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コインランドリーの匂い好きって言ったらわかってくれる?

昨日も雨。今日も雨。きっと明日も。

洗濯物が乾かない。部屋で干すと生乾きのにおいがする。

雨は嫌いではない。むしろ結構好きだ。にもかかわらず雨の日に憂鬱になることが多い。きっと生乾きのにおいのせいだろう。今日もすこし憂鬱である。あー嫌なにおい。

我が家には乾燥機がないから、部屋で頑張って干すかコインランドリーの二択。基本急ぎのものがない限り部屋。たまにコインランドリー。家から徒歩30秒。小中学生のころの通学路にある。昔から雨の日はよく乾燥機がぐるぐる回っている。たぶん今日も頑張っているんだろうな。俺ももう少し頑張るか。


コインランドリーの匂いが好き。きっと小学生くらいから。なんでかは今まで考えてこなかった。「ただ、好き」だった。細かいことを言うと、晴れている日のコインランドリー裏道の匂いが好きなんだ。昨日どんな匂いだから好きなのか考えてみた。結論から言うと、

「優しくて、温かくて、柔らかくて、すこし贅沢で、でも贅沢が鼻につかない香り」だから好き

優しい温かい柔らかいにおいってさ、自分ではわかるんだけど、それを言葉にするのってめちゃくちゃ難しいよね。感覚の話だし、ひとによって定義が違うし、まあでもこの3つの感覚ならそう相異は無いと思うから、そんな感じの匂い。

頑張って言葉にするなら、小さいころ母親に抱っこされていた時のような安心感を匂いにした感じ。

すこし贅沢な っていうのは、晴れていて外に干せば乾くのにわざわざコインランドリーなんて使っちゃう贅沢さからくるんだとおもう。でも、その贅沢さが全く鼻につかないし、むしろその贅沢をほめたくなる。きっとその人には洗濯や匂いに対してのこだわりがあるのかもしれない。そのこだわりを持った人がいるひとに憧れる。何に対してもこだわりがある人っていうのはどこかに強い魅力と格好良さを感じる。それが洗濯にしてもボクはそう。たかがコインランドリーを使うことが贅沢って感じてしまうのはボクが庶民だからなのかもしれない。でも、ボクはコインランドリーを贅沢に思える自分の価値観が好きだし、たとえお金を稼いだとしても変えたくない。そう感じさせてくれる匂い。な気がする。

子どものころ好きだった匂いは大人になっても好きでいたいな。コインランドリーを見て温かい気持ちはなくしたくないな。 と、思った。


何かいてるんだか、よくわからないよね。ボクもそう思う。

でもここまで読んでくれた人がいるなら、ボクはその人の持つ気持ちや時間の余裕と価値観がすごく好きです。

またこういう日常で何となく好きだと思っていることとか22歳の就職を来年に控えた男の感覚を書こうと思う。読んであげるって人いたらいいね押してほしいな。

その分だけちょっとモチベーションがあがるのです☺︎




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