【高校1,2年生向け】AO入試で大学合格を考えているなら、高校1,2年生の間にこれだけやっておくと、正直無双できるよ。
そういうお悩み相談をよくされます。
結論、早ければ早い方が絶対に良いです。
もしこの記事を読んでいるあなたが、高校1,2年生なら
やるかどうかはさておき、「AO入試ならなぜ合格できるのか?」を知っておいた方がいいので、この記事は参考になるかもしれません。
AO入試を教えるようになって、AO入試のカラクリを知った今。心から「あの時こうしていたらよかった〜」って思います。高校生の頃の僕は、AO入試という存在自体知らなかったんです。
大阪出身の人はすぐ「人生半分損しているで!」と誇張して煽ることがありますが、(すみません、僕だけかもですが...)AO入試に関しては『知っているか知らないかで、人生が大きく変わる』ので、これはまさに「人生半分損しているで!」の状態だな、と思っています。
知らずに損することって世の中たくさんありますが、『受験』や、『就職』といった若い年齢に起きる大きなイベントは、人生のターニングポイントになりますよね。
生徒からもよくこの言葉を聞きます。AO入試は、高校時代すべての行動や実績を評価される試験なので早めに対策しないと間に合わないんですね。
ちなみになぜ、AO入試だと憧れの大学に合格できるのか?に対しては、こちらの記事で説明していますのでよかったらご覧ください。
今回は、高校2年生以下であれば今から取り組むだけで、「正直、AO入試で無双できるよね」というぶっちゃけた話をお伝えしていきます。
それではご覧ください。
1.高校1.2年生なら全員これだけはやろう
とにかく、これだけは騙されたと思ってやってほしいのが『英語』です。英語が得意ってだけでぶっちゃけ受かります。
AO入試には3つのステップがあります。
この中の『①入試要綱にある条件』でよくあるのが、英語の資格です。
これは受けれるための条件ではありますが、実は加点要素もかなり含まれています。ちなみに、入試要綱に書かれている主な条件はこの4階層です。
と、こんな感じです。
「入試要綱に『準2級以上』と書いてあるから、準2級でいいやん」と思っていても同じく受験するライバルが2級持っていれば、その時点でライバルとの差が生まれています。
高校1.2年生の時期ならまだ必ず間に合います。
最低でも準2級。いや、2級を必須で取っておいてください。
これだけで、受験が有利に進みます。
(国際系を受験したい人は準1級は取っておきましょう)
正直「この子、文章能力高くないな」と思う生徒でも
準1級持っているだけで、早慶上智・MARCHで合格を勝ち取っています。
英語の資格を取っておくことは本当におすすめです。
必ずやってほしいです。(その後の就職活動にも影響しますし!)
さらに、英語の勉強ってやればできるんです。『正解がない』と言われるAO入試の中で唯一、正解があるのが英語資格の勉強です。
ベネッセの調査によると約6~7割の高校生が「英語が苦手」と感じているそうです。つまり、もし今あなたが「英語、苦手なんだよなぁ」と感じていたとしても、同じくほとんどの高校生が苦手意識をもっているので、大丈夫。
「苦手」と思う理由は、わからないからです。今の時代、youtubeでも英語のわかりやすく教えてくれます。まずは少しずつ『わかる』を作っていきましょう。
ちなみに、僕も尊敬する現役の高校教師の〝よしかわさん〟が、ONE PIECEの名言を用いて英語の勉強法を記事に書いています。よかったら英語学習に役立ててくださいね。
2.評定は取っておかないと後で困る
英語は加点要素になりますが、評定は減点要素になります。
ちなみに、入試要綱に書かれている主な条件はこの4階層です。
目指すは、評定4.0以上です。こればっかりはコツコツ学校の勉強を頑張るしかないので、気づいたその日から「いきたいと思っている大学の条件まで評定があと0.3足りない」と理想とのギャップを認識し、勉学に励んでください。(たまに評定4.3以上という大学もあります。そこは要注意です。)
また、評定の指定はないけれど評定が2.4とかであれば減点要素として見れらることもあります。頑張れば挽回が効く英語の資格と異なり、評定はコツコツ高校1年生から積み上げて行かなければいけません。サボらず頑張りましょう。
こんな風に思った方もいるかもしれません。結論「やった方がいい」のですが、実はこんな例もあります。
評定3.6で「一般だと大学にいけるかもわからない」と嘆く生徒が、上智大学の総合グローバル学部に合格。彼女は英検準1級を持っていますが、国語や歴史など一般の勉強は本当に悲惨だったそうです。
彼女のような例もありますので、ここだけの話、評定や偏差値がないからって諦めることもないです。
3.活動実績で有利に合格を勝ち取ろう
活動実績は、評定や英検とは違い、実際の条件に含まれないことが多いですが、加点要素になります。活動実績を大きく分類すると、『①スポーツ系』と『②ビジネス系』の2つに別けられます。
あなたは、どちら派を目指しますか?
①を選んだあなたは、受けられる試験が増え、さらに倍率も低いことが多くかなり優位に受験を進めれる可能性があります。
ちなみに前回、この記事でもお伝えしましたが、スポーツ推薦の試験を受けられると以下のような倍率の差があります。
※パスナビさんの情報を参照にしております。
いかがでしょう。スポーツで全国に行くことは簡単なことではありませんが、もしそれが叶うのであれば、大学受験を有利に進められるかもしれません。
②を選んだあなたは、知らないと損することがたくさんあります。
まず、どういったものが実績になり得るのかでいうと以下の通りです。
ちなみに、勘違いしてほしくないのは、
『活動実績=賞』ではないということです。
『活動実績=行動力(量)』です。
大事なのは、自分のやりたいことに紐付いているかどうかです。
どういうことか?
たとえば、将来『CA(キャビンアテンダント)になりたい』と思っている人が、ビジネスコンテストを受けてもあんまり意味ないように感じますよね??(ビジコンで発表した内容がCAでの活動に紐付いていれば話は別ですが...)
これは、活動が自分のやりたいことに紐付いていないケースです。
逆に、立教大学に合格した生徒でこんな実績がある子がいました。
これは、将来に紐付いた実績(行動)ですよね。
つまり、「あなたがやりたいと言っていることに対して、どれだけ高校生活で行動しましたか?」を問われているわけです。
前提は理解しましたね。では、何を知らないと損なのか。
それは・・・
①どういうイベントがあるか
②意外に有名人でも、企業でも高校生なら会えるという事実
を知っているか、どうか、です。
僕は高校生の時に、高校生向けのイベントがあるなんて1mmも知らなかったです。(社会人になっても当分は知りませんでした。)
ただ、情報収集がうまい高校生はすでにイベントに参加しています。
まずは、自分が何をやりたいのかを描き、その実現のための行動を上限なくしましょう。行動しまくった結果、『起業している』なんて猛者もいます。
あと、意外と"高校生"ならすごい人にも会えます。
自分で勝手に限界を作らず、Twitterでもなんでもいいので、「会いたい」と思う人にアピールしてみてください。
会って何をするのか?
あなたのやりたいことをその方に伝えてみてください。きっと素敵な助言をいただけるはず。
たとえば、
将来「ストリートチルドレン問題を解決したい」と言っていた女の子がいます。
彼女は、ある大学の教授に「どうすればこの問題を解決できるかアドバイスが欲しい」とメールを送りました。
翌日、その教授から長文の返信があり、「やりたいことを実現するために今後のやるべきこと」が明確になります。
これが何を意味するのかというと。
A)志望理由書で「ストリートチルドレン問題の解決に向けて◯◯が必要だと思うんです」と、主張する箇所が
B)「ストリートチルドレン問題の解決に向けて◯◯が必要だと思い、△△教授にアドバイスをいただきました。教授によると□□が課題。とのことでしたので実際に行ってみると、〜〜問題が新たに発見されました。つまり....」
と、かなりレベルの高い話を書くことができます。
AとBを見比べてみて、あなたならどちらの生徒を合格にするでしょうか。
間違いなく、Bですよね。なぜなら彼女は、行動して得た実績があるからなんです。
「人に話を聞く=行動=実績」になるということなんですね。
4.まとめ
今回は高校1.2年生向けに、「今の時期からこういうことをしていればAO入試で無双できるよ!」ということをお話してきました。
まとめると
①英語対策
②評定も頑張ろうね
③行動を開始しよう
この3つを高校1.2年生のうちからやっておくと、本当に強いです。
少しハイレベルな要求もしていますが、「全て」知る時期が早ければ実現可能なことばかりです。早め早めに行動をして、自身の将来の夢のために大学受験を勝ち取ってくださいね。
僕でよければいつでも相談に乗るので
TwitterのDMでもnoteのコメントでも、なんでもいいので連絡してきてください。
それでは最後まで読んでくださりありがとうございました。
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