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【ロンドン】ロケ地巡りで知らない街を訪ねる楽しみ
いつからか、映画やドラマのロケ地巡りが旅の目的の一つになりました。
ロケ地巡りツアーなんかもあったりしますが、それじゃもったいない!!
お金ももちろんですが、ロケ地巡りの一番の良さは行った事がないところに行ける事。なのに、それを誰かに手伝ってもらって、バスに乗せられ、連れて行かれて、「はい、これです、見てください」と言われても全然楽しくないし、ホントにもったいない!
行き方を調べたり、道に迷ったり、思いがけないことが起きたりして、やっと現地にたどり着くのが本当の楽しみです。これは、ある種の冒険、クエストなんですよね。
今や、ロケ地そのものに行くことよりも、行った事ないところに行きたくて、ロケ地巡りをすることすらあります。
ロケ地は観光地にあることもあって、その場合は観光も兼ねられるので悪くはないのですが、たどり着く難易度がぐっと下がるのでやや面白味に欠けます。
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『ノッティングヒルの恋人』のNotting hill Bookshopもそんな場所の一つですが、映画が公開されて20年以上経っているので、ロケ地巡りをしている人も少ないです。そして、建物の前で写真を撮っている人はいても、店内まで入る人は少なかったです。
*ちなみに、映画で実際に使われた本屋さんはここではなく、近くにあるおみやげ屋さんです。
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このかわいいピンクの家は『ラブアクチュアリー』のジュリエットとピーターの家で、やはりノッティングヒルにあるのですが、かわいいお家が立ち並んでいる一角で、ここがロケ地でなくても行く価値があると思います。
実際、私が行った時はイタリア人観光客が数人歩いていて、この家の前で「ベッラカーサ!」(美しい家)と言って写真を撮っていました。
ノッティングヒルに行くことがあっても、ここの前を偶然通りかかることは少ないでしょう。こんな時は、ロケ地を探したおかげで、ちょっと得した気分になれます。
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『アバウトタイム』に何度も登場する地下鉄駅は、映画に駅名が出てくるのですぐに見つけられました。
こちらも映画公開から10年が経ち、駅で「ここなんだー!」と感動に打ち震えているのは私ぐらいなもの。でも、本当にティムとメアリーが歩いてきそうだし、頭の中では "How long will I love you" が流れて来て興奮が止まりませんでした!ここでは地下鉄が到着する時以外は人がほとどいなかったので、じっくりと時間をかけて楽しむことができました。
そして、その駅からは同じく『アバウトタイム』に出てくる別のロケ地が近そうでした。近いと言っても徒歩30分なので、なんとなく怪しい一角を通って不安になったり、完全な住宅街で逆にこちらが怪しまれるのではと心配しながらやっと発見!
こちらは、ティムが居候する劇作家ハリーの家です。
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ロケ地は不便な場所にあることも結構あります。たどり着いたとて、ここはカフェでもないので建物を見て、写真を撮ったらまた出発です!
次の目的地『アバウトタイム』のメアリーのアパートへはバスで移動しました。
バスを降りて、歩いて行く途中には運河があり、そこには素敵なレストランも!こんな発見も嬉しいものです。
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そして、たどり着いたメアリーのアパート。
このカフェの2階です。ピンクのドアから入って行きたい!
嬉しくて写真を撮りまくっているのを近くにいたおじさんが不思議そうに見ていました。
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この記事のタイトル写真は『アバウトタイム』の暗闇レストランなのですが、この近くは良さそうなお店もたくさんあり、パブで休憩することができました。
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ロケ地巡りのおかげで、新しい発見もあるし、何より達成感が病みつきになります!
これからも、未知なる場所を探しに行ってみたいと思います。