サイコロFX
FX。上がるか下がるかの二択なのになぜこんなにはずすのか。
下手な考え休むに似たり。勝率が二分の一を大きく割り込むのは、欲で判断が鈍っているせいではないか。テクニカルとか言っても皮算用を正当化してるだけではないのか。
仮説は検証せねばならない。選択から個人の意志(欲)を切り離す実験をしてみよう。サイコロを振って、売り・買いを選択する。丁半博打といえばそれまでだが思惑がないとどういう結果になるかは楽しみ。
で賽の目の解釈はどうしようか。奇数なら上昇、偶数なら下降? それとも逆? 縁起を担ぐわけでもなし、それぞれの出目に意味はないはずなので、奇数で買い偶数で売りで問題ないだろう。
決済はどうか。そもそも負けが大きくなる/勝ちが小さくなる原因は決済の判断の不味さだと言われていて、我が身を省みても首肯するところ大なのだが、これについてもサイコロ化できないだろうか。
出目の倍数とかテーブルをつくって出目に割り当てるなども考えたが、そういう仕組み自体にちんけで欲ボケた個人の意志が組み込まれてしまう。なので、当面は30PIPS固定にする。前述の理屈で言えばこの30という数字自体にもモヤッとするわけだが、決済のルールは設けない。
発注額。いろいろあって用意できるのは◯◯万程度。このなかでめいいっぱい発注することにする。なにがいろいろあったかは、このようなことを発案するに至った経緯を想像してください。
というわけでルール:
1.サイコロを2つ振り、丁ならロング、半ならショート。
2.決済注文として上下30PIPSを無期限。
3.あとは完全に放置。注文が決済されるまで追加はしない。
一週間ほどやってみた。二勝五敗。トータルの金額(もちろんマイナス)は言いたくない。
誰だこんなこと考えたやつは。やっぱチャートだろ。
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