地元おかざきのギフト取材レポート No.11「大正庵釜春」
室長の岡田です。
「地元おかざきのギフト」取材レポート、本日は「大正庵釜春」さんを紹介させていただきます。
「大正庵釜春」さんといえば、言わずと知れた岡崎市民のソウルフード
”もろこしうどん”
の発祥のお店でございます。
TV「秘密のケンミンショー」などでも取り上げられ、2021年には岡崎市民が選ぶおかざきめし総選挙でも1位を獲得するなど、市内外からのファンが足繁く通う名店でございます。
味噌煮込み、おうはんを押さえて1位とは、さすがです。
岡田印刷から徒歩5分ということもあり、
私も岡崎に戻ってきてからはランチなどでよく通っておりました。
おかざきのギフトを作る!となった時には
必ずお声がけしなくては!と思っていたところでもあります。
アポを取ったところ即快諾!快く取材に応じていただきました。
今回取材させていただいたのは、
代表取締役の太田春江さん、息子さんで専務取締役の太田宣孝さん。
名鉄岡崎公園前駅にある現在の店舗が開店したのが40年前のこと
開店して間もなく、社長だった春江さんの旦那さんが他界し、そこからずっと社長として切り盛りされてきたのが春江さんだそうです。
「大正庵釜春」という名前の
「釜」は創業当初より看板メニューであった”釜揚げうどん”
「春」は、夫婦共に名前に入っていた漢字を入れたとのことです。
このエピソードだけでも、いかに中睦ましい夫婦だったかということが伝わりますね。取材中も、旦那さんのことが本当に好きだったんですよ、と教えてくれました。
ただ、社長としての40年間は非常に大変だったそうで
息子の宣孝さんもそれを子どもながらに感じていたとのこと。
そんな背中を見ながらも、継ぐことを決心したのは
『大正庵釜春』のこだわりを感じたからだそうです。
宣孝さん
「代々伝わってきている『こだわり』をものすごく感じてる。油とか小麦粉とかは既製品のものを使わないでブレンドをしたりとか」(ギフトカードより抜粋)
昔は既製品がなかったからこそ、試行錯誤しながら小麦粉をブレンドしていたのが、既製品が溢れている今でも続けているのは、『こだわり』以外の何者でもありません。
守り続けてきたその味を守って繋げていくことが、一番大事なんだ。
大切なことを改めて教えていただきました。
また、最後に特に大事にされていると語ったのは
地元の皆様への感謝について
宣孝さん
「もろこしうどんは、どんどん地元の人が好きになってくれて、口コミでじわじわと火がついたという感じ。」
春江さん
「釜揚げうどんも、もろこしうどんも地元の人に育ててもらったようなものだからね。これからもそんな信頼を大切にしていきたいね。」
なんと、春江さんがメディアに顔を出すのは非常に珍しいことなんだとか
しっかりとこの想いをカタログギフトを通して多くの方に知っていただければと思います。