24年6月庚午(かのえうま)の月のおかげくま通信
みなさんこんにちは。
「おかげくま通信」くまぶちょーです。
2024年6月のおついたちとなりました(過ぎてしまいました 笑)。
今月の月干支は「庚午(かのえうま)」。
陰陽五行では、
十干の「庚」は陽の金、
十二支の「午」は陽の火で、
相剋(火剋金)の関係にあります。
庚は、刃物や鉱物などの金属を表しています。
午は、陽気で派手という意味を含んでいます。
この2つの性質を併せ持つ「庚午」は次のように解釈できます。
この時期は、力強く前進できるエネルギッシュな面もありますが、内には繊細で柔らかな性質を持っています。 陽気さや華やかさを芯に持っていますが、鉱物が山の中に隠れているように、アピールし過ぎない傾向があり、傷つきやすいデリケートな一面もあるとのことです。
つまり、今月は陽気さと品の良さの両面を持ちながら過ごすと良いというメッセージでございます。
そんな今月の「おかげくま参り」の予定は?
昨年6月のおかげくま参りはどこへ行ったの??
昨年は、6月10〜15日の竹生島にて滋賀県・琵琶湖に浮かぶ竹生島に集まる江ノ島弁財天さま、厳島弁財天さま、竹生島弁財天さまの「三社弁財天さま」が集まる「三社弁財天祭」が斉行されたのを期に、竹生島に上陸、さらに、吉野・天河弁財天さまを巡る、豪華「四社弁財天さまを巡るおかげくま参り」を齋行致しました。
多くのくまちゃん達とともに、瓦投げにも挑戦しましたが、あえなく撃沈(笑)といったことにも相成りました。
琵琶湖・竹生島の翌朝、吉野の天河大弁天神社さまの朝拝にもお参りさせていただき、吉野の朝、リンとした空気の中で、天河弁財天さまに祈りを捧げたことが思い出されます。
何せ、近江・京都・南都奈良・吉野・紀伊と関西は神社仏閣のメッカでございます。さらに、葛城御歳神社さま、葛木一言主さま、丹生川上下社さま、そして、仁徳天皇御陵とおかげくま達と巡り、充実したおかげくま参りとなりました。
今年も関西へ!と意気込んでおりましたが、仕事の調整の都合がつかず、今月の参拝は残念ながら断念せざるを得ません。とほほほ、でございます。
では?
ということで、今月は、仕事のご縁もあり、長野・善光寺参りと戸隠神社五社巡りの豪華信州2本建のおかげくま参りへと向かいます。
ぜひご一緒しましょう。
6月17〜20日、長野・善光寺と戸隠神社五社巡りのおかげくま参りにご一緒しましょう。
なぜこのタイミングで、善光寺と戸隠神社五社巡りのおかげくま参りにご一緒しましょう、とお誘いするのか?
それは、
6月23日(日)昼12時30分に、
戸隠神社の中社にて
3年に1度の火祭り、『 柱松特別祈祷 』が斉行されるからです。
なんと、今回のお参りのタイミングは、6月23日(日)昼12時30分に3年に1度の火祭り、戸隠神社『 柱松特別祈祷 』の直前とのこと。
前回、4月の信濃巡りの際には、「善光寺参りには、上田・別所温泉の北向観音さまをお参りしてから、善光寺へお参りする『善光寺両参り』で、ご利益があります」という伝承をご紹介して、北向観音さま→善光寺さま、というお参りをいたしました。
今回は、善光寺参りと、その後の戸隠参りです。
かつての旅人や僧、修験者たちは、善光寺にお参りしたのち、「飯綱忍術」と呼ばれる不思議な術式や修験密教の教えを体得しようと、古の「戸隠山顕光寺」=今の戸隠神社へと神仏習合の修験の旅に向かったのです。
今回のおかげくま参りは、その江戸期の伝承に則って、善光寺参りと戸隠の五社巡りに参ります。
この『 柱松ご神事』は、3年に1度の火祭りです。
戸隠大権現さまの炎に御祈祷いただけば、絶大なる御神威で鎮護加護頂けるとのことでございます。
とはいえ、さすがにご神事当日の6月23日は、多数の参拝者や観光客により、五社巡りはできません。
そこで、直前の6月17〜20日の間に善光寺&戸隠五社巡りのおかげくま参りします。(日付がまたがっているのは、天候等で予定が変わることもあるからです)
戸隠神社と善光寺は、歴史上も深い関係があります。
戸隠神社は、中世以降、「戸隠山勧修院顕光寺」密教寺院でした。平安時代後期以降、天台密教や真言密教と神道とが習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光寺として全国にその名を知られていました。修験道場戸隠十三谷三千坊として比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と呼ばれるほど多くの修験者や参詣者を集めました。
善光寺も元々は天台宗寺院です。天台宗繋がりということもあり、戸隠山顕光寺(延暦寺山門派)の別当職であった栗田氏が鎌倉期以後は山麓の善光寺(園城寺寺門派)別当をも世襲したこともあって両寺は関連を強めてきた歴史があります。
善光寺も戸隠神社もお守りが充実!
善光寺さんは、善光寺だけでなく、大勧進、大本願とそれぞれ別にお札・お守り等が準備され、そのラインナップはかなりの充実度です。
たとえば、2023WBC(ワールドベースボールクラシック)優勝の裏に善光寺さまの「勝守」のご利益があった、という事実をご存知でしょうか。
地元長野県出身の牧選手(横浜DeNAベイスターズ)が日本代表チーム全員に配ったお守りが、まさに、善光寺さまの「勝守」だったのです。
それを知った市民がこの「勝守」を買い求め、一時は在庫切れになる程。現在も注文制限が続いており、大変貴重なお守りであり、御利益ありのお守りです。
善光寺さんのお守りは「勝守」だけではありません。
みよ!この充実のラインアップ。とても短時間では選びきれません。
善光寺さんは、善光寺、大勧進、大本願の3つの寺院が中心になっています。
そして、それぞれのお守りも、とてもいい!のです。
善光寺大勧進さんは天台宗大本山で善光寺25ヶ院の本坊です。この大勧進さんのお守りも充実しています。こちらはなにしろ、デザイン性が高いです。この牛守りと言ったら!また、こちらの木彫りの健康長寿守のキュートなこと!
そして、元三大師(がんざんだいし)さまの紙札は、平安の昔、元三大師が鬼の姿となり疫病神を退散したときの姿を写し取ったもの。「角大師(つのだいし)」などと呼ばれます。深大寺(調布市)さんのが有名ですね。
このお姿を刷った「おふだ」は、魔除けとして知られ、特に江戸時代以降、日本中の家々の入口に貼られてきました。その伝統的でありながらも、現代的にも見えるデザイン。実に素敵なことと言ったらありません!
さらに、こちらの厄除不動尊は、まさに「作品」。置物とかお守りの域を超えています。限定100体と言いますから、思わずコレクター心を揺さぶる作品です。手元に置いておきたくなりますね。
そして、善光寺大本願さん。
こちらは、善光寺の創建(西暦642年)当初からその歴史を共にしてきた尼僧寺院で、代々の大本願住職、尼公上人が善光寺上人として、その伝統を継承されてきました。こちらのお守りも陶器製だったり、「破れたら縫え」の堪忍袋など一工夫あって素晴らしい授与品ばかりです。
戸隠さんも授与品は充実しています。戸隠神社のお守りで人気といえば、龍神さまが描かれた運気向上・金運招福守です。
特に、今年は辰年です。なので、龍神が描かれたこちらのお守りは大層人気だとか。運気向上・金運にはご縁が深くなるといいですね。
さらに戸隠神社のお守りも多彩で揃っています。充実しています。
「おみな守」とは、「おみな」=女性のこと。全ての女性をお守りする御守として戸隠神社宝光社オリジナル御守です。「おみな守」は宝光社の御祭神である
天表春命(あめのうわはるのみこと)のご神徳を受けて、女性の身体を守り、病気を癒し、子宝に恵まれるように祈願したものとのこと。
女性の方はもちろん、男性でも奥様や彼女への贈り物として近年人気があるそうです。
今やオンラインで大本願、大勧進、そして、善光寺と3つの寺院のお守りは、入手できる時代ですが、戸隠神社のお札・お守りは、オンラインや通販では入手できません。自ら足を運ぶ必要があります。
そして、オンラインとも、自らお参りに行くのとも異なるのが、「おかげくま参り」のいいところです。
おかげくま参りと神秘体験
おかげくま参りは、自ら出掛けなくても、くまぬいぐるみが代理参拝をしてくる形での新しい参拝方法です。Rayさん作のくまぬいぐるみを持ち主様の身代わりとして、事務局に送付いただく代理参拝です。
これまでのおかげくま参り先は、船でしか渡れない金華山黄金山神社(宮城県)、呼ばれないと行かれない玉置神社(奈良県)や1984m登山となる出羽三山・月山神社(山形県)、抽選に当たらないと参加できない吉野千日回峰行を満行された塩沼大阿闍梨さまの護摩祈祷(仙台秋保・慈眼寺)はじめ、御利益があるものの参拝に苦労する神社仏閣を中心に代理参拝させていただいています。
また、参拝道中の模様は、インスタやxなどSNSで同時中継するなどして、参拝の臨場感もお伝えしており、全国の方々からご愛顧いただいております。
代理参拝と言っても、
神仏との邂逅は、精神的な感性の世界です。
多くのおかげくま参りの体験から言えることですが、神仏の前に上がって御祈祷では、普通の代理参拝とも異なり、神仏の存在を身近に感じられる時間です。
神仏との邂逅の時間でもある御祈祷は、普段生活する物理的世界では説明できない神仏とくまちゃん達との「対話」や「遊び」が行われ、本当に神仏がお喜びになられているのが感じられるからです。
御祈祷とは、神主さんや阿闍梨さまが、あなた自身の分身でもあるおかげくまちゃんを通じて、あなたの願いや祈りを神仏にお願いしていただくことですが、くまちゃん達も神仏から歓迎されていることがわかるのです。
某神社では、眷属であるお狐さまが何本もある尻尾をブンブン振って、「君たちなんなの〜!どこから来たの?よく来たね、一緒に遊ぼうよ」と言うのを神様がニッコニコでご覧になっておられる様子まで、ありありと感じることができました。
また、某寺院では、荒々しい不動明王様へのお焚き上げの炎が優しくなって阿闍梨さまが「今日の不動明王さまは、なんだか優しい感じですね」とおっしゃったことも。
善光寺さまに一年祈願いただき、戸隠神社さまの荒々しい炎へ御祈祷いただく、とっても縁起の良い6月のおかげくま参りです。
まとめます。今回6月「信濃おかげくま参り」(予定)は次の通りです。
1、布引観音 釈尊寺:
天候次第ですが、時間が許せば、まずは、「牛に引かれて善光寺」という言葉の舞台にもなりました「布引観音」も訪れたいと思っています。
この言葉は、もともと信心のないお婆さんが、さらしていた布を角(つの)にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のちに厚く信仰したという話に由来します。
思ってもいなかったことや他人の誘いをきっかけに人生よいほうに導かれるという例えだと伝わります。
そして、この布を角に引っかけた牛は実は観音菩薩さまの化身(けしん=別の姿)であったといわれています。その観音様をお祀りするのが「布引観音 釈尊寺(ぬのびきかんのん しゃそくそんじ)」です。
断崖絶壁に作られた伽藍には荘厳な雰囲気があります。今回、駐車場から約20分石の階段と坂道の参道を登り、代理参拝いたします。道中は階段が整備されているとはい険しい道のりと聞いており、ちょっとビビっております。晴れるといいのですが・・・行けなかったら、ごめんなさい、と言うことで。。。
2、善光寺参り(含む大本願、大勧請):
「一生一度は参れ、善光寺」と歌われ、年間700万人が訪れる聖地・善光寺さん。今回、お上人さまの大本願、管主さまの大勧進、そして、善光寺ご本堂へとそれぞれお参りいたします。
参拝中にSNSで人気の御守などご紹介しながらご案内いたしますので、「これは!」と気になった「お札」や「御守」が目に止まりましたら、メッセージにてご一報ください。
また、代理御祈祷希望の方は、事前にお申し出ください。大本願1万円〜、大勧進3000円〜、ご本堂3000円〜となっております。(詳しくは、それぞれのリンク先をご確認ください。要予約とのことなので、事前にご一報入れる必要があります)
3、戸隠五社巡り:
善光寺参りの後、「柱松特別祈祷祭」を23日に控える戸隠神社に参ります。宝光社から順に、火之御子社、中社、九頭竜社、奥社へと1日かけて、じっくり巡ります。
こちらでも、参拝中に、SNSで人気の御守などご紹介しながら、ご案内いたしますので、「これは!」と気になった「お札」や「御守」が目に止まりましたら、メッセージにてご一報ください。
また、今回、特別にご利益の高い「柱松特別御祈祷」への代理御祈祷を承ります。特別御祈祷は1口2万円、一般の御祈祷料金は、個人祈願:交通安全 5,000円~ 、厄除 他諸祈祷 10,000円~、法人祈願:10,000円~ とのことです。(詳しくは、それぞれのリンク先をご確認ください。要予約とのことなので、事前にご一報入れる必要があります)。
おかげくま身代わり参拝参加費(含む旅費、SNS投稿、スマホ撮影費、くまちゃん返送梱包手数料):18000円(税込)
※ご注意)御祈祷料およびお札、御守代金は別途となります。お振込は、便利なPayPayをお勧めしています。
お申し込み後、6月13日(木)までに、おかげくま事務局(仙台)までお持ちのくまちゃんをお送りください。あなたさまのくまちゃんとご一緒できるのを楽しみにしています。
お申し込みはこちらから
お待ちしています!