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見てる時も見終わっても1日経っても気持ちの良い映画。見つけちゃいました。

最近よく雨が降りますね。でも僕は雨はきらいじゃないんだよね。なんか音が好きというか、においが好きというか、雨は雨で落ち着くんだ。あと、レインシューズを買ったのよ。そうすると雨の日にも楽しみが一つ増えるんだオススメです☺︎


昨日ひっさしぶりに映画館で映画を見た。ちゃんとコロナ対策がしっかりされていて、しかも比較的混まない映画館を選んだから席にも余裕があったし心置きなく見れましたわ。店員さん、ご配慮ありがとう。


んで昨日見たのは「ストーリー・オブ・マイライフ わたしたちの若草物語」 
結構若草物語を題材にした映画たったり漫画だったりあるみたいだけどいままで一回も見たことなかったから何にも予備知識無く展開がわからない状態で見れましたわ。ちょっと興味あるなって人向けに超ざっくりあらすじを教えると、

しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、アクティブな次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、ピアニストの三女ベス(エリザ・スカンレン)、人懐っこくて頑固な四女エイミー(フローレンス・ピュー)、愛情に満ちた母親(ローラ・ダーン)らマーチ一家の中で、ジョーは女性というだけで仕事や人生を自由に選べないことに疑問を抱く。ジョーは幼なじみのローリー(ティモシー・シャラメ)からの求婚を断って、作家を目指す。    (シネマトゥデイ)

みたいたこんな話。
姉妹四人は家族を愛するという共通の価値観を除いて、それぞれが自分の価値観を持ち、葛藤しながらも人間味のある生き方をしているような。
優しい母親のもとで育てられたから4人には常に優しがみえるような。人間らしくてハートフルな、どこかにありそうな日常を題材にした話だった。

4人の中で一番好きだったのが、三女のベス
この子は体がすごく弱いんだけど、すごく強い人間なんだなって思った。誰にでも優しくて、人のために辛いことができるんだ。誰かに言われたから誰かにやさしくするのではなく、自分から他人に優しさや愛情を注ぐことは人間にとって簡単ではないと思う。残念ながら僕の場合は、だれにでも無償の愛を与えることはできない。きっとこころのどこかでを誰かから愛されたいから誰かを愛するだろうし、誰かに優しくされたいから誰かに優しくしているのだと思う。でもベスは違くて、ただ「困っている人が隣にいるから」という理由で苦しみを惜しまずに人に優しくすることができる。それを見ていて「この人の生き方は幸せが尽きないだろうな」って思った。そういう人間に一歩でも近づきたいな、と思いつつ、お金も求めてしまうんだよね。人間だもの。でも、お金よりも誰かを愛して優しくできる人間の方が格好いいなと思ったよ。ありがとう、ベス。

そんな俺が一番好きなシーンは ベスが隣の豪邸のピアノを弾いて、ご主人が階段に座って聞いているシーン。 心にジーンときた。ベスは臆病だからこそ人をよく見ていて、その人の欠けているものを自分ができることなら埋めてあげることを無意識にできるんだと思う。だからこそ隣のご主人もベスに対して愛を感じ、我が子のように心から愛せたのだとおもう。そのご主人の気持ちが見えたあのシーンがめちゃめちゃ好き☺︎

一番感情移入したのは四女のエイミー
僕も末っ子だしね。「うわーわかるわー」ってシーンが良くあった。姉妹の中で一番現実主義で、我がままに見えて誰よりも自分が家族の為に何をするべきなのかっているのを考えてわかっていて、自分を犠牲にしてまで家族のことを考えてしまう。姉をみて自分に足りないものばかり考えて、姉をうらやみ、比べて、悲観的になってしまう。いろいろと背負い込んでしまい、でも吐き出すことができない。きっとエイミーはみんなから自由だと思われていただろうけど、エイミー自身には常に葛藤があったんだと思うな。末っ子的には。これを読んでくれている末っ子ならわかってくれるかな。わかってくれる人は似たような考えすぎちゃう末っ子だね☺︎ わかんなかったら奔放タイプの末っ子だ羨ましいぞ☺︎

映画を全体的に好きで、その理由は何だろうって考えていたけど、評論家ではないし映画の知識とか全くないしよくわかんないけど、主観でいうと、「優しさが人を幸せにして、その人が誰かを幸せにして、優しさの連鎖が続くと自分のところに優しさが巡ってくる」ような映画だったからすごく心が温まったし、見ていて、見終わってめちゃくちゃ気持ちよかった☺︎

ひっさしぶりにネットフリックスじゃなくて映画館でも行こかな って人。これ、おすすめです☀︎

ではまた。これからはちょこちょこ書いていけるように頑張理すぎないように頑張るよ。


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