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人生を決めるひとこと|岡崎ぎゃざ 2024.11.13

こんばんは!ぎゃざ研究部スタッフのすずかです。

本日、代表の樋口さんと私は、岡崎市立葵中学校にて、
【 服屋さんのお仕事 】についてお話ししてきました!🗣

ご存じの方も多いかと思いますが、
樋口さんは岡崎ぎゃざだけでなく、アパレルショップ・abundantism も営んでいます。

「服屋さんってどんなことしてるの?」
「販売員ってなに?」
など、お仕事にまつわるあれこれを、中学生の皆さんにお伝えする & 販売員を体験してもらいました!👔

実際に商品を使って実演!(提供:かじゃさん)

授業の中で一通り、【 アパレルショップの樋口さんとして】意識していることを伝えたのち、
最後に【 樋口さん個人として 】大切にしていることを伝えました。

「自分の『苦じゃないこと』『苦なこと』を書き出してみよう。 苦じゃないことから自分の特性が見えてくるはず。 僕は『話すこと』だった。だから、販売員になった。
僕は服に限らず、車や家だって売ることができる気がする。
服とか車とか飲食とか、ジャンルで職業を探すのではなく、苦じゃないことから職業を探してみるといいと思う」

この言葉を中学生の子たちに送った理由は、樋口さん自身、思ったことをノートにひたすら書き込み自分を分析する習慣があり、そうやって続けてきたことが、今の自分をつくっているからだといいます。

はじめはデザイナー(服を作る側)を志していた樋口さん。そこから、服飾の専門学校にて販売員のおもしろさに気づき、「話すこと」ができる販売員としての道を突き詰めよう!と思った実体験と合わせて、お話ししていました。

樋口さんが実際に使用しているノート

樋口さんの経歴については、かなり端折っているので、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事から!

つまりは、
職業や生き方を選ぶとき、得意・好きだけではなく、
「『苦じゃないこと』ができるか」
「『苦なこと』を避けられるか」
から考えることが、意外と大事だったりするし、そういうものの方が長続きしたりする。

私たちは、あえて「得意不得意」ではなく、「苦じゃない・苦である」という言葉を使っています。

それは、「人よりできる」のような判断軸ではなく、「時間を忘れてやっちゃう」とか「暇なときにやってる」のような、本人は気づけていないけど出来ていることに、可能性を秘めていると思っているから。

だからこそ、これから先、なんにだってなれる希望のかたまりのような中学生の子たちのうち1人や2人でも、このことを覚えておいてくれたら嬉しいなと思い、樋口さんからのメッセージとして伝えました。

中学生に思いを伝える樋口さん(提供:かじゃさん)


私自身も、樋口さんの考え方に共感する経験がたくさんあります。

私はとても器用貧乏なタイプなので、どれもできるっちゃできるからこそ、突出して得意なこと・好きなことがありません。

「得意なことはなんですか?」と聞かれたとき、答えるのが難しくていつもすっごく悩みます。アーティストさんたちのように、何かに夢中になれている人のことがうらやましくてしょうがないんです。

ですが、私自身も「苦じゃないこと」に目を向けてみてから、気づけたことがあります。

それは、「 私は文章を書くことは得意ではないけど、苦ではない。誰かに何かを伝えることが好きなのかも」ということ。

得意じゃないからという理由で、進んで文章を書くことはしてきませんでした。
でも、ほかぎゃざスタッフから「すずかちゃんの文章、いいね!ブログ隊長!!」と、褒めてもらえるようになってから、「あ、もしかして私って向いてるのかも?」と思い、最近は積極的に書くようになりました。

私をブログ隊長に任命してくれた皆さん✌🏻

誰かに文章を読んでもらって、反応が返ってきた時の嬉しさにハマり、今では抜け出せなさそうです(笑)

苦ではないことが、経験を重ねるうちに、少しづつ得意なことに近づいていっているのかもしれません。数年前の自分はこんなに文章を書いているなんて思ってもいなかったので、本当に驚きです。

ぎゃざスタッフたのしい〜!

さて、前置きが長くなりましたが、そんな「苦ではないこと・苦なこと」の話から、今日のぎゃざの子どもたちへの質問では、
【 褒められたことがあることは?】を聞きました。

👧「ふと撮った写真をめっちゃいいじゃん!と言われた!」
👦「折り紙のオリジナル作品をすごいと言ってもらえた!」

などなど、子どもたちみんなが嬉しそうに、ちょっと自慢げそうに(笑)答えてくれました☺️ 

今日の講座の様子👀

自分では得意だと認識できていないけれど、他の人が見たときに「すごい!」と思うことって、誰にだってあるはず。

私たちぎゃざスタッフは、子どもたちがそんなものたちに気づけるように、「〇〇君のここ、めっちゃいいね!」「〇〇ちゃんのそれ、超おもしろいじゃん!」を、積極的に伝えています。

作品を天井に吊るしてピース✌🏻

子どもの将来を決めるのって、大人の何気ない一言だったりするから。
何を伝えるかって、大事ですよね。

その自覚を持って、私たちは日々造形教室を通して子どもたちと関わっています。

さて、来週も研究部では引き続き「飛行機🛩」をつくります!
お楽しみに〜〜!!

ぎゃざ研究部は、毎週水曜日の講座後にブログを更新しています。
「ぎゃざが大切にしていること」
を発信していますので、ぜひフォローをよろしくお願いします!


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