22年前の北海道旅行記③
9月だというのに軽く凍えながらも車中泊で一夜を明かし、旅は2日目に突入。うーん、海辺で目が覚めるのはなんともいい気分。
場所で言うと、多分石狩らへんだったとは思うんだけど。
とりあえず次なる目的地として、このまま海沿いに北上して稚内に向かおう。桃鉄で覚えた、あの稚内。
おそらく日本海オロロンライン(国道231号)だったと思うが、ここをひたすら進む。特に寄りたいと思う所もなかったので、とにかく進む。途中、ラーメンだったか海鮮系の飯だったかを食いつつも進む。何食ってもボーノ(覚えたて)。
なんとなく小さな漁村に寄り道。
このあたりでちょっと人恋しくなったので、釣りをしていたおじいちゃんに声をかけた。ものすごくウザそうな顔された。すぐ退散した。
のどかな場所の住民は皆優しいのだろうと勝手に思い込んでいたけど、それは独りよがりの幻想だった。でも今思えば、どこぞの怪しいガキがいきなり話しかけてきたら誰だってイヤよね。僕も釣りしてる時に声かけられんのキライだし。おじいちゃんメンゴ♡
引き続き、海沿いで信号のない快適な道をひたすら進む。ついうっかりスピード出ちゃうねぇ。だからオービスも多いんだとか。
あとこのあたりから、どこで車中泊したとか何日目にどこそこに寄ったとかの記憶が曖昧なので、ざっくりと。ルートとか矛盾があるかもだけどごかんべん。
夕暮れ前になる頃には留萌市というところに到着。
マップに「黄金岬」という夕日の美しいスポットが紹介されている。まぁ寄るよね。
留萌にはしばし滞在。夜寝る時のために毛布を買おうと思ったけど、高かったのでうっすいペラペラの安いウインドブレーカーを買った。無いよりマシじゃ。
あと今思い出したけど、あちこちで道の駅に寄ってソフトクリームを食ってた記憶がある。場所によって結構味が違ってた。場所とそれぞれの味を記録しとくのも面白かったかな。
ところで旭川や富良野にも寄ったので、もしかしたら石狩から一旦内陸部に向かって、富良野⇒旭川⇒留萌 だったかもしれん。全然覚えてない。
旭川ではラーメン村でラーメン食ったことだけは覚えている。写真はナッシング。まぁ普通に美味かったよね。多分。
なんやかんやで海沿いに戻って北上。
そんで稚内に向かう途中、所々にある「トナカイ牧場」という看板が目がつきまして。そのまま看板に案内されるがまま、ルートを外れてまた内陸部に進んでしまって。僕けっこう動物好きなもんで。
行きついた先は、幌延町というところにある「トナカイ観光牧場」。
気ままにこうして寄り道できるのが一人旅の醍醐味。
トナカイに癒されて、お次に寄ったのはサロベツ原野。ここ最強。
今回の旅で一番ハートが震えた。燃え尽きるほどヒート。これぞ北海道!とも言うべき広大な大自然。どこまでも続く緑の大地。植物には疎いのだが、この美しさを全身で感じられただけで十分。ここに来れてよかった。
で、確かこのあたりのレストハウスだかで「いももち」が売られてて。これがまた、んまぁ~~~~美味で。何の味付けもしてないのを食べたのだが、ほのかな甘みと風味が絶妙で。後にも先にもあんな美味いいももちを食ったことは無い。サンキューいももち。
その後着いた稚内では、確か「童夢」って温泉に入った。それ以外の記憶があまりないが、静かな街並みを走りつつ、「果てまで来たんだなぁ・・・」と感慨にふけっていたのは覚えている。
続いて宗谷岬。最北端やで最北端。当たり前だけど寒いね。日が射してる時間帯でも寒かったよ。
さて今度は海沿いに南下だ。
とりあえず目指すはサロマ湖かな。途中どこ寄ったかはほとんど記憶にないが、唯一覚えてるのが興部。道の駅おこっぺという字面が印象に残っていたもんで。おこっぺ。まぁやったことはソフトクリーム食っただけだったけど。
そんで牛を眺めつつまた南下。
そういえば行く先行く先で、結構同じ人とすれ違ったり出くわすことが多かった。特徴的なバイクに乗ってる人とかは特にわかりやすいし。やはり旅人は多いのだね。多分向こうも僕のことを、「おっアイツ〇〇にも居ったな」とか「旅のルートかぶってんな(笑)」とか思ってたんだろうな。
では今回はこのへんで。
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