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写真を撮られる側に立って初めて気づいた●●●(後編)
室長の岡田です。
前回に引き続いて、本日はいよいよ、私
プロのカメラマンのテクニックを学びに行ってきました!
今回お邪魔させていただいたのはこちら
スタジオホワイトルームさん
なんともシャレオツなスタジオ。
普段のお仕事もご一緒させていただいている関係もあり、今回はご依頼をお願いしました。
そもそも、写真スタジオでプロフィール写真を撮ってもらうなんてこと、なかなかないですよね?
もっぱらプロフィール画像は、コンビニ横の証明写真ボックスと大親友の私にとっては清水の舞台から両足を出すくらいの挑戦。
「Ki-Rei-i」という名前をつけられている割には無骨な外観。人は心です。
半ば後悔をしながら、スタジオの門をくぐりました。
(門ではなく、ドアでした)
案内されたのはこちらのスタジオ
焦げた味噌みたいな私の顔は、天使しか入室を許可されないような空間にいてもいいのか。と思うくらいにおしゃれな空間。
さっそく撮影に写りますが、最初に言っておきます
「私写真撮られるの苦手なんです。」
江戸時代の武士のように、魂を吸い取られるのではないか!?
みたいな理由ではありませんが、
昔、
「笑顔がキモいね!」
と言われてから、それがトラウマになりました。
そんな私の1枚目がこちら
終わってますね。
週刊少年ジャンプなら「岡田先生の次回作にご期待ください!」と言われんばかりの圧倒的終了。読者アンケートの結果もさぞ悪かったのでしょう。
ただこのまま終わらせないのがプロの編集者、ならぬプロのカメラマン
「その向きはとてもいいから、ポーズを変えてみようか」
「いいね、もう少し口角を上げてみようか。でも無理に笑わないでいいよ」
「いいよ!いい感じ。そのまま手をアゴにくいってしてみようか」
言われるがままに指示通りにやってみました。
そうしてできたのがこちら
カメラマンさん、諦めないでくれてありがとう
ただ、これで終わるカメラマンさんではありませんでした。
「もっと色んな表情の君を見せておくれ」
と言わんばかりに(あれ?言った?)さまざまな指示が飛んできました。
「もっと目力出そうだよね。グッと目の外側に力を入れて!」
「なんかメンタリズムみたいなことできそうだね。Da○Goみたいにしてみようか!」
メンタリズムは使えません
「壁との相性良さそうだからちょっともたれかかってみてよ」
「(イメージを見ながら)真剣佑みたいになると思うよ」
真剣佑ファンの方すいません
「いいよいいよ。次は全身で撮ってみようか?」
「なんか、パリの街に佇んでそうだね。雰囲気あるよ!」
パリ五輪でお会いしましょう
「肩幅あるから、逆にこれなんかすごく合うんじゃないかな?」
童心に帰った汚れのないKi-Re-iな目をしています。
こうして1時間にわたる撮影会は終了しました。
感想はというと...
ものすごく楽しかった!
そして、今回の目的でもある「良い写真を撮るためのテクニック」について
どうやったら写真を撮る時に相手にリラックスをしてもらうことができ、
どうしたら、いい表情を抜き取ることができるのか、なんとなくわかりました。
そのテクニックの正体は
「相手のことを褒めること。」
私は
褒める = いいところを見つけて表現して伝えるということ
だと思っていますが、今思えば撮影会時は、自然にこれをもらっていたと感じました。
口角を上げる、視線を上げる等の外付けの笑顔ではなく
心のうちから出てくる良い表情を出すには
「褒める」という行為が非常に大事だということに気づきました。
自分が撮影される側になって初めてわかることもあるんですね。
これはもちろん写真撮影のみに限りませんが、
さまざまな自社の業務においても、
発注される側の気持ちに立って、
時には実際に発注する側になってみたりするのも大事な経験なのかもしれませんね。
これからは”褒めるの達人”岡田として、色んな企業さんに取材・撮影に伺います!
もちろん取材は車で行きますのでご安心を。