Where we're going, we don't need Roads.
「今日までに書かないと4ヶ月連続投稿記録が途絶えますよ」とnoteさんがしきりに言うので、仕方なくパソコンを開くことにした。報告事もあったし。
本日、スタジオ部屋を完全に解体した。ということで我が家からクリエイティブの火が消えた。今この投稿は居間のちゃぶ台でノートパソコンを広げて、ポテトチップスをついばみながら書いている。
荷物は一切合切技術担当のトマトのおじさんの所有物であったので、今しがた我がトリトン号で輸送をしてきたところである。道中で作家氏の文具類をヤマト運輸にて発送してきた。
昨日から荷物をまとめ始めたので、数ヶ月かけて作り上げてきた私たちの遊び場は、わずか二日で姿を消したことになる。
話変わって、私はバック・トゥ・ザ・フューチャーという映画をこよなく愛しているのだが、作中に出てくるタイムマシンは日にちにしてわずか1日しか存在していない計算になる(詳しくはWikipediaによくまとまっています。)。
この辺のあっけなさが相まって、スタジオとタイムマシンを重ねてしまい、なんだかすっきりとしているところである。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの話ばかりで恐縮だが、「2」の中盤くらいでタイムマシンの生みの親が「こんな危険なものは破壊しなければならない」と言うシーンがある。
私にとってクリエイティブな環境というのは、危険なものになってしまった。繰り返される会社と自宅の往復、変わり映えの無い毎日。一方で募るテレビの向こう側の世界への憧れ、現状に対する焦燥感。
しかしながら転職活動を始めたとて、突きつけられる自分のツブシの効かなさ。
クリエイティブ?そんなものは破壊しなければならない。
私が一介の事務職として平穏に暮らしていくためには、そんなものは必要がないのだ。
荷物を届けた別れ際、なんとなく「これでもう会うこともないと思うが達者に暮らせよ」という言葉が口をついて出た。たぶん、今の私の本心はそういうことなんだろう。
特定の信仰は持っていないが、”たぶん神様的な、運命的な何かというものは存在していて、出会うべき人間とは出会うべきタイミングで出会うようになっている”という持論は持っている。そしてそう思わせてくれた人には伝えるようにしている。
おそらく件の二人にも伝えたような気がする。伝えてないなら、たぶん恥ずかしかったんだと思う。私が一緒にラジオをやっていた人は、私の人生においてそういう人たちだ。
なので、たぶんまた会うべき時が来たら会うことになると思う。彼らにもオカさんにも。
ということで気が向いたら何か書きに来ます。もしかしたら何か喋るかも知れないし、動画を作るかも知れません。
でもそれは今じゃないことだけは確実で。今の私にはしばらくもう一度今の自分を好きになる作業が必要なのです。
最後に「3」のラストの一節を。
「つまりだね、君の未来はまだ決まっていないということ。誰のでもそうだ。未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ。」
ということで、ちょっと頑張ってきます。またいつか。
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