ビリでもいいじゃない|2024.08.21 ぎゃざ研究部
今日はぎゃざ研究部!
今日の日直が決めた楽しく工作をする方法は、
『早く終わって、遊ぼう!✨』
子どもたちの意見から、自分の作りたいところを作ろう!!💪
という事になり、制作担当のチーム替えもしました!
日直の意見とは別の意見でしたが、なによりも子どもたちの工作なので子どもたちが考えた意見を優先しました😌
「楽しく工作をするには!?」
をやり続けてきたおかげで
自分たちにとって何が楽しく工作を続けられるのかがわかってきたようで、日直関係なく、意見が出てくるのは素晴らしいと思います😌
最後の遊びでは、
「なんでもバスケット」をしました🧺
子どもたちによる本紹介で
『びりっかすの神様』という本があり📕
一位だけじゃなく、びりでも頑張ったならいいじゃないか!
というお話がとても良かったです。
そこで今回のなんでもバスケットでは
一位と びり の2人に飴🍬の景品を渡しました😊
とてもいい本でした📕
みんなにもそんな考え方が伝われば嬉しいです!
来週もお待ちしております☺️
樋口お兄さんより
こんにちは!ここからはスタッフすずかによる今日の振り返りを。
4月からほぼ毎週続けている、【樋口お兄さんの本紹介コーナー📕】
工作に入る前に、樋口さんが1冊選んだ本について、
「どんな本だったか?」
「この本からみんなに伝えたいことはなにか?」
を、子どもたちに伝える、大人気コーナーです!
実は、「僕・私も本を紹介したい!」と、子どもたちから声が上がり、【子どもたちによる本紹介コーナー📘】もできたんです!
今日は、そのコーナーの様子をお届け。
今回は、小学校6年生の男の子による本紹介。
持ってきてくれたのは、【 びりっかすの神さま 】。
その男の子は、
「この物語の中には、ビリの子にだけ見える神さまが出てくる。その神さまが言っていた『1番じゃなくてもいいじゃない。本気で、一生懸命に頑張ったのなら、それでいいじゃない』ということを学びました。」
と、私たちに話してくれました。
みんなからの拍手喝采のあと、樋口お兄さんから、
「とってもいい本だね。この本には、ぎゃざと通ずるところがあるね。」
と言って、ぎゃざに込めた思いを続けてこう伝えました。
「ぎゃざでつくるものは、誰が1番・2番とかないじゃない?
そうやって数字では測れないような価値観があると思うから、もちろんビリでも悪くないし、 1番が全てでもない。
自分が思う、『いいもの』をぎゃざでつくりたいよね。」
子どもたちが普段身を置いている小学校は、テストの点数や順位など、数字で評価されるものが多い環境だと思います。
私自身も小学校のテストで、点数が低いものが返ってきたとき、まるで自分の全てが否定されているように感じてしまい、ひどく落ち込んだことを覚えています。
でも今の私は、【 テストの点数が全てではないし、誰かのものさしで測れるようなものはつまらない 】とさえ、思っています(ちょっと過激 笑)。
だからこそ、ぎゃざに通ってきてくれている子たちを、数字で評価することは絶対にせず、それぞれにそれぞれの「いいね!」を送っています。
その「いいね!」が、その子らしさを全開にし、その子の自信につながり、いろんなことをやってみたい!と前向きに物事に取り組む原動力になると信じて。
「学校には学校の役割があり、ぎゃざにはぎゃざだからこその役割がある」
そんなふうに、考えすぎなぐらい考えながら、日々造形を通して子どもたちと向き合っています。
そうやって子どもたちと本気で向き合うと、私たち自身も子どもたちから学ぶことがたくさんあって、とっても楽しいんですよねえ。
いよいよ、昨年秋からつくり続けてきたお城も完成間近!
「いいね!」がたくさん詰まったぎゃざ城のお披露目、皆さん楽しみにしていてくださいー!
9/22-23、丘の途中のマーケット@籠田公園 ぜひお越しください!