見出し画像

岩手ドライブ旅 後編

どうも、前回の続きです。

二日目は宿を出てまっすぐ浄土ヶ浜に向かいました。たまたまYouTubeでここの動画を見て、興味を持ったので。海水がえらい透き通ってて綺麗だったんですよ。

宿からの道のりは三陸沿岸道路ってとこ通ったんですけど、まぁ無料の高速道路って感じです。快適ですし、なんだかお得感あります。ほとんどPAとか無いからトイレ行きたくなったら大変だけど。

浄土ヶ浜

浄土ヶ浜は三陸海岸沿いにある宮古市の代表的な景勝地だそうで。動画で見た通りの透明度の高い海。最高。屹立する岩山と白い浜と大量のウミネコ。ウミネコの鳴き声かわいい。
「うみねこ丸」という遊覧船のチケットを買ったんだけど、タイミング悪く乗船まで1時間ちかく待つことになって。でも散策してたらあっと言う間に時間が過ぎた。それくらい飽きない場所。あとウミネコかわいい。
それからマリンハウスってとこにあるソフトクリームおすすめ。サイダー味とバニラのミックスめっちゃ美味い。これから行く人は是非!
それと遊覧船は本当に楽しかった。これは乗っておいて良かった。見える景色が素晴らしいのは言うまでも無いんだけど、ウミネコへの餌やりが楽しい。奴らすぐ真横で飛びながらついてきて餌待ちするんですよ。なかなか見られない光景でっせ。
いやーそれにしても渓谷の舟下り、海の遊覧船と立て続けに船乗ったけど楽しいね。今度またどっか行ったら乗ろう。

波の音が心地いい
めっさ群がってる笑
砂浜というより小石の浜
透明度がすごい
餌やりほんと楽しい
鳴き声かわいいのよ
これ美味かった


盛岡

お次は盛岡。目的は冷麺。それだけ。特別冷麺好きってわけではないけど、なんとなく本場の盛岡冷麺が食いたくて食いたくて震えたもんで。
で、とりあえずネットで調べたら「ぴょんぴょん舎」って店が有名みたい。これ、関東にも店舗あるんだってね。知らなかった。
このぴょんぴょん舎、地元では人気店なだけあって結構な順番待ちだった。これは期待が高まる。

混んでた
美味!
明太チーズ石焼ピビンパ(ビビンバじゃないの?)。
これも美味!

冷麺ってスイカ入ってるイメージだったけど、ここはナシなのね。意外にもこれがナシではなくアリだった。ピビンパは冷ましすぎじゃね?って思うくらい放置してから(先に冷麺食い終わってから)食うと丁度いい。熱すぎて舌やけどしちゃうもんね。しっかりお焦げが出来てていい感じ。
とりあえずこれで盛岡での目的は果たした。髪や服に焼肉のニオイがついてしまったので次は温泉じゃ。


宮城県:鳴子温泉

ここも以前YouTubeで見て行ってみたいと思ってた場所。盛岡からだとちと遠いけど、まぁ気にしない。
ちなみに僕はそれなりに温泉好きではあるが、泉質だの効能だのはサッパリで、知識は何も無い。というか、そういう面はあんま興味ない。ただ雰囲気を楽しんでるだけだ。まぁそれでも温泉好きって名乗っていいよね。好きなのは本当だし。
とりあえずここは奥州三名湯の一つらしい。あとの二つは知りまへん。温泉の規模がでっかく湯量も多く効能もすごい(語彙力0)んだって。
あとここに着いた時には18時くらいでもう真っ暗だったんで、写真は撮ってないです。

ざっと調べたところ、この時間に入れそうな日帰り温泉はあまり多くは無かったです。こういう温泉街の旅館とかって、「日帰りもOK」なんて言ってるわりに宿泊客優先で入れてくれなかったりするし。
そんな中で見つけたのは「四季の宿 花渕荘」さん。ちょうど宿泊客の夕食の準備で忙しそうな時間帯に訪れてしまったのだが、女将さんが優しく丁寧に対応してくれた。しかも500円で入れるというね。
たまたま貸し切り状態だったのと、お湯が丁度良い加減だったので長湯してしまった。例によって泉質とかは気にしてないが、心地よいお湯だった。花渕荘さんありがとうございました。

次回は明るい時間に来て街をのんびり散策してみたいですな。

・・・と、こんなところで岩手(とちょこっと宮城)の旅は終了。

盛岡みたいな都市部は別として、車で走りながら見た景色はどれも記憶に残しておきたいくらいの美しさでした。地元の方々からすれば何でもない普段の風景なのでしょうが、風情も何もない無機質な住宅街で生まれ育った僕にしてみれば、どのシーンを切り取っても胸に響く風景ばかりなのです。

ところで僕の地元は東京のベッドタウン的なとある街なのですが、一言でそこを表現すると「灰色」なのです。幼少期の記憶を振り返っても、浮かんでくる光景のベースになるのは灰色。人工物ばかりの景色。空もどこかくすんでいて真っ青とは言えない。流れる水も濁っている。さらに人がとにかく多い。道路に出れば渋滞だらけ。駅なんてもう毎日人の海。夜になっても外は静かとは言えない。
ただ良い面として、やはり生活する分には便利ではあります。比較的自然災害も少ないですし、そういう意味では住み心地が良いと思う人もいるでしょう。
ですがそんな地元を愛せるかと言ったら、僕は愛せません。今は別の土地に住んでますが、戻りたいとも思いません。

そんな僕が、仮にもし岩手のような自然豊かな土地で生まれ育っていたとしたら、果たしてその地元を好きになっていたのだろうか・・・と道中考えてしまいました。

観光で良い所ばかり見て賛美していますが、生活するとなると、そこの住民にしかわからないような苦労や悩みが色々あるのは当然わかっています。それを含めてその土地を愛せるだろうか、と思うと、正直微妙なところです。
人間は無いものねだりをしてしまいますし、何より僕は物事の良い面より悪い面を見がちなしょうもない人間なもので。
こんな自分が仮に地方の土地で生活したとしたら、それそれでブーブー不満たれてる気がしなくもないです。

でも、それでもなんとなくですけど、都市部で生活するよりは、心を癒してくれる自然が周りにある分、気持ちに余裕が持てそうな気がするのですが・・・どうでしょうね。

まあ、こればっかりは実際に住んでみないとわかりませんね。人それぞれ土地、それに土地柄との相性もあるでしょうし。

・・・最期は話が逸れてしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!