1: 要塞の上から見るトビリシの街並み

なんといっても、ナリカラ砦の最大の見どころは、
要塞から見るトビリシの街並みです。

それがこちら!!

訪れた日は雪が積もって銀世界のトビリシの街並みでした。

ナリカラ砦の位置している旧市街地からは、
本来、赤い屋根や現代のデザインが融合した街並みが見られます。

特に夕方には、夕日に照らされた
温かいオレンジ色の幻想的な街並みに変わります。

また、街を流れるクラ川や遠くにそびえる山々の圧巻の景色は、
訪れる人々を魅了します。

今度機会があれば、
晴れの日にも訪れてみようかな。

見どころ2: 聖ニコラス教会

ナリカラ砦の敷地内には、1990年代に再建され聖ニコラス教会があります。

この教会は、内部に描かれたフレスコ画が
特に美しいことで知られています。

壁一面に広がるフレスコ画は、
ジョージアの歴史や宗教的なものを描いています。
大きさはあまり大きくない小さな教会ですが、
その神秘的な雰囲気と美しい装飾は必見です。

また、教会の外も要塞と調和したシンプルなデザインで
それもまた要塞の存在を際立たせています。

見どころ3: ジョージアの母像

要塞の隣には、高さが20mもある「ジョージアの母像」が立っています。

この像は、ジョージアの伝統的な精神を表すもので、
左手にはおもてなしの心を表す「ワイン」が、
右手には敵を迎え撃つ強さとされる「剣」を持っています。

訪れた際は、ぜひこのジョージアの人々の誇りと文化を象徴する
この像を見上げて、その迫力を体感してみてください。

ベストな観光時間は？

ナリカラ砦を観光するにあたって、いつ訪れるのが良いのでしょうか。
おすすめの時間帯を詳しくみていきましょう。

ナリカラ砦へのアクセス

ここまでナリカラ砦の見どころについてお伝えしてきましたが、
いくつか行く方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

その1: ロープウェイ

まずは、定番のロープウェイです。

私もロープウェイを使って行きました。

ナリカラ砦に行くには、
リケ公園から出ているロープウェイを利用するのが
最も楽で簡単な方法です。

ロープウェイに乗れば、ナリカラ砦まで約2分で到着です。

また、ロープウェイに乗る途中も
トビリシの街並みを空中散歩できます。

料金は片道2.5ラリ。
日本円に換算すると100円程度でいけます。

ただ、支払いには日本のSuicaにあたる、
トビリシの公共交通カード「メトロカード」が必要になるので
その点注意が必要です。

でも、メトロカードを持っていなくても心配ご無用!!

リケ公園の有人窓口で、往復ロープウェイ+カード代で
7ラリ(約370円)で購入できました。

ただ現金のみなので、
その点は要注意です。

改札にカードをタッチして、いざ乗車!!
「楽」で「速くて」、「空中散歩もできる」
そんな3拍子揃った素晴らしいアクセス方法です!!

その2: 徒歩

ナリカラ砦には、徒歩でもアクセスが可能です。

ただ、途中坂道や階段が多く、
体力に自信がある方でないとちょっと大変かも・・・。

もし徒歩で行く場合は、
必ず歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。

特に私の行ったような雪の日なんかには、
滑って大変なことになりそうです。

そんな過酷なアクセスでも大丈夫だぜ!! という人は、
ぜひ挑戦してみてください。

徒歩でしか味わえない景色も
きっと楽しめるはずです!!

Good luck!!

ナリカラ要塞の周辺も楽しもう

ナリカラ砦周辺には、楽しめるスポットがたくさんあります。

露天がたくさんある

ナリカラ砦の周辺には、露天がたくさん並んでいます。
そして、何が良いって、
ただの露天ではなく「かわいい露天」という点が
観光客を魅了しています。

露天には、ジョージアのお土産や伝統工芸品が並び、
そのほかにも新鮮なフルーツジュースや
ローカルフードも楽しむことができます。

露天の醍醐味はなんといっても、
歩きながらジョージアの文化に触れられるところですよね。

ぜひ、観光の合間に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

値段はやはり観光地価格なのは、
ご承知おきを。

レストラン・カフェ情報

ナリカラ砦の周辺には、露天だけでなく
レストランやカフェも立ち並んでいます。

ここでは、ジョージアの伝統料理も楽しめるお店も多く、
絶景を眺めながらの食事は最高の思い出となるでしょう。

そして、ジョージアといえばワイン。

名産地であるジョージアの地ワインを
味わってみるのも素敵な旅になります。

周辺の観光情報

ナリカラ砦の周辺には、ナリカラ砦のほかにも
多くの観光スポットがあります。

例えば、ロープウェイのあるリケ公園や平和の橋
そして旧市街の歴史的な建造物など
散策をしながら楽しめるスポットが多くあります。

ぜひ、ナリカラ砦を訪れた際には、
周辺の観光スポットとあわせて行くのも良いです。

まとめ：トビリシに来たら絶対行くべきスポット

ここまでトビリシの定番スポット
ナリカラ砦について見てきましたが
いかがだったでしょうか。

このナリカラ砦は無料で気軽に楽しめる
トビリシの絶景スポットです。

初めてのトビリシ観光なら
間違いなくここに訪れてみるのがベスト。

ぜひ午後に訪れて最高のトビリシの景色を味わってください。

歴史と景色と文化を同時に楽しめるこの要塞で
特別なひとときをお過ごしくださいね。

今回もここまでお付き合いありがとうございました。

次はどんな観光になるのでしょうか。
お楽しみに。