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[入門編]sora tob sakanaの名曲5選
みなさんは「sora tob sakana」をご存知でしょうか?
sora tob sakanaは、アイドル界では他に類を見ない音楽性から高い人気を誇るも、今年9月に惜しまれつつ解散したアイドルグループです。
今回は彼女たちの曲でも入門編と言える5曲をご紹介していきます。
■sora tob sakanaとは
sora tob sakana(通称「オサカナ」)は2014年に結成された4人組(解散時は3人)アイドルグループです。
また、プロデューサーの照井順政さんはハイスイノナサやsiraphのギター兼作曲者としても知られており、ハイスイノナサの楽曲に見られるポストロック的な変拍子や転拍子、複雑なメロディーラインやアクセントがオサカナの楽曲にもふんだんに盛り込まれています。
■1.New Stranger
「New Stranger」はメジャー1stシングルの表題曲であり、オサカナにとって初めてのタイアップ曲でもあります。
アニメ「ハイスコアガール」のOPとしても知られるこの曲はイントロのギターリフが印象的で、アレンジや歌詞にはアニメのテーマでもある「ゲーム」の要素が豊富に散りばめられています。
加えて、オサカナの公式YouTubeチャンネルでは断トツの再生数を誇り、アニメファン・アイドルファン共に愛されていることが伺えます。
■2.夜空を全部
こちらはグループとして初のシングルの表題曲で、アルバム「sora tob sakana」にも収録されている1曲。
J-POPらしい構成、間奏から落ちサビ・大サビにかけての盛り上がりなどから、ライブでもいわゆる「沸き曲」として定番となっています。
特に鍵盤とドラムによる夜空を駆けてゆくかのような疾走感が心地良いです。
■3.広告の街
オサカナが地上波で紹介されるとき、大抵この曲が併せて取り上げられます。
何故ならこの曲に「オサカナらしさ」が集約されているからです。
このインスト動画からもわかるように、歌い出しから拍をとることさえままならないような難曲です。それを10代の女の子たちが歌って、あろうことか振り付けまで入れているアンバランスさ。
これこそが、数あるアイドルグループの中でもオサカナを唯一無二たらしめていた「オサカナらしさ」の所以であり、彼女たちの武器でした。
■4.ささやかな祝祭
一方で、こんなポップでキュートな曲も歌える振り幅はアイドル故の強みでしょう。
メジャー2ndシングル表題曲であり照井さん自身が「歪な嘘っぱちジャズ」と評したファンタジー感あふれる一曲。アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」のED曲に起用されていました。
曲だけでなく、ワンカットで撮影されたMVも他とは違う楽しげな空気感となっています。
■5.Lighthouse
メジャーEP「alight ep」収録のLighthouseは、ライブではよく終盤に披露されます。
キラキラしたピアノアレンジ、素朴な歌声、サビのユニゾン、アウトロのギターリフ。あらゆる要素が重なった、映画のエンドロールのような曲です。
■おわりに
初めてオサカナを聴く方に向けて、「オサカナらしい」5曲を厳選してご紹介しました。気に入った曲はありましたか?
これを機に他の曲も聴いていただければ幸いです。
次回は個人的にオススメな曲をご紹介できればなと思います。
ご精読ありがとうございました。