不倫〜しほりちゃん〜
こんばんは。
おかちもんこです。
この写真と題材 笑
タイムリーですみません。
多目的トイレの写真にしなかったのは私の良心からです。
さて、不倫についてですが。
私個人的な見解を申しますと・・
「どうでもいい」です。
他人様の恋愛模様についてどうこう話したり追及するほどヒマではありませんし、興味はありません。
また、人を好きになることに関して誰も何も言う権利はないのかなと思っているので、熱い議論を展開するつもりはありません。
たとえば・・
私の彼氏や旦那さんとなる人が浮気・不倫したら
それはタダじゃおかないよ?
一生追い込むぞ?
晒し首にするぞ?いいな?
烈火の如く暴れまわるか、冷静になって裁判でできるだけ慰謝料払わせるかのどちらかでしょうかね。
とまぁ、やはり自分がされたとしたら許しはしませんがね。
悲しいかな、私はほんの少し長めに生きている人生の中で割と浮気してる人、不倫してる人を多く見てきた方だと思います。男女ともにね。
だから浮気や不倫は特に特別な事情がある人がするものだとは思わないんですよ。
誰の心の中にも無意識下にあるもので
はっきり言って時間とお金と心の隙さえあればそこに陥る人も多いと思う。
言い方悪いけど、スキマ産業ですよ。
だからそれを悪い・罪だと言い切る事は私はしない。
きっと誰もパートナーを苦しめようとか悲しませようと思って浮気に走る訳ではないから。
人間的には良い人なのに・・異性関係がなぁ・・っていう人多いんですよね。
なんだかなぁ。
ただね、浮気をしない人、不倫をしない人も一定数います。
それは間違いなくいる!
だからこそ、私は浮気しない人、不倫しない人を求め続けます。
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かなり昔の話になるんですが
まだ地元に居た頃に、仲良くしていたしほりちゃんという子がいました。
私より数個上のお姉さんでしたが、箱入り娘で大事に育てられてきたのか少し子供っぽいところがあり、お姉さんとは思えなかった。
天然ぽくマイペースで、育ってきた環境なのかよく言えば純情、純粋、悪く言えば世間知らずな雰囲気満載の女の子でした。
しほりちゃんとは
飲みの場で知り合ったんですが、知り合った当時既に彼女には大好きな男性がいました。
仮に和也さんとしましょうか。
しほりちゃん曰く、亀梨和也に似ているそうなんです。
私にはどう転がってもエロそうなナメクジにしか見えませんでしたが。
ナメクジごめんねっ。
しほりちゃんと和也さんはほぼ一緒に居て、周りの人も「あの2人は付き合ってる」と黙認していました。
しかし、2人だけは完全否定していました。
まぁ、否定して当然なんです。
和也さんは既婚者なのだから。
和也さんは既婚者であり、中学生の娘さんもいながらしほりちゃんを公認の妾のごとく方々へ連れ回していました。
私は当時から穿った見方をする女子でしたので、安易に否定はせずしかし、ほどほどにしなよ、という思いで2人を見ていました。
ま、私には関係ないですからね。
この2人と飲む事も多かったので、偏見の目で見たくなかったというのもあります。
ただ、一緒に居る時にお互いがお互いにヤキモチを焼き2人でケンカをし始めたりするので正直・・
しんどかった・・
ナメクジの嫉妬とか知らんがな!!
お前に塩かけたろか!
ナメクジごめんねっ!
しほりちゃんとは2人で遊ぶことも度々あって、カラオケや岩盤浴などによく行きましたね。(田舎だから遊ぶ場所が少ないのです(◞‸◟))
その時に和也さんの愚痴などを聞かされていました。
ある日はこういう話でした。
「和也さんがね、あの人とお似合いだって言うの。もう結婚しろとか言うんだよ。ひどいよね。もんこちゃんどう思う?」
「和也さん、そんな事言ったの?本当はしほりちゃんの事好きなのにね。でもさ、私もしほりちゃんは和也さんじゃない人の方が幸せになれると思うよ。」
なんていう訳です。
「うーん。そうなのかなぁ。」としほりちゃん。
その時はこれで終わったんですが、のちのち和也さんから聞いた話では
「しほりがさ、もんこちゃんにこう言われたって言ってたよ。もんこちゃんは私のこと分かってくれると思ってたのにガッカリ、ってさ。」と。
は?
なんなん?
「しほりちゃんには和也さんしかいないよ。自信持って2人の世界で生きなよ。」
とでも言えば良かったか?
真剣に話聞いて損したわ。
この頃からこの子なんか嫌だなという気持ちが沸沸とわいていました。
今振り返ると、しほりちゃんてとても被害者意識の強い子だったんですね。
他にも不倫してる子の共通点なんですけど、悪いことしてるのに自分が悲劇のヒロインなんですよね。
1番の被害者は奥さんだろ?
何いってんだよ。
この悲劇のヒロイン体質の女が私は非常に嫌いなんだとしほりちゃんに教えてもらいました。ありがとう。
ちなみに、悪いことしてて加害者意識の強い開き直った女の子は嫌いじゃないです。自分のこと見えてるだけマシ。
そんなしほりちゃんと疎遠になる少し前に飲んだ時のお話です。
いつも行くお店で飲んでいました。私達は声質がとても似ていて2人ともカラオケが好きなのでよくデュエットをしていたんですね。
世代がバレちゃうけど、SPEEDやゆずとか歌ってたんですよ。
で、そこに団体さんが入ってきました。
よくよくみると
そこには和也さんの奥さんがいました。
えっ?やば。
しほりちゃんと奥さんはそれぞれ気付いてないみたいで、とりあえず私は安心しました。
でもいつバレるか分からないな・・とヒヤヒヤしながら飲んでいたのですが
私の座っている席からちょうど奥さんが見えるのでちょいちょい様子を見ていました。
奥さんはとても優しそうな感じの人。
和也さん、こんな奥さんが居ながら・・
というのも私、ビックリした話があったからです。
しほりちゃんは、いつからか和也さんの娘さんと接触するようになっていました。
CDの貸し借りをする仲になっていたそうで、それを聞いた時私は言葉が出ませんでした。
何を考えてるの、この子・・
その事も聞いていたので、和也さんの奥さんはきっと2人の事を知っているだろうと感じていました。
同じお店にいる2人の女。
一緒の空間にはいるけれど絶対に融合しない2人の女。
ドラマみたいだけど本当なんですよね。
程なくして
「もんこちゃん、2人で歌おうよ。」としほりちゃん。
この間、全く和也さんの奥さんの話は出ず。まだ気付いていないみたい。良かった。
「まだいいや。しほりちゃん、先に歌ってよ。」
状況が状況だけに私は歌う気になれず、先ずは歌ってもらう事にしました。
彼女がいつも歌うのはあゆか華原朋美。
声質が似ているとはいえ、私より彼女のがキーが高くて上手いので私は羨ましく思っていました。
そんな彼女が入れたのは
「やさしいキスをして」
しほりちゃん
奥さんいるのわかってたんだ。
知ってて
あえてこの曲入れたんだ。
知ってる人はすぐピンときたと思うけれど
これ、不倫の歌なんです。
私、この時のことが忘れられない。
私の居る場所から奥さんの顔が見えたから。
曲が流れてる間、彼女が歌っている間
奥さんはじっとスクリーンを見ていました。
私はギュッと胸が痛くなりました。
この日を最後に私はしほりちゃんとは遊ばなくなりました。
これは私の良心です。
和也さん、あなたは奥さんを長年あんな顔にさせてきたんだね。
しほりちゃんの前からずっと愛人を作っていたって聞いたよ。
奥さんはなんとも言えない顔であなたの愛人の歌う曲を聞いていたの。
あなたが好きな女と遊んでいる間、奥さんはずっと家庭を守ってきたんだね。
きっとこれからもずっとあの顔で家庭を、家族を守り抜くんだね。
しほりちゃんへ
しばらく会ってないけど元気にしてるかな。
結婚して子供産まれたんだね。幸せそうで何より。
LINEのプロフィール写真、赤ちゃんにしてるんだね。「○ヶ月記念」って書いてあるのたまに見ます。
自分の1番幸せな神聖な家庭という場所を築きあげていくのは大変じゃない?
コツコツと作り上げていった場所を突然脅かされる気持ちは今になってやっと分かるのかな?
自分が幸せになって初めて奪われる側の痛みがわかるのかな。
分かってくれたなら私は嬉しいです。
他人の痛みの上に自分の幸せはあり得ない。
他人の喜びの上に自分の本当の幸せがあり得るのだと思いたい。
私は何が正しいか正しくないかなんてわからない。
それでもひとつ言えるのは
他人の幸せを壊してまで自分が幸せになりたいとは思わない。
他人の家庭を脅かす人は誰であろうと「侵略者」です。
今から不倫とか甘いこと言わないで「侵略者」って呼びましょう。
いいですね?
センシティブな内容でした。
悲しい気持ちになった方ごめんなさい。
でもこれもやはり事実なんです。
せめて自分は周りから祝福される幸せを噛みしめたいですよね。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。