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なぜ経験が必要なのか。-空に至る道4-

自然のサイクルとは宿命です。それを発酵と呼びます。

自然の仕組みを応用して作ったものに、ペットボトル空気活性機があります。金魚鉢などで使われるポンプの空気を、水の入ったペットボトルの一番底へ細長いパイプを通して送ります。そして底から浮かび上がってきた空気をまた細いパイプを通してペットボトルから外気へ出します。ペットボトル内の高低差というギャップと水圧によって、送られた空気に圧がかかりエネルギーが入るため、高エネルギーの空気が外気へ送られることで、空間が活性化するという仕組みです。

川の流れでも水は絶えず石などぶつかって振動しています。そして常にエネルギーを呼び込んでいます。風も同じように木々にぶつかりながらエネルギーを得ています。

そのようにして自然は巡っています。

人はどうでしょうか。

人は経験を通して人生を発酵させていきます。

なぜ経験が必要なのでしょうか。ペットボトル空気活性機と同じです。

人の営みには目に見えない意識と、目に見える身体活動に分かれています。

物質化しているものほど振動数は低いです。水の底に汚泥がたまるのと同じです。物質が重いから底にたまるのではなく、振動が低いために、高いものと分離するのです。

空気もペットボトルの一番底に落ちる必要があります。

人の一番底は、身体、特に下半身、足の部分です。

つまり、どんな人の営みも、身体という一番底の部分に落ちて始めて高低差というエネルギーが注がれるのです。

まず啓示があります。それは天から来ます。高いところから降りてきて、意識にとどまります。そこで身体を使って実行すれば、啓示は一番底に落ちることができ、物質化します。その後また意識に昇ることで、高低差のギャップからエネルギーが注がれ、天を一新することができるのです。

宇宙を活性化させられるのは、肉体を持つものだけです。

思い浮かんだことを何でもやってみるのは、とても大切なことです。

それが楽しいのは、天や自分を含めたすべての喜びだからです。

天が活性化されると、即座に循環されその人もエネルギーで満たされます。

遊びましょう。

やらされることをするのは、啓示を受けて実行することではありません。それを言いつけに来た人を活性化させるだけです。循環はしません。人が天に成り代わることは不可能だからです。

子どもを見ていると、思いついたことを実行して遊ぶの繰り返しです。

もし啓示をすぐに実行できなくても、書くだけでもいいというのは、書くことも肉体活動だからです。


最も低い場所である足を使うこと、どこかへ行くこと、それが最も大きなギャップを生み、天にエネルギーを注ぐでしょう。

最近、いつ旅をしましたか。

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