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新刊『教室を生きのびる政治学』(晶文社)が、重版出来(しゅったい)です。感謝申し上げます。


2023年6月11日、毎日新聞

皆様に謹んでご報告申し上げます。
世界で一番好きな四文字言葉です。

 おかげさまをもちまして、新刊『教室を生きのびる政治学』(晶文社)、
  重版出来(じゅうはんしゅったい)
であります。

  ひとえにこの本を多くの方に知らせてくださった皆様のおかげです。
 まことにありがとうございます。

 昨日の日本NPO学会のシンポでも「年間に500人以上のティーンズ」が自ら人生のエンディングを選ぶ社会について、絞り出すような思いをパネラーの先生がお示しくださいました。切なさが胸に迫ります。

 自分を下げ、自己責任だとうずくまり、教室でマルトリートメントを受け、世界の若者意識調査で「自分の存在は社会にとって価値があるものか?」という問いに10%しか「はい」と答えない、この「便利だけど息苦しいニッポン社会」(鴻上尚史)で、安全・安心を気にしながら萎縮するたくさんの若者たち。

 一人でも私のメッセージをキャッチしてくれて、自分の力を信じて、生きのびて、楽しく学びを堪能してもらいたいです。
 

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