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"なんで"やねん!!!!!!!!!|岡崎ぎゃざ研究部 2024.12.11
こんばんは。ぎゃざ研究部スタッフのすずかです!
毎週水曜日に開講している研究部。
今回は【 飛行機づくり🛩 】に取り組んでいます!
飛行機づくりの手順はこんな感じ ↓
① 針金でボディづくり
② 新聞紙でコーティング
③ その上から白い紙でコーティング
④ 台座をつくる
⑤ 絵の具を塗る
→ 完成!✨
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ライト兄弟時代の飛行機をつくっている子、最新の戦闘機・旅客機をつくる子など、それぞれ自分のつくりたい機体をつくっています🛫
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今日、針金でのボディづくりを終え、新聞紙コーティング中の男の子から、こんな質問が飛んできました👂
👦🏻「どうして白い紙より先に、新聞紙を巻かないといけないの?」
それに樋口さんは、こう答えました。
🧔🏻♂️「新聞紙の方が薄くて巻きやすいからだよ。でも、はじめから白い紙でもできそう?先に白い紙からやってみてもいいよ!」
その声を聞いた子どもたちは、それならば! と白い紙で巻いて試して、
🧒🏻「できたよ!✨」
👦🏻「細かいところはこっちの方がやりやすい!」
と、早速実践していました!👀
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この男の子の質問で、嬉しかったことがあります。
それは、「なんで?」を考えていたことです。
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今日の講座が始まる前も、樋口さんと私で、
ぎゃざスタッフとして大切なことは、
「なんで?」を考える / 伝えることができること
だと、話していました。
なんで?(目的・理由) を考える / 伝えることって、意外と難しくないですか?
私自身の経験でいうと、
小学校の教育実習にて先生のサポート中、大人数に指示を出したあと、
🧒🏻「どうしてこれをやらなきゃいけないの?」
というある子からの質問に対して、
1人に向き合う余裕がなくて、
👩🏻🦰「ルールだからだよー!」
と、流して答えてしまったことがあります。
でも、今思えば、"ルールだから"なんていうのは、それをやる理由として全く筋が通っていません。私があの子の立場なら、「なんでルールなの?」とさらに謎が深まるばかりです。
きっとその子は、疑問が残って全く納得できないまま、周りに合わせて動いてくれていたんだな……と振り返って気づきました。
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ぎゃざでは、
なにか新しいことをするとき、
子どもたちになにかを伝えるとき、
「どうしてそれをやるのか?」
「どうしてそれがダメなのか?」
つまりは『目的・理由』を、
必ず子どもたちに話すようにしています。
例えば、
◯ ぎゃざ子ども会議をするとき
◯ 本を紹介するとき
には、それをおこなう目的を話し、
◯ 友達の工作の邪魔をしている子
◯ 片付けのときに遊んでいる子
には、それがどうしてダメなのか?どうすればいいのか?
を、きちんと言葉で伝えています。
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筋がきちんと通っている目的や理由を話すと、
子どもたちも、
「そういう目的があるのか」
「だから自分のココは良くなかったんだ」
と、根っこから納得して行動に移しているなと、
子どもたちの様子を見てて思います。
納得感を持っていると、何より本気度🔥が違う。
子どもたちみんなも、その目的・ゴールに向かって熱心に取り組みます。
それに、私たちはその目的を達成することができるなら、そのプロセスはなんだっていい と思っています。
例えば、
「1 + 1 = 2」 の「2」をつくりたいのならば、
「2 + 0」でも、「2 × 0」でもいい。
目的・ゴールを伝えると、
「じゃあこのやり方をやってみよう!」
「これもできるかも?」
と、子どもたち自身で考え、それぞれの表現活動につながります。
「答えを出すこと」が大人の役目ではないのかな、、、なんて考えています。
いい問いかけを心がけたいものです。
大人が誤魔化さずにきちんと伝えれば、子どもたちもそれに全力で応えてくれるんだということを、日々の講座でひしひしと感じています。
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なので、私たちスタッフが大事にしている「なんで?」が、子どもたちからの意見として出た ことが、とても嬉しかったんです。
その考え方が、子どもたちに伝播している部分があったのかなと感じました。
それに、子どもの質問に対して、「その通りかもしれない!先に白い紙からやってみてもいいよ!」と答えた樋口さんもまた、「なんで白い紙をあとにしたのか?」を考えて、答えた結果であるなと見ていて思いました。
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今回の出来事のように、
ぎゃざでは、
大人も子どもも対等に、
考えて、
やってみて、
失敗を振り返って、
を、繰り返しながら、
向き合っています。
そんなところが、ほかの造形教室や習い事にはない、ぎゃざのいいところだなと、スタッフである私も感じています。
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まだまだ飛行機づくりは続きます!
なんで? を大切に、工作を進めていきます💪🏻
すずかお姉さん
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