息子が2歳になりました~発達遅延について~
こんにちは。
暑い暑い夏が終わり、秋になりましたね。
秋ということは、息子の誕生日。
2年前の10月中旬、予定日を6日も過ぎてようやく生まれてきてくれた息子。
私は夏が好きなんですが、
息子の出産を経て、
秋という季節が自分にとってとても大切な忘れられない思い出の背景になり、
待ち遠しく感じる大好きな季節になりました。
誕生日は平日で、
平日は私は仕事をしていて息子も保育園に通っているのですが、
仕事の都合がつきそうだったので当日はお休みをとり、
多忙な夫も奇跡的に休みをとれたので家族3人でお出かけしました。
めちゃくちゃ特別なことをしたというわけでないですが、
水族館へ行って、トーマスのプレイランドで遊んで、ケーキを受け取りに行って、
家でプレゼントを広げて、ご飯を食べて、翌日また仕事と保育園だから早寝して。
ちなみにプレゼントは、
トミカとプラレールを同時に走らせることができる「カンカン踏切セット」を買いました。
三度の飯よりトミカが好きな息子なので、大興奮でした。
2歳。
なんて早かった2年だろう、と思うと同時に、
息子が生まれてからの写真を見ているとたくさんの思い出があって、
確かに生まれたのはもう随分と前のことのようにも感じる。
出産のこと、お宮参りのこと、産休中に母子二人で日中お散歩したりお昼寝したこと、
あれからかなりの時間が経ったのも確かだな、とも思う。
そして去年はちょうど1歳を迎えてから保育園入園が決まって
11月に入園と復職をしたので、
私が仕事復帰してからもう1年も経ったらしい。
冬の始まりと同時に復帰したから、
朝夕の保育園の送迎の自転車が寒くて寒くて、
親子二人で風邪を引きまくり、鼻水垂らしながら頑張って自転車乗ってたなあ。
0歳から1歳までの1年とっても早かったけど、
1歳から2歳までの1年はもっと早かった。
「2歳の子供がいるママ」なんて、先のまた先のことみたいに思ってたのにな。
こうやって子供はあっという間に大きくなっていくんだなと実感して、
毎日を大切にしているつもりだけど、
もっともっと大切にしたいなあと思ったのでした。
息子の発達について
さて、超絶マイペースな我が家の息子。
慎重で、怖がりで、とにかく車が大好きな息子。
好奇心旺盛!というよりかは、
まず先に「新しいもの怖い」という気持ちが勝る慎重派な息子。
運動機能の発達がべらぼうに遅くて、
寝返り7か月
ずり這い10か月
お座り11か月
ハイハイ1歳1か月
つかまり立ち1歳5か月
ときて、
つかまり立ちまで来たところで保育園の転園があったので、
環境の変化に慣れるまでメンタルが不安定で発達がストップし、
転園して3か月ぐらい経った頃から慣れてまた少しずつ発達が進歩していき、
1歳11か月になった9月、ようやくひとり歩きが出来るように!
長かったーー
心配というより、抱っこ時代が長すぎてきつかった…!笑
もちろん発達が遅いことで祖父母を中心にたくさん心配されたし、
私と夫も心配したし、いつも健診で引っかかってしまうので
0歳10か月の頃ぐらいから、
神経小児の先生のところへ通ったり発達支援センターへ相談に行ったりもたくさんした。
だけど、結論はいつも「様子見」で、
・現時点で明らかな自閉や障害の傾向があるように見えない
・ただ発達がマイペースなだけのように見える
・今の年齢で何か検査をしても断定できるものが無い
などの見解で、
「とりあえずまた3か月後に様子見せに来てください」
という感じで過ぎていた。
私は、子供に関わる仕事でもないので子供の知識が無いし、
特にママ友もいないので(笑)、同じ年齢の子供を比較して見る機会が無い。
だから、良くも悪くも息子と他の子供を比較する機会が少なかった。
だから、息子なりのゆっくりなスピードでも、着実に進んでいるのは分かっていたし、
個性と病気の境目が私には分からないけど、
分からないからこそ、「息子の良いところを伸ばしてあげればそれで良いのでは」と楽観的だった。
だって息子を見ていて、「歩いてみたい」というやる気を一切感じられなかったから。笑
保育園へお迎えに行って、他のお友達を見て「げげ!もう喋ってるしジャンプしてるやん!」と驚くことはあったけど。笑
「保育園へ行ったらお友達に刺激されて歩くようになるよ」
なんて周りによく言われたりもしたけど、
保育園へ通い出しても全くそんな素振りはなく、
1歳児クラスのお友達、他20人が歩いていても自分だけ座って遊んでいるマイペースぶり。笑
お友達が走っているのを高速ハイハイで追い掛ける息子。
なんなら0歳児クラスの年下の子が歩いている横でも焦らない息子。笑
(人と比べて焦らないなんて、素晴らしい精神力の持ち主や!と感動さえ覚える)
離乳食も全く食べず1歳2か月まで母乳オンリーで過ごした息子だもの。
兄弟も従妹もいない、大人に囲まれていつもチヤホヤされていて、
なおかつ性格も慎重で、新しいことへの好奇心よりも「怖い」が勝る息子だもの。
親が焦って、その焦った分だけ比例して子供が出来ることが増えるならそれでもいいと思うけど、
きっとそうではないだろうから。
自分の中で「歩いたら楽しそう」っていう憧れとか、やってみたい気持ちが大事だろうと思っていました。
夫も意見は同じで、
病院や発達支援などの専門機関への相談は継続しつつ、
親が家で遊びながら協力できることは勿論するけれども
基本的には焦らず息子の「できること」に目を向けてたくさん褒めてあげようという方針で過ごしていました。
もちろん、たまにネガティブになって「私の育て方が悪いのかな…」と落ち込みそうになることは定期的にありますけどね。
ちなみに、運動発達は平均より1年ぐらい遅いと思うんだけど、
知的発達も多分平均より半年ぐらい遅くて、
発語もまだ「バス」とか「ブーブ」とか単語だけで二語文は出てないっていう感じです。
でもウソ泣きみたいなこともするから知恵はついてんだろーなと思ったり。笑
保育園の先生にも、
「うちの子だけ周りの子と比較して明らかに問題あるとか、ありますか?」と聞いていたけど
「息子くんなりにどんどん出来ることが増えているし、何も問題ない」と言ってもらっていたので、
同い年の子を一度に比較して見ることが出来る保育士さんが言うならいいのかな、と思ってた。
(先生が気遣って本音で話してくれていたと信じている笑)
保育園の先生から
「明らかに息子くんだけおかしい」的なことを言われたら、
さすがに何か病気を疑った方がいいのかなあと思っていたのだけど。
そんなこんなで
「もしかしたら何か病気や障害が隠れてるかもしれないけど、とりあえず現状は様子見」みたいな感じで、
あくまで「心の安定を大切にする」ことを我が家では優先してずっと過ごしていた。
で、そうこうしていた中で、
神経小児の先生から、隣の区の発達医療センターを紹介された。
そこは心身に障害のある子を専門に見てくれる大きな施設だから、療育を紹介してもらえたり、もっと別の情報が得られるかもよと。
今、発達障害の相談が本当に多いことから、
そこの施設の初診もなかなか予約が取れなかったのだけど、
なんとか10月頭にようやく初診がとれたので行くことにしていた。
で、何を察したか、その初診の1週間前に急にひとり歩きを始めた息子。
母の感想「やっぱりな!」でした。笑
いつも、ギリギリの「本当にもういよいよやばいかもよ」というタイミングの直前に次のステップを上る息子。
でもまあとりあえず初診は取れたので、児童精神科の先生に診察してもらった。
健診のように「これは出来る?」「これはどう?」などの問診を受けて、
出来ることもあればまだ出来ないこともあって、
・最近ようやく歩き出したこと
・お座りも遅かったし体幹が弱いのではと思っていること
・家や保育園での様子
・性格
など私から気になることなど含めて共有して、
やっぱり先生からは現時点での病気や障害を疑うという結論は無くて、
・自力で歩けるようになったのでリハビリの通院は必要ないこと
・ただ、足首の力が弱いのでインソール治療は受けてもいいかも
とのことで、
同じ施設内の形成外科を紹介していただいた。
後日その形成外科で足を見てもらい、
必要であればオーダーメイドのインソールを作って歩行のサポートをしましょうと。
形成外科の受診は来月末なので、今はとりあえず待ちの状態。
長くなりましたがそれが今の息子の状態です。
足首の力が弱かったり、歩くまではつま先立ちが多かったりしたので、
「感覚過敏」と言われて、
「感覚過敏」と「社会性の欠如」があると何らかの障害を疑っていて、
「感覚過敏」が無くても「社会性の欠如」があるとそれも何らかの障害を疑っていて、
「社会性の欠如」は無いけど「感覚過敏だけある」というのは今のところ病名が無い、と言われて
うちの息子は今のところ「社会性の欠如」は見られないので、
じゃあ…ただ発達が遅いだけの子供ってこと?
って感じで今のところなりました。
まあ、あくまで「今のとこは」っていう結論でしかないのだけど。
私は本当に子供に関する知識とか全く無くて、「息子の母親である」ということしかないから、
分からないことがあまりにも多い分野なんだけど、
分からないからこそあまり悲観し過ぎてもいなくて(知らないからね)、
とりあえず、悲観しようが楽観しようが事実は変わらないだろうから
じゃあ毎日なるべく楽しく、心が安定して過ごせて、息子の好きなものをとことん応援してあげたらいっか、と思っています。
だって世界一可愛い我が子だってことは変わりようのない事実だからね。
来月また2歳健診があるから何か言われそうだな。。。。
まあでも!とにかく2歳おめでとう。
あなたが無事に生まれてきてくれて、こうして笑顔で2歳を迎えられて本当に幸せで、
この幸せが続くように努力します。
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