とりあえずやってみたら!|2024.08.28 岡崎ぎゃざ研究部
研究部は、現在1年近くかけて「お城」をつくっています!
1年も続けているとどうしても同じ工作が続くことがあって、それと同時に子どもたちの集中力が続かないタイミングが出てきてしまう。
ということで、その日の日直が「楽しくやるための方法」を決めることにしています!
これまでにやってみた方法は、
・早く切り上げて遊ぶ
・チーム変えをする
・座るの禁止(笑)
など、さまざま!
今日の日直の女の子が決めたのは、なんと、「無言でやる!」 。
(いつもわちゃわちゃしているみんなが無言でやるなんてできるのーーー?!?!しかも、お城の展示まで日がないから今日進まないとやばいぞ…….)
と、私が内心思っていると、ある男の子からこんな意見が。
「無言でやると、相手にこうしてほしいって思ってることが伝わりづらいから、とってもやりにくいと思う!」
私もその子の意見にとっても共感。
うんうんと頷いていると、続けて樋口さんはこう言いました。
「たしかに、その意見もとってもわかる。でも、やってみないと実際にそうかはわからないじゃない?だから、まずは15分だけ無言でやってみるのはどう??」
私は、その樋口さんの言葉にハッとさせられました。
無自覚のうちに、「無言でやるのは良くない」と、子どもたちの提案を大人(私)の都合で、否定していたな……と。
いくら私が「無言でやるのは良くない」と思う理由を並べたとしても、それは想像の話でしかないから、子どもたちも納得できるはずがない。
決めつけないで、子どもたちの意見を尊重して、行動に移してみることが大事なんだとあらためて気づきました。
無言工作に反対していた子も、納得した様子。
まずは15分だけやってみることにしました。
ですが、トライしたあとの子どもたちの第一声は、「無理だーーーーーー!!!」(笑)
でも、しゃべれることの有り難さや、しゃべる事がないから生まれる
いつもと違うコミュニケーションが、とってもよかった!
そして、実際にやってみたからこそ、「しゃべらない」を提案した子も、「じゃあいつも通り話してやろう!」と切り替えることができていました。
なんでもやってみるって大切ですね😌
少しでもいいからとにかくやってみる。続けるかどうかは二の次。
今日もまたひとつ、ぎゃざスタッフとして、ひとりの人間として、大事にすべきことに気づけたなと思います。
でも、忙しかったり、ほかのことを考えていたりすると、こういうとこってなおざりになってしまいがちなんですよね〜。ちょっとずつでもいいから、着実に、大事にすべきことを大事にできる、そんなスタッフになっていきたいです!!
すずかお姉さん