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エカテリンブルクデイ【3度目の世界一周#25】🇷🇺

2019年8月17日

泊まっているホテルは朝食付きです。
翌朝、1階のレストランへ行きましたが、他に客はひとりだけ。
並んでいる食べ物もイマイチでした。

部屋に戻りしばらくゆっくり過ごしてから、11時前にチェックアウトしました。

会計を済ませるとこんなものを渡されました。
滞在登録証明書で、出国時に必要となるかもしれないので保管するようにとのことです。
そう言えばイルクーツクのホテルではもらわなかったな。

ホテルに荷物を預けて街歩き開始です。
昨日は行かなかった、ホテルより南の方に行ってみます。

ビルの谷間にこんな木造の丸太組の建物があります。

民芸博物館?のようです。
これも木造ですね。
ここで西の方へと曲がります。

このあたりは歩道や植え込みもきちんとデザインされ整備されています。

さらに進むとイセチ川に突き当たりました。
このあたりは堰き止められた下流になるので川幅はだいぶ狭くなっていますが、そのぶん親水性が高く感じられます。

川沿いの遊歩道に降りてしばらく歩いていくと、こんな楽しくなるような建物?がありました。

残念ながら中には入れませんでしたが。

このあたりは本当によくデザインされています。

土手の上に上がり、市内中心部へ戻ります。

週末だからか、中心部はもの凄い人出です。

建築とデザイン博物館の前では、「健康と魂のためのコーヒーと麺」まで売っているそうです。

博物館に入ります。
エカテリンブルクの建築の変遷が模型で展示されていて、なかなか見応えがありました。

ロシア構成主義のコーナーには、ホテル・イセチとチェキスト村の模型の展示があります。

あっ!見忘れてたものがあった!


博物館を出ると、さらに人出が増しています。

市内の目抜き通りであるレーニン大通りは歩行者天国になっていました。

後で聞いたところによれば、この日はエカテリンブルクデイだったそう。
と言われても、それが何なのかよくわかりませんでしたが。

ロシア人に写真撮られました。
「エカテリンブルクデイを楽しむ日本人観光客」というタイトルで、翌日の新聞に載ったとか載らなかったとか(嘘

様々なイベントが実施されていました。
特設リングで開催されていたのは少年ボクシング大会。

柔道もやっていたようです。


昨日見忘れていたチェキスト村の一角にある州立郷土博物館に向かいます。

この螺旋階段が印象的です。これを見忘れていました。


一般的には最大の見所はこれです。
エカテリンブルク郊外で発見されたシギルの木像といって、なんと1万1千年前に作られたとされている、世界最古の木像です。
1万1千年も腐朽せず残っていたなんて、驚愕です。
木に刻まれた模様もはっきりわかります。

日本から来た、と学芸員(?)のおばあちゃんに告げると、やたら親切にしてくれて、
「これを写真に撮りなさい」と言われました。
なんと、魚の皮で作った服だそうです。
どうやって縫ったんだろう?

螺旋階段の窓から見えるホテル・イセチの姿もなかなか素敵です。


さて、博物館をひと通り見終えたところで、ホテルへ戻り荷物をピックアップします。
今夜の夜行列車でオムスクへ移動です。

トラムから見たエカテリンブルク駅。
列車を待つ人たち。

運行案内の掲示板の最上段に、カザン発アルマティ行きの列車の案内が載っていました。
ここからカザフスタン行きの国際列車も出ているんですね。
来年は、エカテリンブルクから旅を再開してもいいかな。

私の乗る列車はモスクワ発ウラン・ウデ行きです。

隣のトラックに停車中のこの明るいブルーの列車がアルマティ行きでした。
カザフスタン国鉄の紋章が入っています。

定刻通り私の乗る列車が入ってきました。
そろそろ今回の旅も終わりが近づいてきています。


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