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ヤンゴンの街歩き(と言いますか、ほぼ車移動ですが)🇲🇲

2020年1月25日

マンダレーからヤンゴンへ移動した翌朝。
昨日いただいたロンジーを試着してみます。

うーん、結び目がうまく作れません。
ミャンマー人の男性はもっとカッコよく立派な感じに出来てるんだよなあ。
もっと練習が必要です。

朝の散歩にロンジーを着ていこうと思ったのですが、一説によるとこの結び目は男性のシンボルを表しているということで、これではちょっと恥ずかしいのでやめておきます。

今日はのんびりと動き出しましょうという予定。
11時にフロント集合なので、朝食を食べてからホテルの周辺を歩いてみます。

右がホテル。
通りを挟んで向かいに公園があるようです。
今日は土曜日のせいか、車の通りもまばらです。

しばらく歩くと公園の入口があったので入ってみます。

こんなツリーハウスのようなものと、木と木を結ぶ吊り橋?のようなものがありました。

朝のシュエダゴン・パゴダが美しいです。
緑に囲まれていて東南アジア感も溢れています。

パゴダの麓までたどり着きました。

このシュエダゴン・パゴダ。
2500年前に建てられたという伝説が残っているようですが、実際は6世紀から10世紀くらいの間の建立だそうです。
3人の菩薩の遺体の一部が納められているとかで、ミャンマーで最大の聖地と言われている寺院とのこと。

この巨大な狛犬(?)の下で靴を脱いで上がってみます。

金ピカの柱が建ち並ぶ廊下をあるいていくと、

エスカレーターの下にやってきました。
とりあえずこの辺りで朝の散歩は終わらせてホテルへ戻ることにします。


11時にフロントに集合。
昨日空港まで来てくれたドライバーさんの運転でヤンゴン市内へGOです。

まずはアウンサン・マーケット。
スー・チーの父ちゃんのアウンサン将軍の名前が由来だそうです。


最初に入ったメインの建物らしきところでは、翡翠を始めとする宝石やアクセサリーなどが多く売られています。

その建物を抜けた先にもマーケットは広がっています。

このあたりは布を売っている店が集まっていました。
エリアごとに同じものを売る店が固まっているようです。

欲しいと思っていたロンジーはおみやげで貰ってしまったので、実は買いたいものは特にありません。

2階に上がってみます。

仕立て屋さんが集まるエリアでした。
きっと先ほどの店で生地を買って、ここで服に仕立ててもらうんでしょうね。

子供の頃、近所の友達の家が縫製工場をやっていて、昔はこんな感じで若いお姉さんたちがミシンを掛けている姿をよく見ていたので、思わず懐かしくなってしまいました。
あの頃、私たちを可愛がってくれていたお姉さんたちは、今どうしてるんだろうか。もうすっかりおばあちゃんなんだろうなあ。

マーケットの反対にはこんな近代的な建物も建っています。

その並びにはこんなカオスのような路地も。
一人旅だったら間違いなく入っていくんだけどなあ。


マーケットの外れに跨線橋のような階段があったので上ってみました。

橋の上には庶民向けの露店が店を広げています。

さて、次へ移動します。


どーん!

といきなり来ました。
というか、最初はあまりにデカすぎてその存在に気が付かなかったよ。

チャウタッジー・パゴダです。
この色白の巨大な涅槃仏様ですが、なんかテカテカしていてなまめかしいです。


足の裏には108個の涅槃図が書かれています。

噂には聞いていましたが、ミャンマーにはこういうオッサンの聖人?がいるんです。
実際目にすると、不思議な感じです。
頭に○ンコ載せてるようにしか見えません。


午後もだいぶ過ぎてからランチです。

ヤンゴン市内のど真ん中にあるインヤー湖に面したタイ料理の店です。
街中にこんな湖があるなんていいなー、などと思っていたら、コレがヤンゴン市内の交通渋滞の原因の1つだというのがTさんの話です。
もともとイギリスの植民地時代に作られた人造湖だそうで、道路や鉄道の開発をしている人からは邪魔者扱いされていて、恨まれているそうです。


食後に再出発。

ヤンゴンの下町を通り抜けると、

着きました。今朝、ちょっとだけ行ってみたシュエダゴン・パゴダです。
朝行ったところとは、別の入口のようです。

露店が立ち並ぶ参道?を歩き、

入り口までやってきました。
ここにも巨大狛犬が鎮座されております。

振り返ると、なんともいい雰囲気。
今度はひとりでのんびり来たいなあ。

さて中に入ります。
ここからが本当の参道かな?

両側にいろんな店が並ぶ階段を上っていきます。

仏像屋さんの店先には、おっさん聖人の像が。
こんなデカいおっさん持って帰れないし、手のひらサイズの物があれば買ったんだけどなあ。

階段を上りきったところで入場料1万チャットを払います。
ミャンマー人は無料のようです。

外国人はマスクを渡されました。
この日は1月25日で、そこまでコロナのことは騒がれていませんでしたが、ミャンマー政府はそれなりに対応してるようです。
中国と国境を接していますからね。

マンダレー空港にも中国からの直行便がたくさん飛んできていて(武漢発の便も)、ちょっと緊張しました。

この中央にある高さ100mの黄金に輝くストゥーパの周りに、たくさんの小さな仏塔や廟のようなものが林立しています。

紀元前585年、モン族の兄弟が商用でインドを訪れた際に、仏陀から直接8本の聖髪を授けられました。
それを持ち帰りモン族の王様に捧げたところ、王様は聖髪をこの丘の上に置き、そこに仏塔を建てたのが始まりと言われているそうです。

子供の尼僧さんでしょうか、みんなで熱心に祈りを捧げています。
一般のミャンマー人もたくさんお祈りされていて、ミャンマー人の信仰心の篤さを感じられます。

電飾ピカピカの涅槃仏
誰?

いい感じで日が暮れてきました。


日が暮れた空に輝くパゴダも素敵です。

ミャンマーで伝統的に使われている八曜日という暦があり、自分が生まれた曜日により守護動物などが決まっているとか。
写真の奥にいる人達は自分の曜日の守護動物の像に水を掛けているところです。
年の数だけ水を掛けるのがお参りの方法だそうです。

最後にライトアップされたシュエダゴン・パゴダを見て、いよいよ日本に帰ります。

このときはまさかコロナがこんなに世界を巻き込む大騒動になるとは思っていなかったよ。

自分の今後の旅の予定も、大きく狂うことになってしまいます。


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