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年末の餅つき2022

もう七草粥を食べ、正月気分から抜け出そうという頃ですが…。
年末の餅つきの話です。

ここ数年、年末は息子が「受験勉強しに行くー」だの「友達と遊びに行くー」だの…、で出かけてしまうので夫婦二人でせわしなく餅つきをしていたのですが、久々に息子がいるタイミングで餅つきをすることができました。

なので、いつもは「杵つきを夫、手返しが私」のところを「杵つきは息子、手返しを夫」にしてもらいました。
ラクだ~(笑)。

つく瞬間の手前で右手を離す派、です。

4歳から子供用の杵で餅つきをしているので、久々でも上手です。真ん中をしっかり叩けています。

これは、クルミ入りのお餅

そして、夫が手返しするのを見るのも久々でした。

この臼は、16年前に、けやきの森というところで買いました。1年めは、深さのわりに間口が狭く、とても叩きずらかった…。
臼の形は地域による違いがあるようで。
夫の祖父の家で使われていたものは、間口が広く浅く叩きやすかったので、お義父さんが材木屋さんに、間口が広くなるように削って欲しいと頼んでくれて、ついでに太いワイヤーで補強もする加工をしてもらい、2年め以降は叩きやすくなりました。

叩き足りないところを掴んで

子どもの頃からやっていることもあり、手が大きいのと指先の力が強くて、しっかり餅をつかめるので、手返しが上手です。

真ん中に餅を持っていって「はい、ここっ!」とか掛け声出しながら

「さすが、上手いね~」と、おだてたら
「あたりまえやん!経験が違うわ。」と返されました。
(…チっ!( ̄。 ̄;))

杵で叩いてもらう

父と子の息が合う餅つきの様子を見ることができて、良かったです。
夫は、「伝統ってほどのことじゃないけど…息子に継いでって欲しいんだよな~」という気持ちがあるそう。

一臼目の餅。つぶつぶした見た目ですが、食べると滑らかでコシがあり、ツルンと喉を通ります。

で、私は、というと。
眺めているだけではございません…。
つき上がったら一目散に餅をかかえて熱く柔らかいうちに丸餅にしていきます。次のもち米が蒸しあがるまでに15~20分くらいなので、その間に次の餅を置くためのシートを準備したり、もち米を水に浸けていたバケツを洗ったり。
この後、義父母を呼んで餅を一緒に頂くための準備を細切れに進めます。
からみ大根、きな粉、栗きんとんをつけたり、お汁粉や菜餅にしていただきました。

翌日、ひっくり返します。乾いたら冷凍庫へ。


ストーブで焼きます。

小豆と栗きんとんの残りで、元旦の朝ごはんも、またお餅。

自分たちで餅をつくようになってから16年目。
1年に2,3回しか、餅つきをしないので上達は亀の歩み程です。そして、毎度の課題が『蒸し』にあります。
餅つきが上手くいくには『蒸し』が9割5分を占めている、と思っているのですが、前回から今回にかけて分かったことは
・晒しは、絶対に水で湿らせてから使う
・もち米は蒸す前に、とにかくしっかりザルにあけて水分を切る
・蒸しに使った晒しは、必ず絞って余計な水分を切ってから次の米をのせる
でした~。
また、次回のお楽しみ、です。


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