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磯釣りでの便利アイテム -竿立て-【ロックショア・上物釣り】
磯は荒れた岩肌が露出し、時には波のウネリがせり上がってきたり、強風に延々と晒されたりと、人間、そしてタックルにとっても厳しい場所となる時がある。
自然の煽りを受け、タックルが転倒た場合は、ロッドは折れる恐れがあり、リールはスプールエッジなどがダメージを受ける可能性がある。釣り人にとってタックルの破損は、金銭面もあるが精神的なダメージが非常に大きい。こうやって言語化する時点でも恐ろしい事だ…
又、上物師においては、仕掛けの変更を頻繁に行う為、ロッドを安全に立て置ける場所が必要となってくる。
そこで今回は磯場でも比較的安全な竿立てを何点か紹介しよう。
◼️チャラン棒(ピトン)
岩の割れ目にステンレスの棒を打ち込む事により固定する。割れ目が大きい場合はハーケン(クサビ)を使い固定しよう。ルアーゲームにおいては、射程内にナブラが沸き、急ぎロッドを持ち替えたい時など、少し離れた岩に立て掛けるより、置き場所を選べるので有利だ。
◼️竿立て
画像のモノはバッカンの縁に取付けられるもの。垂直にロッド立てるので、土台となるバッカンには重量が必要だ。釣った魚を活かす用の海水を溜めておくなど、風に煽られても転倒し無いように充分な重しとしよう。
ピトンで打ち込むタイプもある。
◼️竿受け
上物をやる場合は、コレが一番シンプルで安定感があると感じます。撒き餌用のバッカンに取り付ければ、一歩も動くこと無く釣り座での仕掛けの変更が可能となり、手返しが良くなります。
ルアーマンも餌釣師も、タックルで重要且つ気を遣わないといけないのは、道糸である。
特にPEラインは傷が入ると著しく強度が損なわれ呆気なく破断する。上物師においては、ラインが岩に触れる事さえ嫌がる人も居る。
磯に持ち込む道具は増えてしまうが、竿を置ける場所がしっかりとしていれば、不自由な磯場でも取り回しも良くなり、大切な道具の小傷も減る事でしょう。
それではまた。