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来年の旅を考える

2019年11月8日

3度目の世界一周をスタートさせた去年は、北京からスタートしてウランバートルまで。
今年はウランバートルからロシアへ入り、シベリア鉄道でオムスクまでたどり着きました。
来年はカザフスタンに行く予定。
いよいよ中央アジアに足を踏み入れることになります。

この先、キルギスにはイシククル湖、アルティンアラシャンといった大自然。

タジキスタンではパミールハイウェイ、ワハーン回廊といった標高3000mを超える道を走りながら、パミールの山々の絶景を眺めるのも楽しみです。

そしてウズベキスタンのサマルカンド、ヒヴァ、ブハラといった街のイスラム寺院を訪れることは、この旅を始めようとした動機のひとつです。

さらにトルクメニスタンの地獄の門。果たしてその頃までにビザの問題は解決しているでしょうか?

楽しみはどんどん広がります。

ん? で、カザフスタンは?

うっ!

よく考えてみると、イマイチそそられるものが無いかもしれない。

アスタナから名前が変わった新首都のヌルスルタン。
黒川紀章が国際コンペで勝ち取った都市計画ですが、黒川建築以外にも著名な建築家の建物もたくさんあるようで、ここはこれから良く調べてみようと思います。

これはノーマン・フォスター設計のバイテレク・タワー
KoneviによるPixabayからの画像

いずれにせよロシアからカザフに入ろうとすると、まずはヌルスルタンに行くことになると思います。

その次は、以前の首都だったアルマトイに向かうかな?
近郊にはコルサイ湖、チャリンキャニオンといった自然を満喫できそうな見どころもあるようです。

あとはカザフは美女の宝庫ということで、そこも見逃せません(笑

世界一美しいバレーボール選手と言われた12頭身のサビーナ選手

という冗談はさておき、これならキルギスまで行っちゃおうかな?と思ってしまいます。
アルマトイからキルギスの首都のビシュケクまでは車で3、4時間くらいのようですし。
ビシュケクから1泊で行けるくらいの場所にソンクル湖という絶景の湖もあるようですので、そのあたりまで足を伸ばせるかもしれません。


そもそもみんなカザフスタンでどこに行ってるんだろうかと、いろいろな人のブログを読み漁ってみました。

たまにテュルキスタンに行くという人がチラホラといます。
カザフで最初の世界遺産になったというホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟というイスラム教の霊廟がある場所らしい。
どちらかといえばウズベキスタンのタシケントからのほうが近いようで、カザフからウズベクに陸路で行く場合に寄っていく人が多いようです。

悪くはないんですが、わざわざアルマトイから往復するほど、心そそられるものにも思えんなあ。

と、そんな中、ある人のブログにマンギスタウという土地を訪れた話が載っていました。

マンギスタウ?

こんな場所です。

Wikimedia Commons

うおーーーっ! 
とても地球の風景とは思えません。
個人的には、メチャクチャそそられます!

場所はこちら。
なんとカスピ海側。

通常はこのアクタウという町から車をチャーターするなどして、キャンプをしながら見どころを回るようです。

調べてみるとこのマンギスタウの大地は、今から2億年前 (!)、地球がゴンドワナとローラシアという大陸に分かれていた時代、その間に存在したテチス海という古代の海の跡だそうで、太古の地球の姿が見られるという場所。

5月の連休の頃であれば、トゥズバイル湖という塩湖で鏡張りの絶景も見られるとか。

が、めちゃくちゃ遠いです。
アルマトイからカザフスタンを東西に横断して、鉄道で3泊4日かかります。

まじかよ、、、

でも行きたい。断然行きたくなってきた!

しかしアルマトイから往復するだけで8日もかかってしまいます。

片道は飛行機にするか?

あっさりと通過してしまうつもりだったカザフスタンですが、俄然日程が足りなくなってきました。
3週間とか休むのは厳しいよなあ。
どうしようかなあ。

マンギスタウに心を奪われて以来、どうすれば2週間程度の日程でカザフスタンを回れるのかをずっと考え続けています。
トゥズバイル塩湖は夏には水が干上がってしまい、鏡張りの景色が見られないようなので、ゴールデンウィークの連休に行くのが良さそうです。

ではまず日本からどこへ飛ぶか?

この前までは「またエカテリンブルクもいいなあ」などと考えていましたが、カザフまで遠いので却下。
となると、やっぱりオムスクか。

ロシアまでのフライトは今年使ったS7が便利そうです。
週1便ですが、成田-ノヴォシビルスクの直行便もあります。

ん⁈
ノヴォシビルスクからカザフスタンまでの鉄道って走ってないかな?
今年はノヴォシビルスクは通過してしまったので、どうせなら行ったことのない街を訪ねてみたいです。

シベリア鉄道のノヴォシビルスク駅

わかりにくそうなので、各都市の位置関係を。
1. エカテリンブルク
2. オムスク
3. ノヴォシビルスク
4. ヌルスルタン(アスタナ)
5. アルマトイ
6. マンギスタウ

調べてみるとありました!
ノヴォシビルスク発22時25分、2日後の午前2時にヌルスルタンに着く列車と、
ノヴォシビルスク発18時31分、2日後の午前8時にアルマトイ着という2本の列車を見つけました。

そうか、アルマトイ直行もありか。
帰国をヌルスルタンからにすれば、そこも見られるし。

ヌルスルタンから成田まではSCAT航空の直行便も週2便飛んでいるようです。

ということで、

東京 → ノヴォシビルスク → アルマトイ → マンギスタウ → ヌルスルタン → 東京

というルートでどうか?

マンギスタンへの行きか帰り(もしくは往復)は飛行機を使えば日程的にも収まりそう。
再来年はアルマトイから旅を再開してキルギスへ。

これなら一部飛行機を使ったとしても、陸路での大陸横断ルートは繋がります。
(どうでもいいことかもしれませんが、この旅唯一のマイルールです)

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