【名盤探訪004】Autobahn / kraftwerk(1975)
『Autobahn』はKraftwrekのアルバム。
アルバムの特徴
電子音楽をポピュラー音楽の中で浸透させた一枚として名高いですが、「彗星を見に行く」というバックグラウンドのテーマもあり、ポップスさもあれば不穏感な感じもあり、アルバムとしては非常に聞き応えのある一枚です。
たぶんに漏れずほかにもレビューがあります。
全曲解説
Autobahn
以前レビューを書いたのでそちらをご参照。
エポックメイクだのなんだのいろいろ書いていますが、電子音楽で流行したのが一番大きいのとやっぱりサビが歌いやすいです。ただし23分もあるので、まったりで23分いけるか、ってところが大きいかもですね。
Kometenmelodie1
大彗星が近づいてくるという1曲なので、どちらかというとSEに近い1曲ですね。
Kometenmelodie2
1に比べてかなりポップな感じですね。高揚感を指し示しているかのようです。上の映像を見るとわかりますがKraftwerkの根拠がここにあるようです。
Mitternacht
「深夜そして姿なき足跡」という邦題ですがシンプルに夜な夜な歩いているシーンを描いているのでしょう。この曲が後ろからついてきたらかなり怖いですね。
Morgenspaziergang
鳥のさえずりをシンセサイザーで再現し、メインメロディーをフルートで再現した名曲ですね。このアルバムはこの楽曲が最後になければ、名盤足りえなかったかなと思うくらいです。現代音楽、ポピュラー音楽のぶつかり合いだと思っています。
現在リマスター版が発売されているので、欲しい方は上記のバージョンを購入すると良いでしょう。
実はまったりアルバムですよ?
Kraftwerkというとなんか硬派なイメージがありますが、ラルフの人柄というかこのアルバムはまったりしたイメージがあります。実はとても聞きやすい一枚なのでぜひ聴いてみてください。
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