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コピペとあわせて覚えておきたいショートカットキー操作
ショートカットキー操作の中でも
恐らく一番簡単で多くの方が知っているのが
コピペ(コピー&ペースト)
ではないでしょうか。
ですが、このコピペとぜひセットにして覚えておいてほしいショートカットキー操作がひとつあります。
今日はショートカットキー操作を使いこなす、ということについてお話していきます。
一連の操作で考えると・・・
パソコン仕事の中で、コピペをするときってどういう時でしょうか?
・Wordで文字を打っていて、同じ文字を別の場所にも使いたい時
・Excelに数式を打っていて、その式を別のセルにも使いたい時
・PowerPointで図形を描いていて、同じ図形をもうひとつ使いたい時
こんな感じで、いわゆる「複製する」というのがコピペ、コピー&ペーストなわけです。
このコピペをマウスでやるとすると、該当する文字、セル、図形を選択した上で右クリックをして[コピー]を選択、複製したい場所にまた右クリックして[貼り付け]を選択、こんな感じで、早くやっても10秒はかかる作業。
これをショートカットキーでパパっとやると、ものの2秒くらいで終わります。
なんと、ショートカットなら5分の1も短縮できてしまうので、ショートカットキーいいよ!と言われる理由がここにあるわけです。
コピペのショートカットキー操作は2つではできない
おさらいがてら、コピペのショートカットキー操作をご紹介しておきます。
《コピー&ペースト》
◆コピー
Windows:【Ctrl】(左小指)+【C】(左中指)
Mac:【⌘(Command)】(左小指)+【C】(左中指)
◆ペースト(貼り付け)
Windows:【Ctrl】(左小指)+【V】(左人差指)
Mac:【⌘(Command)】(左小指)+【V】(左人差中指)
どんな本でも、どんなWEBページでも、このようにご紹介されていると思います。
ですが、実際の作業を考えたときに、この2つのショートカットキーではコピペはできないんです。
もし、「コピペはこの2つで出来るでしょ!」と思ってらっしゃる方は、ショートカットキー操作を知ってる人であって使えてる人ではありません。
文字のコピペの一連の操作を考えてみてください。
文字のコピペって、ある1点をコピーするわけではないですよね?
文字の範囲を選択し、そこをコピーして、他のところに貼り付ける
こういう操作になりますよね。
ですので、コピペのショートカットキー操作を覚える時にはもう一つ
《範囲選択》
◆コピー
【Shift】(左小指)+【矢印】(右小指)
このショートカットキーを追加してあげる必要があるのです。
ショートカットキー操作を覚えるコツ
本やWEBページで紹介しているショートカットキーは、あくまでも単独操作についてのものです。
これはパソコン操作の数だけ存在すると言っても過言ではないので、数百、数千とあるので、これを単純に暗記するように覚えるのが大変だなーと思う方が多いのです。
これを1個1個について暗記で覚えるのではなく、自分のパソコン仕事の流れの中でショートカットキーを当てはめると、覚えやすくなります。
この操作の時は、このショートカットキー、というようにパソコン操作とショートカットキーを結び付けて、何回も何回も使っていくうちに体が自然と動くようになってきます。
自分に不要なショートカットキーまで覚える必要はないのです。
ぜひ、ご自身のパソコン仕事の中で、どんな操作がショートカットキーで操作できるのか、マウスを使っている操作にはどんなものがあるのか、観察しつつ、ひとつひとつマウスからキーボードへ置き換えて、仕事の時間短縮を目指していきましょう。
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