見出し画像

ありがとうを言えばいいってもんじゃない|岡崎ぎゃざ 2024.11.13

こんばんは!ぎゃざ研究部スタッフのすずかです!

先日、ぎゃざスタッフ会議🗣がありました!

・スタッフとして大切なことは?
・子どもたちの工作する環境をもっと整えるには?

などなど、ぎゃざをより良くするためにマジメに話し合っていました!
(+みんなで焼き肉を食べたよ✌🏻)

その会議にて、
とても印象に残っていた樋口さんの言葉があります。


それは、私から樋口さんに、
「ぎゃざに通う子どもたちには、『ありがとう』が言える子になってほしいで
すよね?」と、ふと聞いてみたところ、

「いや、そうじゃないんだ。『ありがとう』の言葉が言えることが大事なんじゃない。"感謝するタイミングがわかること"が大事。ありがとうじゃなくったって、サンキュー!だっていい。今はこの人にお礼を伝えるときだ!がわかる子になってほしい。」

写真右:樋口さん


そのときの私は、本当に目から鱗で……!!👀

確かに、樋口さんは子どもたちに、

「ありがとうを言ってね」

ではなく、

「お礼を言ってね」

と、いつも伝えています。

よくよく考えてみると、
「ありがとうが言える子になってほしい」というのは、「ありがとうという言葉さえ言えたらよし」になってしまいます。

だからこそ、
「お礼をどうして言わないといけないのか?
 」
「誰かが何かをしてくれる状況は、当たり前ではないんだよ」

などなど、理由も含めてぎゃざは子どもたちに伝えています。


私も子どもたちと接していて感じるのは、

お礼をきちんと伝えてくれる子には、もっとこの子のためにやってあげたい という気持ちがふつふつと湧いてくること。

<大人 対 子ども> とはいえ、<人 対 人>です。

人は、感情で動く生き物です。

だからこそ、お礼を伝えた分、相手も気持ち良くなって、それが返ってきて、自分のためになる。

「お礼がきちんと言えること」は、人と人と関わり合って生きる自分がやりたいことを実現させるためには、欠かせないことではないでしょうか。

ぎゃざの目的は、
”工作を通して生きるチカラを育む造形教室” 。

ただ、工作をするだけではなく、「子どもたちにこんなことを伝えたい」を毎回スタッフ間で話し合いながら、子どもたちと向き合っています。

私がぎゃざでブログを書いている理由は、
造形教室がどうやって生きるチカラを育もうとしているのか?
その実際の現場の様子や、樋口さんはじめスタッフの頭の中を、皆さんに伝えたくて書いています。


今回のこちらの記事や、私たちの思いを知ってくださった方が、"子どもたちとの関わり方を一度考えてみる"きっかけになったらいいなと思います。


さて、今日の研究部では、前回に引き続き飛行機🛩をつくりました!

・誰かに物を取ってもらったとき
・お土産をもらったとき
・スタッフからアドバイスをもらったとき

きちんとお礼の言葉が言える子たちばかりで、私たちが大事にしていることが伝わっているなと、ほくほく嬉しい気持ちになりました。


いよいよ来週は、飛行機🛩の壁面づくりに入っていきます!

お楽しみに!


ぎゃざ研究部は、毎週水曜日の講座後にブログを更新しています。
「ぎゃざが大切にしていること」
を発信していますので、ぜひフォローをよろしくお願いします!


《岡崎ぎゃざこども造形教室 〜岡崎校〜》
【住所】〒444-0047 愛知県岡崎市能見通1丁目57番地

《岡崎ぎゃざこども造形教室 〜名古屋校〜》
【住所】〒453-0013 愛知県名古屋中村区亀島1丁目5-22


●HP https://okagyaza.jimdosite.com/
●Instagram 
 https://www.instagram.com/okagyaza/
●online
shop https://okagyaza.theshop.jp/
●YOUTUBE
@okagyaza630


いいなと思ったら応援しよう!