
マンギスタウツアー最終日【3度目の世界一周#38】🇰🇿
2023年5月5日
今朝も曇っていますが、それも幻想的な感じで悪くないです。




朝食はうなぎパイ的なお菓子、昨日のサラダの残り、パン、紅茶という謎の組み合わせ。

朝食後、テントを撤収し出発です。


まずは再び台地に上がって、上からボスジラを見下ろすビューポイントに向かいます。


昨日のキャンプ地は、下の写真の真ん中に見える2つ並んだ岩山の向こう側の麓です。




このあたり一帯はウスチュルト国立保護区という自然保護地区となっています。
こんな素晴らしい大自然なのですが、地球の歩き方はもちろん、なぜかLonely Planetにも記載がありません。
地球の歩き方には、一昨日行けなかったトゥズバイル湖が小さいコラムで紹介されているだけ。
Lonely Planet Central Asiaの2018年版にはマンギスタウ地方に関して1ページ半ほどの記述がありますが、大半が地下モスクや古代の墓地の話で、「ボスジラ」という地名すら出てきません。
まあ大々的に宣伝されて、観光客が押し寄せて来るようなことになって欲しくはないので、今のままで構いませんが。


小さい貝殻の跡が残る石。
わかりにくいかな。
そしてやって来たのがボスジラを見下ろすビュースポット。
素晴らしい景色です。感無量。
これをずっとずっと見たかったんだよ。


Lunar Landscape と紹介されることがありますが、本当に地球の風景とは思えません。




遠くに白く見えるのは塩湖です。






1時間ほど絶景を楽しんだ後、ボスジラに別れを告げて次に向かいます。

ここは古代の狩猟場だった山。
今でも希少動物が見られるという話ですが、

いました!
写真の真ん中。
拡大します。

鹿のような動物が山を駆け下りていきました。
そして今回のツアー最後の目的地、ベケット・アタに到着。

ベケット・アタは18世紀頃にできた比較的新しい地下モスクですが、多い日は1000人以上も信者が訪れるという聖地です。

ただし、モスクまではこの道を20分以上下る必要があります。
デニスは「車で待っているよ」だって。


モスクはこの岩山の中腹に掘られています。
訪れる人が多いためか、外で待つ人がいます。
これまでと同じく、中で導師の方のお祈りを聞きました。

すべての行程が終わり、アクタウへと戻ります。

途中、道路の真ん中に滑走路が作られた道を走りました。
緊急時の軍用滑走路だそうです。

途中食事休憩をしながら、夕方アクタウに戻ってきました。
近郊の油田地帯。

3日間、二人旅をしたデニスと別れ、再びThree Dolphions Hotelにチェックイン。


列車内で食べそこねたカップラーメンと、マンギスタウで飲みそこねた赤ワインを飲んで寝ることにします。
